『ブータン館 BHUTAN-KHANG』 トップページへ  

メール配信ブータン情報「Bニュース」

2006年「Bニュース」格納庫

HPニュース欄と重複しない(Bニュースのみとして配信した)ニュースを格納

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(12/4):爆弾事件

ティンプーから刻々と届いた情報をそのままお送りします。 メディア第一報はブータンタイムスだったそうですが、現在はクエンセルのHPにも現場写真などもでているそうです。

情報をくださった方々からは、「ブータンってこういうリスクもしょっている国なのです。特に陸路入出国でのブータン旅行をお考えの方はご注意ください」とのコメントがついていたことを、あわせてお知らせします。

シャングリラと爆弾・・・・・・・山本けいこ

---------------------------------------

(1)土曜日のブータン時間12時2分に発信してます。ジャイゴンからの電話で知りました。 未確認情報です。

プンツォリンにて爆弾が爆発、現在、交通機関など停止状態になっているとの一報が、ジャイゴン(インド側)から入りました。国境も(一時的な処置でしょうが)閉鎖になっているそうです。確認を取ろうとしたのですが、在ティンプーのメディアはまだどこも把握していません。うーん、毎年冬の移動シーズンを狙いますね。なるべく効果的に被害を出したいというところでしょうか。

 

(2)プンツォリンのホテルからの情報。

場所はDruk Hotelよりやや山側のビル。4〜5名巻き込まれ、一人は重態もしくは死亡。現在の国境通過は制限がある模様。ブータン人はインド側へ出国不可、インド人入国不可など。冬は陸路利用の日本人学生さん旅行者が増えるのですが、困ったことです。

 

(3)爆弾事件の続報です。

2日午前6時過ぎ、プンツォリンのシネマホール近くの側溝を清掃中のインド人労働者が銃器のようなものを発見。動かしたところ爆発。4名爆発に巻き込まれ、うち2名が死亡。JICAブータン事務所は関係者のプンツォリン行き(通過)を禁止。インド側への出国離任を含め一時、中止という方針。プンツォリ ン隊員はティンプーへ一時、退去の予定。国境は依然、閉鎖中。今年9月末にも、プンツォリンゲート側とパサカ工場群にて爆発物が発見されている。

 

(4)国境はいちおうOPENしましたが、限定つきだそうです。バスも通常運行に戻っております。チェックは厳しいらしいけど。きのどくですね、清掃員の人たち出稼ぎで掃除に来ていて爆弾で怪我したり死ななくてはいけないなんて。ブータン人も一人巻き込まれて怪我しているようです。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(12/3): OCAの小谷委員長 映画情報

ドーハ・アジア大会が始まりました。午前3時少し前(日本時間)にブータン選手団も民族衣装で元気に行進していましたが、どの程度競技状況が報道されるか・・・・?

スポーツ関係ニュースと、旧聞ではありますが映画情報をお届けします。

--------------------------------------

(1) 用具提供で格差是正を OCAの小谷委員長 http://sports.nikkei.co.jp/flash_k.cfm?news_id=88174

【ドーハ30日共同】アジア・オリンピック評議会(OCA)選手委員会の小谷実可子委員長が30日、ドーハ・アジア大会の選手村で、発展途上国の選手にスポーツ用品を提供して支援する「ブリッジング・ザ・ギャップ(格差を埋める)」プロジェクトの贈呈式を行った。

 用具不足のために成績を伸ばせない選手を少しでも支えようと、小谷委員長の発案で昨年発足した。第1回の今回はカンボジアやミャンマー、ラオスなど12カ国の12選手にバッグやシューズなどを贈る。同委員長は「少しの援助だが、より高い目標に到達してほしい。将来の成績向上につなげてほしい」と期待した。

 OCAはこれまで、大会後に使用済みのウエアなどを配布する活動を行ってきたが、今回は新品の用具を供給する。小谷委員長から目録を渡されたブータンのアーチェリー女子、テンジン・ラモは「用具が足りないので大変感謝している」と話した。

--------------------------------------------------

(2)やや旧聞ですが・・・・アヒルと鴨のコインロッカー 映画試写レポート

 去る7月11日に五反田のIMAGICA映像センターにて、映画『アヒルと鴨のコインロッカー』の試写会が行なわれました。オール仙台ロケ、映像化不可能とも言われた作品ということもあり、試写室もほぼ満室。会場には監督の中村義洋さんをはじめ、濱田岳さん、松田龍平さんなどの出演者やスタッフが数多く訪れました。

 ボブ・ディランの名曲「風に吹かれて」の歌声にのって幕を開けた映画『アヒルと鴨のコインロッカー』、小説の世界観そのままにストーリーは進行していきます。そして迎える意外な展開と結末。ミステリ映画としても青春映画としても、非常に楽しめる作品となっています。ボブ・ディランの楽曲は、映画・TVを問わず、その原盤使用が極めて難しいそうですが、映画『アヒルと鴨のコインロッカー』では、この作品の内容にボブ・ディラン側の共感を得て、オリジナル音源の使用が特別に認められたとのこと。作中で“神の声”と称される、ボブ・ディランの歌声もお楽しみいただけます。

 仙台から駆けつけた伊坂幸太郎先生も、熱心に映像に見入られた様子。時折笑顔を見せながら楽しんでいました。試写終了後の関係各社およびスタッフを交えてのパーティでも、「非常に楽しめました。映画を観たそれぞれの人にとって大事な作品になったのでは」と絶賛され、公開が待たれます。   (以上出版元HPより)

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(11/30):4件

(1)ブータン皇太子効果、園芸博入場者が過去最高 2006/11/26 (13:35)|  http://www.newsclip.be/news/20061126_008009.html

(2)ブータン皇太子にタイのRangsit大学が25日名誉博士号の学位を授与しました(BBS) 

    http://www.bbs.com.bt/Trongsa%20Penlop%20to%20receive%20honorary%20doctorate.html

(3)月刊誌「ソトコト」11月号に以下のインタビュー記事掲載 http://www.lifestyle-forum.org/content/view/216/66/

   この人に聞く ジグメ ドゥッパ さん/ Jigme Drukpa (ブータン、音楽人類学者)  2006年 10月 13日

(4)総合研究大学院大学の学生のブータン出張報告  http://www.initiative.soken.ac.jp/5jigyo/seika-repo/repo-kudou2.html 工藤紗貴子(日本歴史研究専攻)

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------

(11/23):3件

(1)先日のTV番組「一輪車でブータン横断」のルンチーからタシヤンチへのルートについての情報です。ルンチーへツェチュを見に行った時に「ここからタシヤンチへの古道は厳しいルート」と聞いていましたが、まさかその道を一輪車でとは!!!!

これはロードンラトレックです。実はひそかな人気。「古の道」だそうで、国道ができるまではルンチー/タシヤンチーの大動脈だったのだとのこと。

ただ、ルートが厳しいので「ギャルポ(王様)も歩かなければならない道」=「皆平等の道」というあだ名があるくらいなんだそうです。乗馬ではどうしても抜けることのできない場所があるのだそうで。無理に乗ると、馬がこけるらしい。

隊列を襲う熊さんでも有名らしいです。昨年秋にウゲンチョリン付近をトレック中の西洋人男性が熊に追いかけられて、荷物からサングラス、ステッキ、帽子、加えてポケットの中身、ついにはシャツからズボンまでぬいで、パンツ一枚で命からがら逃げ帰り、国道でキャッチした車でそのままチャムカルのバーに飛び込んだとか。

熊って好奇心が強いので荷物を投げるといちいち検査するので、時間がかせげるんですって。うーん、でもシャツまではわかるけど、下を脱ぐ暇はなかったと思うけど。

このへん「尾ひれ」ですね。

(2)新しい紙幣(1,5,20,500ニュルタム)が11月20日発行されました。紙幣の材質はコットンで、偽造防止の透かしが入っていると、あります。

http://www.bbs.com.bt/RMA%20release%20currency%20notes.html

(3)http://www.bangkokshuho.com/news.asp?articleid=751 ブータン皇太子来タイ、警察は女性ファンの動向警戒 【社会】 11/21

チェンマイ県で開催中の国際園芸博を11月24日、ブータン皇太子がご視察されるため、当日は500人の警察官が警備に当たることになった。

ブータンのジグメ皇太子は今年6月、プミポン国王陛下ご即位60周年を慶祝する式典にブータン国王の名代としてご参列。その甘いマスクと礼儀正しさ、上品さがタイ人女性を魅了した。また、祝賀式典後にタイの私立大学が行った人気投票では、第1位に輝いている。

この皇太子人気の高まりを受け、ブータンという国に興味を持ちインターネットで検索するタイ人が急増。テレビでもブータン特集が放映されるようになるなど、タイ人観光客が今後増加するものとみられている。

皇太子のご視察される24日の入場券約4万5000枚ははすでに完売。さらに、皇太子を一目見ようという入場券を持たない市民で、会場周辺はかなりの混雑となることが予想されるため、チェンマイ警察では、女性ファンを制止するため、女性警官を多数投入する予定だ。

オックスフォード大学(英国)のほか、米国、インドに留学経験を持つ皇太子は、08年、王位に就くことになっている。

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(11/13):『クロスロード』

青年海外協力隊機関誌『クロスロード 12月号』に「ブータン流の再開発は、急がず、焦らず」と題して、SV(シニアボランティア)山須富士雄さんの対談記事が3ページにわたって掲載されています。ご希望の方にはお送りしますので、添付ファイルご希望の方はアドレスを、ファックスご希望の方は電話番号を、郵送の方はご住所とお名前を、お知らせ下さい。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

転送不可

今回のマオンパニュースについて、筆者である片山理絵さんから、「あまりに個人的な怒りなので・・・ブータンを好きな方々に・・・・」と、配信、HPへの掲載などの判断を一任する、というコメントがついていました.拝読して、私も感じているブータンの一面を表していることなので(創造性という観点)、体験に基づいた貴重な情報であると山本個人が判断しましたので、「Bニュース」として配信します。

なお『ブータン館』への掲載は致しません。 山本けいこ

================================

「デザイナーとテイラーの違い」Nov.17th, 2006

以前にも書いたが、私達のプログラムは伝統工芸学校の一角を、学校の好意により使用させてもらっている。ここには多くのガイドが旅行者を伴って見学に来る。一口にガイドと言っても、はっきり言ってピンキリで、私の観察ではこの当たり外れはかなり大きい。機会があれば、これについても私なりの意見を書きたいと思うが、今日はどうしても我慢出来ない出来事があったので、ミクシィにこの怒りを書く事にした!

うちの師匠は、デザイナーとテイラーの違いを強調している。「現存する程度のテイラー(仕立屋)で満足するなら、このプログラムに参加する必要ないので、今すぐ教室から出て行って下さい。」これが初日の彼女のスピーチだった。

「自分でデザインをし、それを仕立てる」というのが私達が目指しているものであり、そしてその作品をお客様に受け入れてもらい、満足して頂く。ここまでのレベルに達するまでにどのくらい時間がかかるものなのか全く分からないが、取り敢えず地道に努力を重ね、少しずつでも目標に近づける様に、私達なりに毎日やっているのである。

しかし、、、しかし、、、このデザイナーとテイラーの違いを旅行者を連れて来る多くのガイドには全く興味が無い問題なのである。私達の教室に見学に来る多くの旅行者が「伝統織物を使い洋服を作る」というこのブータンでの新しい試みに関心を示してくれ、中には私達の作品を購入して下さったり、注文して下さったりする方もいる。熱心なファンになると、海外発注まで希望して下さる。こういうお客様は、私達にとってとても有り難い存在である。プロジェクトの予算も増えるし、作品を仕上げた生徒にも仕立賃が入る事で、彼ら彼女らのやる気の向上にも繋がる。

今日もアメリカからの団体さんが私達の教室に見学に来られ、私達の作品をとても気に入って下さり、何着も購入して下さった。アイロンがけをしていた私の後ろにたまたまそのグループのガイドが立っていて、「もう少しここで買物しても良い?」という一人の女性に、「他の店でも買物出来ますよ。今から行きますから。」と急き立てている。明日彼らはブータンを発つと話しているので、「最後の買物にお土産屋に連れて行きたいんだな〜。」と私は思いながら、その会話を聞いていた。(補足:ブータンの多くのガイドは、旅行者をお土産屋に連れて行き、その旅行者がその店で買物をすると、店から歩合がもらえます。)

そのグループの何人かは、アメリカまでオーダーメイドの発注を希望し、寸法を測る事となった。そこでさっきとは違う女性がガイドに、「オーダーメイドをしてもらうから、もう少し待って。」と言うと、そのガイドは馬鹿にした様に、皮肉たっぷりに笑った。そこで私はキレた。

「何が可笑しいの?」とアイロンを持ったまま彼に尋ねた。「君を笑ったんじゃない。うちのお客を笑ったんだ。君の問題じゃないだろ。」と臆面も無く、その女性の前で怒った様に彼は私に言った。「あなたのお客がうちの作品を気に入ってくれて、オーダーメイドしている事の何が可笑しいの。」と私もかなり感情的に言った。「何なんだ、君は。君の問題なのか。」

この人は全く問題の本質を理解していない。ブータンの文化を海外から来た人に紹介するガイドでありながら、自分のコミッションの為に次に行くショップの事しか考えていない。「あなたが笑った事は、私達の作品と同時に、それを購入して下さっているお客様を馬鹿にしている事に気付かないの?」そこで彼は何かを感じたらしく、頬を紅潮させ、それ以上は何も言わなかった。

ブータンで民族衣装を仕立てる場合、その仕立賃は驚く程安い。又基本的にブータン人は洋服を仕立てる技術を持っていないので、必要な場合はインド人にその仕立てを頼むのが普通である。私達マオンパは、多くの人にブータンの美しい伝統織物を紹介していく事、そしてブータンの若者達にデザイナー兼テイラーという、新しい職業を開拓する事の二つの大きな役割を担っていて、少なくとも私はその事に誇りを感じている。

デザイナーとテイラーの違い。職に対する人々のイメージを変える事は、なかなか容易ではないが、少しずつでもその意識変化が浸透すれば、新しい職が生まれる事に繋がるのではないか、と私は思っている。

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(11/15):5件 

(1)加盟すると人と物と金、サービスが自由に輸出入されることを認めなければならないのですが・・・・・

 

ブータンのWTO加盟はいつか

11月7日にベトナムの世界貿易機関(WTO)加盟が承認された。早ければ年内にも加盟する予定で、150番目の加盟国・地域となる。WTOは自由貿易促進を目的とした国連の関連機関である。WTOに加盟するには世界基準ルールである各協定を受諾しなければならない。それは自国の国内産業の一部において不利益なことも多い。しかし承認され加盟することによって、投資の促進などメリットは計り知れない。今後、ベトナムという国がどういう変化を遂げるのか、注目していきたいとベトナムの加盟により、中東とCISを除くアジアの国と地域では、非加盟国は北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)とブータンだけとなる。(10日、ロシアはアメリカとの二国間交渉で大筋合意した)北朝鮮とブータン、非加盟の理由は全く性質が異なると思うのだが、狭い意味でのアジア諸国・諸地域はほぼ加盟を果たしたと言っていい。

--------------------------

(2)ブータン皇太子、今月24日に園芸博ご見学  http://www.bangkokshuho.com/news.asp?articleid=675

ブータンの皇太子(26)が今月24日にチェンマイで開催中の国際園芸博覧会を訪れることが公表されたことで、12日のチケット売り上げは一気に120万枚にのぼった。王子の訪タイは5カ月前の国王陛下在位60周年記念式典に続く2回目。今回も端麗な容姿と優雅な物腰がタイ女性を魅了するものとみられている。

--------------------------

(3) 2006/11/13 (16:34) http://www.newsclip.be/news/20061113_007726.html 国際園芸博、ブータン皇太子来訪で予約殺到

【タイ】ブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク皇太子(25)が北部チェンマイで開催中の国際園芸博覧会「ラーチャプルック2006」を今月24日に訪れることがわかり、女性を中心に同日の予約が殺到している。皇太子は6月に行われたプミポン・タイ国王在位60周年記念行事でタイを訪れ、端正な容姿と典雅な振る舞いでタイ女性のハートをつかんだ。

今回の訪タイはスラユット首相の招待によるもので、23日から26日まで滞在する予定。

--------------------------

(4)ブータン国王陛下に拝謁しました 町村信孝衆議院議員のホームページ「町村語る!」の記事http://www.machimura.net/column_a/pages_634.html

1.10月27日夜から30日朝まで、日本・ブータン国交樹立20周年記念式典出席の為、日本ブータン友好議員連盟会長及び総理特使として、総理親書を持参し、ブータン王国を訪問しました。

2.ブータンはインドと中国に挟まれた人口70万人の高地に位置する仏教王国です。世界一離着陸が難しい空港で少々恐くなりました。

3.28日、国王執務室でワンチュク国王陛下に拝謁し、安倍総理からの親書を手渡し、

 (1)国交樹立20周年を機に日本とブータンとの一層の関係強化・発展 (2)11月のWHO事務総長選挙での日本の尾身候補への支持要請 (3)私が外務大臣の時、安保理改革でG4の共同提案国になっていただいた御礼 (4)2008年の新憲法制定によるブータン国への期待 など  予定時間を大幅に上回る充実した会談となりました。

4.また、ワンチュク首相兼外務大臣とも会見し、上記内容に加え、

 (1)ダショー西岡をはじめ、JICA職員の各分野でのすばらしい活躍 (2)要望の強い農業の機械化支援を今年中に具体的に決定 (3)ブータン国営放送の技術・機能強化を早急に行うことを約束

5.国交樹立20周年記念式典は、国会議事堂の中庭で、ワンチュク首相、各大臣出席の下、200名を超える、在留邦人、ブータン政府関係者が集まり、日本とブータンの伝統芸能の披露がなされ、友好関係が一層深まりました。

--------------------------

(5) メールマガジン「きゃりあ・ぷれす」  以前「Bニュース」で配信しましたメールマガジンの続報 http://www.pangea.co.jp/c-press/backnumber/cp-0234.html

--------------------------

 

http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/women/kimochi/tokyo/news/20061105ddm013070173000c.html

ブータン 東京都小平市・小副川康子(主婦・63歳)

ヒマラヤ東端のブータン王国と日本の国交樹立20周年記念レセプションが東京で。会場に入った途端「すごい、今ブータンには勢いがある」と感じたことでした。

祝杯のあと、男性は伝統着のゴ、女性はキラ姿の政府高官や研修員、留学生たちと歓談。でも、こちらは苦労の英会話。

「すてきな日ですね。学生さん?」「春に来ました。大学院生です」と笑顔のソナムさん。デジタルカメラを手にケサンさんが「楽しい。皆に会えて」と日本語で話しかけるので、「クズザンポ。ドゥック・ユル、ドゥック・パ。タシデレ(こんにちは。ブータンとその人たちに幸多かれ!)」と公用語のゾンカで返事したら、「誰が教えたの?」とびっくり。

18年前、集いで出会った4人がお付き合いの始まりでした。160人ものブータンからの人たちと「はじめまして」、そして帰国後も交流が細々ながら続いて、うれしいことです。「いろいろとありがとう。ところでGNH(国民総幸福)のこと知ってるでしょう。物じゃなくて心。いつか私の国を訪ねて下さい」と離日前に電話のドルジさん。遠い日のあの人この人の仕草が思い出されて。

小学生のころ、地図で知ったブータンとの不思議な縁(えにし)に感謝しつつ帰宅。交流記念誌を早速開いた。この国からの無形有形の贈り物、大事にしなければと思いました。

毎日新聞 2006年11月5日 東京朝刊

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(11/13):3件

(1)パタゴニアで「国民総幸福量」をテーマにトークショー

パタゴニア横浜・関内(横浜市中区日本大通、TEL 045-681-9035)は11月14日、トークショー「GNH幸福主義でいこう!〜ブータン・ツアーでみえてくる『本当の豊かさ』〜」を開催する。同店では、フィールドやライフスタイルをテーマに、ゲスト・スピーカーによるスライド&トークショーを定期的に開催している。今回のゲストは、ブータンの王立ツーリズム省でガイド業を学んだ後、旅行会社を設立し、スピリチュアルツアーオーガナイザーとしてブータンの自然や文化を紹介するツアーを手がけているペマ・ギャルポさん。トークショーでは、ブータンの魅力をよく知るギャルポさんがライフスタイルやツアーの経験を通して感じた「本当の豊かさ」についてスライドを交えながら語る。

同社担当は「安らかで心豊かな生き方を模索する時、ブータン国王の提案したGNHという言葉がひとつの手がかりになると思う。ベマさんの話は参加者の『幸福度』を上げるはず」と話している。開始時間は19時30分。定員50人(要予約)で、参加無料。申し込み・問い合わせは同店まで。

「GNH」は「Gross National Happiness」の略称で、GNP(国民総生産)のP(Product)をH(Happiness)に代えた造語。日本語では「国民総幸福量」と訳されている。1976年12月、スリランカで開かれた国際会議に出席したブータンのジグミ・シンゲ・ワンチュック国王(当時21歳)の発言で注目を集めた。

--------------------

(2)GNH幸福主義でいこう! 〜ブータン音楽に感じる「本当の豊かさ」〜 11月15日(水)20:30〜 大阪ストア

スピーカー:ジグメ・ドゥッパ氏(ブータン 音楽家、音楽人類学者)

要予約(定員60名)

参加費は無料ですが、資料代として\500頂きますことをご了承ください。

高いGNPを誇る「豊かな国」ニッポン。しかしその「豊かさ」は、生態系や地域文化の破壊など、あまりにも多くの犠牲を伴う不安定で脆いものであることが明らかになっています。それとは異なる、安らかで心豊かな生き方を模索する時、ブータン国王の提案したGNH(国民総幸福)という言葉が、ひとつの手がかりになるはずです。ブータンを代表する音楽家ジグメ・ドゥッパさんをお迎えし、「本当の豊かさ」についてお話しを伺います。

スピーカー・プロフィール:現代ブータンを代表する音楽家。歌手、ドラニェンや笛など数々の楽器の演奏者として活躍する他、王立音楽学校(RAPA)副校長として、伝統芸能の保護と後継者の育成にあたる。ヨーロッパ各地、米国、カナダ、タイ、インドなどでの公演多数。2005年には愛知万博の「ブータン・デー」に楽団と舞踊団を率いて来日した。

お問い合わせ・ご予約 パタゴニア 大阪  3422 Minamisenba, Chuoku,  Osaka, AA 542-0081 p: (81) 06-6258-0366 f: (81) 06-6258-0367

----------------------------

(3)4月から新しく発行されている新聞「Bhutan Times」が、国王の誕生日の11月11日月刊誌「Bhutan Now」を発刊した。価格は1冊当たり95Nu.。

BBSのウェブサイトの記事  http://www.bbs.com.bt/Bhutan%20Times%20monthly%20magazine.html

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(11/12):ライフスタイルフォーラム2006

「ライフスタイルフォーラム2006」が終了しました。11日は雨にたたられ人出もいまひとつでしたが、12日はかなり強い風ではありましたが家族連れも多く来場し、なかなかの賑わいでした。ピーターラビットのぬぐるみも巡回して子供たちに人気でした。ステージではジグミ・ドゥクパさんの演奏とトークがあり、その正面のブースを割り当てられた「日本ブータン友好協会」にも多く方々がみえました。

民族衣装試着も好評でした。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(11/7):女性パイロット

過日の「女性パイロットに関する情報求む」について、さっそく現地のKさんより情報を戴きました。  山本けいこ

麗澤大学のツェンダさんの妹というより、ブータンでは操縦士(たぶん近々キャプテンに昇格)ツェンダの妹といった方が通りがいいかもしれません。

彼女は女性操縦士としては2人目となります。

1人目の女性は、すでにコースを終了し、あとは最終の健康診断と面接のみという副操縦士が初搭乗待機中です。 近々は初飛行の予定です。

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(11/6):杉本さん情報6件

(1)11月2日朝日新聞ビジネス欄のコラム経済気象台 http://www.asahi.com/business/column/OSK200611020015.html 景気回復と幸福

(2)朝日新聞の秋特集 http://www.asahi.com/special/autumn2006/TKY200611020415.html 秋に映画を楽しむ〈スポーツの秋編〉 2006年11月03日

(3)産経新聞埼玉版の記事 http://www.sankei.co.jp/local/saitama/061105/stm000.htm

(4)毎日新聞 2006年11月5日 東京朝刊の記事 http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/archive/news/2006/11/05/20061105ddm007030094000c.html

   ブータン:08年に初の総選挙 議員、大卒が条件

(5)11月4日にアップされた河井克行衆議院議員のブログ「河井克行航海日誌」の記事「ブータン王国を再訪して」http://www.election.ne.jp/10868/archives/0004349.html

(6)産経新聞11月5日の「話の肖像画」のジグミ・ティンレイ内務文化大臣のインタビュー記事「ブータン発国民総幸福量」

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(10/29):3件

(1)片山理絵さんの「マオンパ・ニュース」(時々は「ちょっとブレークタイム」)を下記に掲載開始しました。 在住者ならではの雑感もまた愉し。 http://bhutan.fan-site.net/riesann.htm

(2)日本・ブータン友好議員連盟ブータン訪問に関する記事 http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/18/rls_1027c.html  ご連絡くださった 0さん、有難うございました。

(3)『地球の歩き方 ブータン編』改訂版のためにブータン入りしている、編集者の高橋洋さんからティンプーで開催された「ブータン日本国交樹立20周年記念写真展」の写真が届きましたので転送します。

   展示用ボードまで木工製品で作ってしまうところが、また良いですね(⌒_⌒)

 

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------

(10/26):ブータンのファッションショー

10月25日、ティンプーで行われたファッションショー

3人の写真の中央は、インドのボリウッドの映画スターLara Dutta(元ミスユニバース)のキラ姿です。

    

----------------------------------------------------------------------------------------------------------- 

(10/23)

スローツーリズムセミナー「GNHとツーリズム」

http://www.eic.or.jp/event/?act=view&serial=10523&category <http://www.eic.or.jp/event/?act=view&amp;serial=10523&amp;category> =

日時:11月10日(金)19時〜21時(18時30分開場)

会場:環境パートナーシップオフィス会議室 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F  TEL:03-3406-5180/FAX:03-3406-5064  URL:www.geic.or.jp/geic/intro/access.html

ゲスト:ペマ・ギャルボ、ジグメ・ドゥッパ  聞き手:小林天心(観光進化研究所) 参加費:500円 お申込:要事前申し込み 定員60名  協力:日本エコツーリズム協会

【お申し込み】ナマケモノ倶楽部 E-mail:info@sloth.gr.jp Fax:03-3638-0534

--------------------------------

本当の豊かさって何だろう?

お金はそんなにないけれど、笑顔が絶えず、充足感があり、人と人とのつながりが多様で、愉しく、美しく、安らぐ。GNH(国民総幸福度)という考え方で国づくり・地域づくりに取り組むブータン王国からジグメさんをお迎えして、お金や生産性ではない、別のモノサシで本当の豊かさを語り、歌ってもらいます。スロービジネスやハッピースローカルチャーを提唱する中村隆市さんとの対談もあります。赤村の大自然の中で、珍しい音楽に身をゆだねながら、ホンモノの豊かさを感じてみませんか?

日時:11月13日(月) 18時開場 18時30分〜20時30分 会場:赤村スロースペースぽとり 赤村源じいの森温泉内 カフェ・クリキンディより車で3分 ゲスト:ジグメ・ドゥッパ 中村隆市(ウィンドファーム代表)

参加費:1500円(スローな夕食付:要予約)  申し込み:akamura_slow_vpjct(a)yahoo.co.jp TEL&FAX:0947-88-2893 共催:ウィンドファーム、赤村スローカフェ・クリキンディ、スロービジネススクール

--------------------------------

昭和薬科大学薬草教室

10月21日に東京都町田市の昭和薬科大学薬草植物園で、薬草教室があり、テーマは「ブータンの伝統医療と薬草」でした。 http://blog.livedoor.jp/nuttoyou/archives/50602535.html

--------------------------------

『地球に恩返しする本。』 地球船クラブ(監修)(ポプラ社・1470円)

■鳩山氏と環境のプロが対談

地球温暖化から身近なごみ問題まで、環境問題とひとくちに言っても、その幅は広く、奥が深い。そこに含まれる内容は実にさまざまだ。

森が消えて砂漠になるとか、昆虫や虫が絶滅するといった話は、いたずらに危機感をあおるばかりで、それぞれがどうかかわっていけばいいのか、具体的にわからないことが多い。しかし、このまま手をこまねいていたら、地球環境は悪化する一方。問題は深刻化するばかりである。

そんな問題意識から蝶の研究家としても知られる参議院議員の鳩山邦夫氏が、環境問題のプロとラジオのトーク番組で語りあった内容を書籍化したのが本書。対談相手は作家のC・W・ニコルさん、日本生態系協会の池田奉文会長、北海道大学大学院の石弘之教授、自然写真家の海野和男さん、京都大学地球環境学大学院の松井三郎教授(国連地球環境機関顧問)らそうそうたるメンバーだ。

国連環境計画(UNDP)の親善大使を務める女優の紺野美沙子さんとの語らいでは、環境教育の先進国、ブータンの話が興味深い。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(10/13):3件

久保さん、片山理絵さん、杉本さんから戴いた情報を転送します。

(1) ■ブータン・バードエキスペディション  2006年12月1日(金)〜12月12日(火)  ネイチャリングクラブ専任講師・大谷力氏同行  催行決定

   ■講演会 <青いケシの新種 メコノプシス・ウィルソニー> 日時:11月22日(水) 午後5時半〜7時 

       会場:新和ツーリスト(株) 8階説明会会場 東京都港区西新橋1−12−1 西新橋1森ビル  講師:吉田外司夫氏

       参加費:1500円 (ネイチャリングクラブ会員・アルパインメイト会員は500円) 予約が必要

詳細お問い合わせ先・・・ 新和ツーリスト? TEL.03-3503-2611  http://www.naturing-tour.com/

久保淳子

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(2) ファションショー 参加決定!!

今年のファションショーに、我がマオンパのエントリーが決定致しました。創作部門のコンペにも初挑戦します!その頃ブータンにいらっしゃる方は、お誘い合わせの上、是非是非会場にいらして下さい。

マオンパについての補足

「マオンパ」というグループは、去年から始まったブータンでの新しい試みで、ブータンの伝統織物を使い、モダンデザインの作品を作っていこうというクラスである。現在約10人の生徒が、デンマークの国際協力事業団、ダニダからの援助を受けながら、ベトナム人の師匠についてデザイン・裁縫を習っている。

 

〜ブータン ファションウィーク情報〜

21日から27日まで、展示部門がクロックタワーで開かれます。ブータンの織物だけではなく、地方からの民芸品等も展示・販売される予定です。ちなみにマオンパも出展しま〜す!

ファションショーは、24・25日に、RAPAホールで開かれます。「マオンパ」の活動について、もっと知りたい方は、ミクシィにブログがありますので、私宛にメールを送って下さい。

Tashi Delek!  片山理絵  Rie K. Dorji" <rie@dorji.net>

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(3)「地球レポート」30号  http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/report/rpt_30.html  国民総幸福の国

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(10/6):3件

松島さんから追加情報、杉本さんからは2件の情報を戴きましたのでお送りします。

(1)植物講演会追加情報

1.会場である信州大学農学部へのアクセス http://karamatsu.shinshu-u.ac.jp/access/index.htm

2.日本熱帯農業学会講演会の詳細(プログラム等) http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsta/content/kaikoku.html

 

松島先生の発表は講演番号28です。28.ブータン王国東部地域で利用される食用野生植物について  *松島憲一1,根本和洋1.南峰夫1,Dawa Delma2,Laximi Thapa2,増田倫久3,中野将宣3

(1信州大院農,2ブータン王国RNR研究センター,3信州大農)

 

(2)BBSはブータン皇太子が6月のタイのプミポン国王即位60周年記念式典への参加を機に、タイ人観光客のブータン訪問が激増していると、報じています。

既に今年は10月最初に488名に及んでいるそうです。タイ人観光客の数は6番目になっています。1番がアメリカ人、2番が日本人。

http://www.bbs.com.bt/Thais%20visiting%20Bhutan.htm

 

(3)今年の夏ブータンへ行った早稲田大学の学生の寄稿です。 http://www.waseda.jp/student/weekly/contents/2006b/104k.html

WAVOC夏休みボランティア特集 ブータン・スマイル 地球体験から学ぶ異文化理解inブータン 第二文学部3年川 麻り子

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(10/3):朝日新聞

本日(3日)の朝日新聞朝刊、「週刊アジア」ページに、「ブータンと私 不便な生活にある幸せ」と題して葉書1枚半程度の記事が載っています。

話し手は、2年前の冬にガサ温泉まで行った、「副長」こと山本耕史さんです。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(10/2):第4回雲南懇話会

第4回雲南懇話会

演題・講師の方々等、目下調整中です。確定次第、別途改めてご案内致します。

1.日時;2006年12月9日(土)13時〜17時30分、その後、茶話会。

2.場所;東京市ヶ谷、JICA国際総合研修所国際会議場。

3.演題

 

(1)「パミールの秀峰・ムスターグ アタ(7546m)登山とインド・ガンゴドリ山群シブリン峰(6543m)初登頂」平出 和也(東海大学山岳部コーチ)今夏のK2‐BCからチベット横断、雲南に至る山旅の模様も紹介されます。

(2)「聖山 梅里雪山の麓から(4)−17人の友を探して−」小林 尚礼(写真家、AACK会員)

(3)「ブータン・ヒマラヤにおける氷河縮小と氷河湖拡大」内藤望(広島工業大学講師)

(4)(5)「検討中」                              

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(9/30):アマン、2008年に京都で日本初のプロパティを展開、「旅館風のアマン」

アマン・リゾート会長のエイドリアン・ゼッカ氏がJATA国際観光会議において、2008年に京都に日本初のアマン・リゾートの開業を明らかにした。具体的な場所には言及しなかったが、「庭園のある場所」という。このため、庭園の美しさを活かすことから、ホテルの建築、設計は「シンプル」なものを基調としたものとする考え。

ゼッカ氏は、これまでも日本でのアマンの展開を前向きにしていたが、「やっと見つかった」と語り、「日本の良い伝統である旅館のように、『旅館テーストのアマン』としたい」とも言及し、今後のオープンに向けて大いに期待をしてほしいとした。

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(9/25):ブータン首相の国連総会演説(9月22日)

早稲田大学の船越君から「グローバルフェスタでの場所変更」の通知が来ました。 10月1日のプレゼンテーションはワークショップターフで行います。

 

(9/25):早稲田大学の諸君のニュース続報

 

早稲田の学生さんから詳細が届きましたので転送します。 山本けいこ

============

けいこさん

Bニュースでの僕たちの宣伝(?)ありがとうございます! 詳しいタイムテーブルが確定しましたのでお伝えいたします。

(1)9月30日・・・・ブース・写真展のみ グローバルフェスタジャパン グリーンエリア1のブースで早稲田大学ボランティアセンターとしてブースを出店いたします(ベトナムチームと合同です)

 

(2)10月1日・・・・プレゼンテーションのみ グローバルフェスタジャパン

ワークショップグリーン 早稲田大学の時間を一時間使って、僕らのチームがこの講義を通じての経験、活動報告をさせていただきます(ボルネオ、タンザニアのチームと合同です)

僕らの時間は11:30〜12:30までの一時間のうち11:30〜11:50です。ちなみにここで僕は1時間司会をやらせていただきます(笑)

JICAイベントテント(大噴水そばのJICAの大きめのテント) JICA様の時間枠を使わせていただいて、僕たちの活動の中でも特にJICA隊員の方々との交流を中心の発表をさせていただきます。

時間は12:45〜13:15です。ご都合つきましたらぜひいらしてください!

 

(3)9月30日 市川市立妙典中学校

写真プロジェクトの第一弾として妙典中学校で写真展をやらせていただきます。時間は12:15〜14:15です

以上お知らせまで 早稲田大学  講義科目「地球体験から学ぶ異文化理解」 学生代表 ・ 舩越洋平

 

(9/24):早稲田大学の諸君のニュース

この夏、坂本達氏(勤務先であるミキハウスから4年3ヶ月の有給休暇を得て世界一周をした、『やった!』の著者)指導の許に、ブータンでの研修を行った早稲田大学の学生諸君の活動が

http://bbbbhutan.hp.infoseek.co.jp/index.html に掲載されています。

9月30日、1日にはグローバルフェスタで、ブータンに関する発表や展示を行います(30日はブータンの物品販売もあるそうです)。おついでのある方々のお運びをお待ちしております。

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(9/13):5件

(1)ブータン王国名誉領事館主催 今枝由郎氏講演会 2006年10月19日 午後7時から 東京理科大学・森戸記念館 新宿区神楽坂4−2−2 会費 1200円

申込・問い合わせ:オフィースワキタ 電話:03−5609−1987 ファックス03−5600−6452 メール:m.c.wakita@nifty.com

-----------------------------------------

(2)「AB-ROAD(エイビーロード)」が23年間の発行に終止符が打たれます。現在最終号が発売中です。 

ブータンでホームスティについて紹介されているそうです。 休刊後の「エイビーロード」はインターネットに移行。

-----------------------------------------

(3)早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターの坂本達氏特別公開講座シリーズ

【アフリカ・アジア編】2006年9月22日(金) 18:00−19:30

【南北アメリカ編】 2006年10月2日(月) 18:00−19:30

【恩返しプロジェクト編(日本縦断・アフリカで井戸掘り)】2006年11月予定

【自分の可能性を信じて!(応援メッセージ編、ブータンの実習を通じて〜)】12月18日(月)時間未定

講師:坂本達 参加対象者:学生・一般(どなたでもご参加いただけます) 参加費:無料 申込み:未定  

問合せ:早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター 担当:赤松  TEL:03-3203-4192  FAX:03-3203-6306  E-mail:wavoc@list.waseda.jp

-----------------------------------------

(4)国際交流基金海外公演助成事業  日本紹介のための文化人派遣(主催) 2006年10月2日(月)〜30日(月) 派遣者 魚住一郎、高橋範、飯島正大(計3名)

現職 財団法人全日本弓道連盟範士八段  派遣国 ブータン、インド 

概要 日本ブータン国交樹立20周年記念事業のオープニングでブータンのティンプゥーにて弓道のレクデモを開催する。また?インドのデリー、ムンバイでも同様のレクデモを開催。

-----------------------------------------

(5)「中国もGNH?」かという記事を時事通信が配信 2006年9月13日

「幸福指数」算定へ=生活の質を重視−中国  【北京13日時事】

生産量重視の成長から省エネ・環境保護に配慮した成長への転換を目指す中国が、「幸福指数」など4種の指数の算定を近く開始し、生活の質の現状を把握する方針を決めた。国家統計局の邱暁華局長が12日の会見で明らかにした。

 算定するのは「幸福」「人的全面発展」「地区創新(革新)」「社会和諧(調和)」の4指数。邱局長は「経済社会の協調のとれた発展、民生、人文などに対する各方面からの要求に(統計を)適合させる」と述べた。ただ、詳しい内容、公表時期は示さなかった。

 中国では地方政府を中心に、国内総生産(GDP)重視の姿勢が強く、環境や農民の生活を無視した、やみくもな開発投資が問題になっている。また、研究開発より増産に力を入れる企業が多く、統計局などは先に、製造業の「品質競争力指数」を公表して、自主技術開発を促した。(了)

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(9/7):沖縄タイムス

杉本さんから沖縄タイムスの記事を戴きましたので転送します。 http://www.okinawatimes.co.jp/day/200609051700_04.html

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(9/6):脇田道子さんのお話会

日本ブータン友好協会主宰 第2回ブータン・サロンのお知らせです。会場が広くありませんので(あまり大勢集まることができません)ご希望の方はお早めにお申し込みください。

申込先:日本ブータン友好協会 Tel(Fax)03−3556−6161  E mail:info@japan-bhutan.org

 

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(8/28):5件

 

皆様 ご無沙汰しました(静かで良かった、という声も・・・・笑)。

広州で1泊、標高2300mの西寧で1泊、車で砂漠を2日走りチベット人の養蜂一家からハチミツを分けて貰ったり、3250mのチャカ塩湖で塩を分けて貰い・・・・・5日目にやっと青藏鉄道に乗り、午後3時43分に標高5044mを超えました。

酸素を吸うための管が配布され(座席の下に挿入口あり)ましたが、車内には酸素が放出されている(?)そうで、遊びで吸っているらしき人以外はほとんど皆陽気に喋って食べて・・・・しかし、15年ぶりのラサはすっかり都会になっていてビックリしました。余り観光客の行かないネチュン寺などへも行きました。写真(ブータンほどの数ではありませんが)と旅日記はいずれHPにと思っております。

留守中に杉本さん他の方々から戴いた情報を一括してお送りします。 山本けいこ

================================

=1=

現在直接ブータンと関係のあるニュースではありませんが、以前、UNDPブータン事務所常駐代表を務められていた弓削昭子氏がUNDPで重要なポストに就かれる、というニュースが届いています。

国連開発計画の管理局長に弓削氏を任命

 アナン国連事務総長は16日、国連開発計画(UNDP)の弓削(ゆげ)昭子駐日代表をUNDP管理局長に任命した。管理局長は総裁、副総裁に次ぐポストで、女性が就任するのは初めてという。9月からニューヨークの本部に活動の場を移す。

-------------------------------------------------------

=2=

 タイもブータンに目覚めたのでしょうか。

タイの外務省にあるタイ国際開発協力庁(TICA、以前の首相府の経済技術協力局、DTEC)は、ブータンへの援助を実施中です。主に、ブータン人のタイでの研修と、タイ人ボランティアのブータンへの派遣(未実施)です。昨年6月にはタクシン首相も家業の衛星をブータンに売り込みに来ました。

「日本語総合情報サイト@タイランド」はタイにいる日本人には重宝ですね。 http://www.newsclip.be/news/2006823_006089.html

タイ航空がブータン・ツアー  

2006/8/23 (18:13)

【タイ】タイ国際航空のパッケージツアー部門「ロイヤルオーキッドホリデイズ」はツアー目的地にブータンを加え、これを記念した特別企画のパッケージツアーを組む。催行日は11月13−17日。問い合わせや申し込みはタイ航空オフィス、または9月3日までバンコク都内のショッピングセンター、サイアム・パラゴンのライフスタイル・ホールで開催されているヒマラヤ展で受け付ける。

 タイのブータン人気は、6月に行われたプミポン・タイ国王在位60周年記念行事でタイを訪れた同国のジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク皇太子(25)が火付け役。皇太子は端正な容姿と典雅な振る舞い、気さくな態度などで、タイ女性のハートをつかみ、その後、旅行代理店へのブータン旅行の問い合わせが急増した。

-------------------------------------------------------

=3=

2006/8/23 (20:34)

【シンガポール】ブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク皇太子(26)が21日から5日間の日程で、シンガポールを訪問している。期間中はリー・シェンロン首相ら要人との会談が予定されている。

 同皇太子は、プミポン国王在位60周年記念行事でタイを訪れ、同国の女性らの人気を集めたことで知られる。 http://www.newsclip.be/news/2006823_006092.html

-------------------------------------------------------

=4=

ODAメールマガジン 特別号No34 2006年8月11日発行 ブータン王国から「ブータンに対する農道建設機材の引き渡し式」をお届けします。

◆ODAホームページ  http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/index.html

 ○● トピックス ●○ ○ブータンに対する農道建設機材の引き渡し式 (原稿執筆:在インド日本大使館公使 柳 秀直)

1.ブータンという国

ブータンは国土の殆どが山がちで主な町の大半は標高2,000m以上のところにあり、九州よりやや大きい程度の面積に約70万の人が住んでいます。

空港は国の西部のパロにしかなく、後はすべて車でくねくねと曲がった山道を走るしかないところで、人々は日本の丹前のような服(男性はゴ、女性はキラと言います)を着て、昔ながらの伝統を守って暮らしています。

そして今日でもなお多くの人は幹線道路から離れた未舗装の道から、更に山の上の方に歩いて上がった人里離れたところに住んでいます。

この国は聡明なワンチュク国王の指導の下、経済的・物質的な開発指標にとらわれない、グロス・ナショナル・ハッピネス(国民総幸福量)という独特の概念を打ち出し、国民の9割以上は自らを幸せと思って暮らしています。顔は日本人と殆ど同じであり、我々日本人がブータンを訪れると、ちょうど明治か昭和初期の日本の山間部の農村(「おしん」の子供の頃の時代)にタイム・スリップしたような気持ちになります。

 

2.今回のプロジェクト:農村道路建設機材整備計画7月17日にブータン中央部の県ブムタンで、平成16年度の無償資金協力案件である農村道路建設機材整備計画供与機材の引き渡し式が行われることとなりました。

ブータンを兼轄している在インド日本大使館の私とJICAブータン事務所の矢部所長はそれに出席するため、前日の16日、ブータンの首都ティンプーから、途中3,000〜3,400mの峠を三つも越える260kmの山道を8時間かけてやってきました。

このプロジェクトは、ブータン側が特に開発の遅れている東部において、農道の建設を進められるように、転圧機(ローラー)、ホィール・ローダー、油圧シャベル、ブルドーザー、コンプレッサー、8トン・トラック、大型機材運搬車、燃料運搬車等、総額約5億2千万円分の機材をブータン農業省の下部機関である中央機械ユニット(Central Machienary Unit:CMU)に供与するものです。

 

3.ドゥル村での歓迎式典

(1)ブムタンに着いたところ、今回の機材で新しく作られた道路を見に来て欲しいと言うことで、町から未舗装でところどころ雨水がたまった悪路を30分走りました。

そこで車を降り、川に架かる細いつり橋を渡って徒歩で更に約30分、新しく作られた農道というより林道と呼ぶ方がふさわしい泥の坂道をふうふう言いながら上っていきました。

すると驚いたことに小高い山の上のドゥル(DHUR)という村では村中の大人全員とおぼしき100人近くの人々が整列して私たちを迎えてくれました。

その整列の先にある丘の上の広場に案内され、テントの中の椅子に座ると、100人近くの人は皆おり悪く降り出した雨の中、我々の席に向かい合うように雨の中で地面に座り、歓迎式が始まりました。生け垣で囲まれた広場の外には、子供たちや、道路工事の出稼ぎに来ているインド人労働者が立って中を見ていました。

(2)初めに酒と旗竿のような長い棒で何か宗教的な儀式を行った後、7〜10人くらいの女性が輪になって歌いながら踊るブータンの伝統的な踊りを披露してくれました(日本の村祭りでの踊りに少し似ています)。

その後村の代表という男性が、ゾンカ語というブータンの言葉で以下のような感謝の言葉を述べ、英語に通訳されました。「我々は日本の人々から頂いた農道建設機材で、我々の村が外の世界と車が走れる道路でつながったことに対し、心から感謝します。

これまでは下の世界から狭い山道を何でも担いで持ってくるしかなかったのが、この道路ができることで、我々の村は大きな社会的・経済的利益が得られます。これにより我々の生活を大きく改善できます。この感謝の気持ちを日本の人たちにお伝えしたいのです。それとささやかなお願いですが、下を流れる川は水かさが増すと車は渡れなくなるので、結局外の道路まで車では行けなくなってしまいます(注:この日も雨期のせいで水かさが増したため、我々は車で渡れず歩いて川を渡り上ってきたのでした。)。今後日本が橋も支援してくれれば一層有り難いと思います。本当に有り難うございました。」

(3)それと相前後して、この土地の名物のソバ(但し、日本のソバと異なりおつゆはなくバターと唐辛子で味付けがしてある独特のもの)とアラ(土地の地酒、日本酒のようなもの)が出され、私から「歓迎式典に感謝します、橋については、今は何も言えません、ブータン政府とよく相談して下さい」との内容の簡単な挨拶をしました。

ブータンの人が本当に素朴な人々であることはこれまでも知っていましたが、日本からの援助を本当に有り難く思ってくれているからこそ、雨の中をこれだけたくさん集まってくれたのだと思い、喜んでもらえて良かったと思いました。

 

4.農村道路建設機材引き渡し式

翌17日は朝8時から、今回供与した数十台の農道建設機材を前に、ブムタン県州知事、ブムタン県筆頭僧侶(ブータンはチベット仏教を国教としているので、このような機会には必ず僧侶も招かれます)、ブータン農業省局長他、100名以上の人々が出席し、快晴の中3時間にわたり供与式典が行われました。

昨日の歓迎式典をずっと大がかりにしたもので、やはり初めに僧侶による読経をバックに宗教的な儀式が行われ、双方の挨拶と供与機材の視察の後、約1時間にわたり、昨日同様の輪になって歌って踊るブータンの民族舞踊が披露されました。今日は女性のみならず、男性、および男女混合のものもあり、最後には我々日本側の人間も中に入って踊らされました。

ブータン側の挨拶は要約すれば、「日本の援助は我々が必要としているときにタイムリーになされるのみならず、農道建設を社会の発展のために必要としているというブータンの政策に合致したものであり、本当に感謝しています。このブータンの人々の感謝の気持ちを、是非日本の国民に伝えて頂きたいと思います」というものでした。

また、最後にブータン側より、このプロジェクトを単なる機材の供与で終わらせずに、機材のための修理工場建設に協力している日本のシニア・ボランティアの方々に対する感謝の気持ちも述べられました。

 

5.JICAシニア・ボランティアの活躍

JICAのシニア・ボランティア(SV)は、いわゆる定年退職の前後の方々に、これまで長年の間に培ってこられた経験と知識を途上国の発展のために活用してもらおうという制度で、ブータンには20名以上のシニア・ボランティアが派遣されています。

今回の機材供与計画を今後活かしていくために不可欠の修理工場(ワークショップ)の建設のために、ブムタンのCMU(中央機械ユニット)に派遣されている小野博司さんが調整役となり、ティンプーの公共事業省に派遣されている佐藤昭二さん、農業省に派遣されている山津智さん、ウォンディ(ティンプーから東へ車で3時間)の機材整備公社に派遣されている

松岡俊樹さんに声をかけ、配属先での仕事の合間を見つけてブムタンまで出張してもらい、4人のこれまでの専門知識を総動員して、ブータン側がこれまで経験のない鉄骨での修理工場建設を指導・支援しています。

無償資金協力だけでは、その後供与した機材が故障してしまえば十分有効に活用されないかもしれないので、このように日本のシニア・ボランティアの人々がそのフォローアップを支援していくことは、非常に心強いことです。

私にとっても、4人のシニア・ボランティアの方々の熱意に接することができたことは、ブータンの人々の感謝の気持ちとともに、今回の出張での心に残る思い出となりました。

(参考)当地新聞記事(PDF形式/1.25MB)http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/mail/pdfs/t_no34.pdf

-------------------------------------------------------

=5=

外務省のODAホームページに8月21日付けで掲載された記事です。http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/index/whats/060817_02.html 8月23日付け「ODAメールマガジン第97号に記事として掲載されています。

外国の切手になったODA  橋梁架け替え計画(ブータン)「橋梁架け替え計画」によって建設されたワチ橋(上段左端)

 ブータン政府が発行した「橋」シリーズの切手に、日本の無償資金協力「橋梁架け替え計画」によって建設された橋梁(ワチ橋)が含まれました。「橋梁架け替え計画」により損傷や老朽化の著しかったワチ橋を含む5橋が安全かつ確実な橋に架け替えられ、これらの橋は、沿岸に住む人々の生活改善やブータンの経済社会開発に大きく貢献しています。

========================

今回初めて「Bニュース」を受信してくださる方々へ

「過去のBニュース」は http://bhutan.fan-site.net/news.b.2006.htmに保管してありますので、おついでの時にお運び下さい。なお、数字を2005 に置き換えてくださると、「2005年のBニュース」をご覧戴けます。山本けいこ

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(8/14):2件

(1)ひでかさんから雑誌情報、(2)YYさんから過日ご紹介した情報についてのご教示を戴きましたので、転送します。

(2)には、「日経ビジネスオンラインの筆者の間違い(?)ですし枝葉末節でもありますから・・・・・」とのコメントがついていましたが、語学音痴の私には有益でしたので。

===================

(1)雑誌のたった数ページですが、アマンコラパロ&ウマパロが掲載されていました。

「フィガロジャパン 8/20号  特集 アジアのリゾート(正式名は忘れました。)122ページ〜124ページ」

どちらかのホテルの説明書きには、ブータン人スタッフのことを「イケメン ハイソックス集団」とありました(・・・)

(2)8月8日「Bニュース」配信

> 日本の幸福度は90位・・・先日、英国ライセスター大学の研究者らが、

この大学、英語ではUniversity of Leicester http://www.le.ac.uk/ external/ と綴られていて、なるほどライセスターと読みたくなるので すが、英語の地名・人名には綴りと発音の法則・通例からはずれるものが多々あって実はこれもそのひとつ。「レスター」が正解です。ロンド ンにはレスタースクエアという広場がありますが、これも同じ綴り。以 前、英国の専門家と称する人とジャーナリストの共著の中に「ライチェ スター」とあって、あきれました。

文献研究者で発音される言語には縁 が薄いことを告白しているようなもので、人ごとながらちょっと恥ずか しい。余談の余談ですが、日本の新聞で紹介されている英米人のファーストネームに「ステファン」というのがあったら、だいたい半分以上は 「スティーヴン / 綴りはStephen」の間違いです。特派員 がじかにインタビューした相手だったりするのだから困りもので、筆者がファーストネームというものを呼ばい・音をきちんと確認しない (できない)・単に鈍感、のどれかであると想像されます。

(確か)ギ リシャ語起源のこの男子名のドイツ語やフランス語のヴァリエーション にある「ステファン」「シュテファン」に引きずられるのは、わからな いではありません。

英語名でもStevenの方は、間違いようがない ですね。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(8/12):ODAメールマガジン 特別号 No.34

 ◇◆ ブータンに対する農道建設機材の引き渡し式 (原稿執筆:在インド日本大使館公使 柳 秀直) ◆◇

1.ブータンという国

ブータンは国土の殆どが山がちで主な町の大半は標高2,000m以上のところにあり、九州よりやや大きい程度の面積に約70万の人が住んでいます。

空港は国の西部のパロにしかなく、後はすべて車でくねくねと曲がった山道を走るしかないところで、人々は日本の丹前のような服(男性はゴ、女性はキラと言います)を着て、昔ながらの伝統を守って暮らしています。そして今日でもなお多くの人は幹線道路から離れた未舗装の道から、更に山の上の方に歩いて上がった人里離れたところに住んでいます。

この国は聡明なワンチュク国王の指導の下、経済的・物質的な開発指標にとらわれない、グロス・ナショナル・ハッピネス(国民総幸福量)という独特の概念を打ち出し、国民の9割以上は自らを幸せと思って暮らしています。

顔は日本人と殆ど同じであり、我々日本人がブータンを訪れると、ちょうど明治か昭和初期の日本の山間部の農村(「おしん」の子供の頃の時代)にタイム・スリップしたような気持ちになります。

2.今回のプロジェクト:農村道路建設機材整備計画

7月17日にブータン中央部の県ブムタンで、平成16年度の無償資金協力案件である農村道路建設機材整備計画の供与機材の引き渡し式が行われることとなりました。

ブータンを兼轄している在インド日本大使館の私とJICAブータン事務所の矢部所長はそれに出席するため、前日の16日、ブータンの首都ティンプーから、途中3,000〜3,400mの峠を三つも越える260kmの山道を8時間かけてやってきました。

このプロジェクトは、ブータン側が特に開発の遅れている東部において、農道の建設を進められるように、転圧機(ローラー)、ホィール・ローダー、油圧シャベル、ブルドーザー、コンプレッサー、8トン・トラック、大型機材運搬車、燃料運搬車等、総額約5億2千万円分の機材をブータン農業省の下部機関である中央機械ユニット(Central Machienary Unit:CMU)に供与するものです。

3.ドゥル村での歓迎式典

(1)ブムタンに着いたところ、今回の機材で新しく作られた道路を見に来て欲しいと言うことで、町から未舗装でところどころ雨水がたまった悪路を30分走りました。そこで車を降り、川に架かる細いつり橋を渡って徒歩で更に約30分、新しく作られた農道というより林道と呼ぶ方がふさわしい泥の坂道をふうふう言いながら上っていきました。すると驚いたことに小高い山の上のドゥル(DHUR)という村では村中の大人全員とおぼしき100人近くの人々が整列して私たちを迎えてくれました。その整列の先にある丘の上の広場に案内され、テントの中の椅子に座ると、100人近くの人は皆おり悪く降り出した雨の中、我々の席に向かい合うように雨の中で地面に座り、歓迎式が始まりました。生け垣で囲まれた広場の外には、子供たちや、道路工事の出稼ぎに来ているインド人労働者が立って中を見ていました。

(2)初めに酒と旗竿のような長い棒で何か宗教的な儀式を行った後、7〜10人くらいの女性が輪になって歌いながら踊るブータンの伝統的な踊りを披露してくれました(日本の村祭りでの踊りに少し似ています)。その後村の代表という男性が、ゾンカ語というブータンの言葉で以下のような感謝の言葉を述べ、英語に通訳されました。

「我々は日本の人々から頂いた農道建設機材で、 我々の村が外の世界と車が走れる道路でつながったことに対し、 心から感謝します。 これまでは下の世界から狭い山道を 何でも担いで持ってくるしかなかったのが、この道路ができることで、我々の村は大きな社会的・経済的利益が得られます。これにより我々の生活を大きく改善できます。この感謝の気持ちを日本の人たちにお伝えしたいのです。それとささやかなお願いですが、下を流れる川は水かさが増すと車は渡れなくなるので、結局外の道路まで車では行けなくなってしまいます(注:この日も雨期のせいで水かさが増したため、我々は車で渡れず歩いて川を渡り上ってきたのでした。)。今後日本が橋も支援してくれれば一層有り難いと思います。本当に有り難うございました。」

(3)それと相前後して、この土地の名物のソバ(但し、日本のソバと異なりおつゆはなくバターと唐辛子で味付けがしてある独特のもの)とアラ(土地の地酒、日本酒のようなもの)が出され、私から「歓迎式典に感謝します、橋については、今は何も言えません、ブータン政府とよく相談して下さい」との内容の簡単な挨拶をしました。

ブータンの人が本当に素朴な人々であることはこれまでも知っていましたが、日本からの援助を本当に有り難く思ってくれているからこそ、雨の中をこれだけたくさん集まってくれたのだと思い、喜んでもらえて良かったと思いました。

4.農村道路建設機材引き渡し式

翌17日は朝8時から、今回供与した数十台の農道建設機材を前に、ブムタン県州知事、ブムタン県筆頭僧侶(ブータンはチベット仏教を国教としているので、このような機会には必ず僧侶も招かれます)、ブータン農業省局長他、100名以上の人々が出席し、快晴の中3時間にわたり供与式典が行われました。

昨日の歓迎式典をずっと大がかりにしたもので、やはり初めに僧侶による読経をバックに宗教的な儀式が行われ、双方の挨拶と供与機材の視察の後、約1時間にわたり、昨日同様の輪になって歌って踊るブータンの民族舞踊が披露されました。今日は女性のみならず、男性、および男女混合のものもあり、最後には我々日本側の人間も中に入って踊らされました。

 

ブータン側の挨拶は要約すれば、「日本の援助は我々が必要としているときにタイムリーになされるのみならず、 農道建設を社会の発展のために必要としているというブータンの政策に合致したものであり、本当に感謝しています。このブータンの人々の感謝の気持ちを、是非日本の国民に伝えて頂きたいと思います」というものでした。

また、最後にブータン側より、このプロジェクトを単なる機材の供与で終わらせずに、機材のための修理工場建設に協力している日本のシニア・ボランティアの方々に対する感謝の気持ちも述べられました。

5.JICAシニア・ボランティアの活躍

JICAのシニア・ボランティア(SV)は、いわゆる定年退職の前後の方々に、これまで長年の間に培ってこられた経験と知識を途上国の発展のために活用してもらおうという制度で、ブータンには20名以上のシニア・ボランティアが派遣されています。今回の機材供与計画を今後活かしていくために不可欠の修理工場(ワークショップ)の建設のために、ブムタンのCMU(中央機械ユニット)に派遣されている小野博司さんが調整役となり、ティンプーの公共事業省に派遣されている佐藤昭二さん、農業省に派遣されている山津智さん、ウォンディ(ティンプーから東へ車で3時間)の機材整備公社に派遣されている松岡俊樹さんに声をかけ、配属先での仕事の合間を見つけてブムタンまで出張してもらい、4人のこれまでの専門知識を総動員して、ブータン側がこれまで経験のない鉄骨での修理工場建設を指導・支援しています。

無償資金協力だけでは、その後供与した機材が故障してしまえば十分有効に活用されないかもしれないので、このように日本のシニア・ボランティアの人々がそのフォローアップを支援していくことは、非常に心強いことです。

私にとっても、4人のシニア・ボランティアの方々の熱意に接することができたことは、ブータンの人々の感謝の気持ちとともに、今回の出張での心に残る思い出となりました。

(参考)当地新聞記事(PDF形式/1.25MB)http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/mail/pdfs/t_no34.pdf

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(8/11):ブータンの暮らし BBS

杉本さん情報と、喜久村JICA専門家のBBS情報をお送りします。

最近「Bニュース」を受信してくださるようになられた方々のために、ちょっとご説明を(笑)

杉本さんは、ブータンのJICA前首席駐在員(事務所長)、喜久村さんはNHK技術職からの出向(?)、という方々です。 いつも貴重な情報をご提供戴き有難うございます。

========

(1)朝日新聞がビートルズ世代に贈る、こだわりエンタテインメントサイト「どらく(DORAKU)」に掲載されているブータンの記事  「幸せが指針 ブータンの暮らし」

   http://doraku.asahi.com/tsunagaru/special/index.html

(2)JICA技PJ機材による、MCR, 新ニューススタジオ等の整備、館内時計の整備等、佳境に入ったところです。BBSもお蔭様で「おしん」が下記のように放送の再開となりました。これまで、色々な人達から「おしん」はいつ放送をするのかと尋ねられていただけに一様ホットしています。引き続き、「おしんPart V」もお願いすることになっています。

NHK連続ドラマ「おしんpart U」 * Episord 97 〜Episord 192 * DVCAM テープ20本、 * Script等 7月24日テープを受領

昨日の午前から放送の再開  前回同様、毎週4Eipsordづつ下記のように放送 * 火曜日 20:30〜09:00(2Eipsord) * 水曜日 09:30〜10:00(前夜の再放 2Eipsord)20:30〜09:00(2Eipsord) * 木曜日 09:30〜10:00(前夜の再放 2Eipsord)

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(8/9):: メールマガジン「きゃりあ・ぷれす」のブータン記事紹介

杉本さんから、「きゃりあ・ぷれす」というメールマガジンにブータン記事あり、のお知らせを戴きました。7月5日と4月25日のブータン記事もGNHについてのもの。まだ続くようです。

http://www.pangea.jp/c-press/backnumber/cp-0224.html

仕事と社会のこれからを考えるリポート&アクションマガジン「きゃりあ・ぷれす」vol. 224  2006・7・5(水)発行

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(8/8):GNH関連

(1)日経ビジネス オンラインの記事 http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20060802/107391/ あなたは今、しあわせですか?明石家さんまのCMから20年

    2006年8月8日 火曜日 小橋 昭彦

(2)最近幸福度の調査結果を良く目にします。 出典は「社会実情図録」http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/9480.html

(3)京都の大谷大学の生涯学習講座でブータンの講義  http://web.otani.ac.jp/streaming/semi_info.html  2006年度後期

(4)太田房江大阪府知事2006.年頭あいさつ  http://www.pref.osaka.jp/j_message/hatsugen/file/060104.html

(5)平成18年度年度はじめ知事訓示(山梨県知事) http://www.pref.yamanashi.jp/pref/news/viewNewsSimple.jsp?id=1144747205402&dir=200604

(6)戦略経営の視点「幸福マップ」 幸福の考え方が簡潔にまとめられていましたので紹介します。 http://www.soumunomori.com/column/article/atc-12390/

   (2006/08/01)

   英国国立レスター大学のエードリアン・ホワイト教授は27日、「世界幸福地図」を発表しました。http://www.le.ac.uk/pc/aw57/world/sample.html

   http://www.eurekalert.org/pub_releases/2006-07/uol-uol072706.php

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(7/30):若者のブータン理解  ヤクランドのイベント予告

(1)坂本達氏(「やった。」という本でご存じの)を講師に、早稲田大学の学生諸君がブータンへ行き、ブムタンでのホームステイ、各人のテーマに添った調査、様々な方面の方々との面会、日本文化紹介、etc. を行い、帰国後にも様々な企画が行われます。 詳細は下記HPをご覧ください。

「地球体験から学ぶ異文化理解」大空の下、笑うために・・・ http://bbbbhutan.hp.infoseek.co.jp/index.html

早稲田大学のシラバス https://www.wnz.waseda.jp/syllabus/epj3041.htm?pKey=9A000001060120069A000001069A&pLng=jp&pPage=1

坂本達氏のブータン訪問記 http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/environment/sakamoto/s10column.htm

 

(2)久保淳子さん主宰ヤクランド(http://homepage1.nifty.com/yak/)のイベント予告を転送いたします。

みなさま

少し早いですが、イベントの予告です。伝説のツォナパタ湖・フラワートレッキング 報告会

日 時 : 2006年9月29日(金) 午後5時半〜7時半

場 所 : 豊島区勤労福祉会館(池袋) 第4会議室

運営協力費:ヤクランド会員1,000円、一般1,300円

ブータン3度目のモンターニュ会のメンバー(今回は4名)のみなさんが、おそらく日本人としては初めて歩いた「ハ」のトレッキングの様子を報告して下さいます。目的のシャクナゲは4000m地帯を歩く道中、数多くの種類が花盛り、ブルーポピーや珍しい真っ白なケシ、ノビレダイオウも見られたそうです。「ハ」出身のガイドやスタッフに、目に見えるひとつひとつの意味を教えてもらいながら、ブータンの暮らしを肌で感じた旅、その感動を分けていただきましょう。(会の後には、ちょっとビールでも・・・)

*詳細は8月末頃ホームページに掲載いたします。お申し込みはヤクランドまで(定員30名)

■7月31日の朝〜8月13日の夕方は、ブータンへの出張のためメールを見ることができません。いただいたメールには帰国後かならずお返事いたしますのでよろしくお願いいたします。

やっと夏らしくなりそうですが、猛暑に負けず夏を乗り切りましょう。

久保 淳子 Atsuko KUBO ヤクランド(ブータンゆっくり勉強会) yak@nifty.com http://homepage1.nifty.com/yak/

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(7/26):産経新聞記事 タイにおける皇太子殿下人気情報

(1)宴の後(?)といった感じのニュースを杉本さんから戴きました。 http://www.sankei.co.jp/news/060724/kok065.htm

タイで両陛下送迎のベンツが競売に 最高額3555万円で落札 

 【バンコク=岩田智雄】タイのプミポン国王の在位60周年記念行事に招待された25カ国の王族の送迎車が23日、バンコクで競売にかけられた。24日付バンコク・ポスト紙によると、天皇、皇后両陛下が乗られたベンツが最高額である1185万バーツ(約3555万円、1バーツ=約3円)で落札された。

 この競売は、ダイムラー・クライスラー・タイが行ったもので、競売に出された車はベンツ計40台。このうち30台が落札され、タイの自動車ディーラーが両陛下の車を落札した。

 続いて高額だったのはブルネイのボルキア国王が乗った車で1120万バーツ。好男子ぶりが評判となり、タイで人気が急上昇中のブータンのワンチュク皇太子の車は1110万バーツで落札された。競売の収益金の一部である578万バーツが、病気療養中のプミポン国王に寄付される。   (産経新聞 07/24 13:00)

 

(2)皇太子殿下人気をあらわす写真集(A4版、64ページ、オールカラー)、雑誌、邦文新聞(バンコク週報) を平山さんがお送りくださいましたので、せめて表紙だけでもお目にかけようと思いまして・・・・・・ どなたか、タイ語がお読みになれる方がいらっしゃいましたら、タイトルの意味だけでもご教示ください。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(7/19):5件

(1)徳島大学にいる国費留学生のブータン人のニュースです。http://www.topics.or.jp/News/news2006071804.html  国際理解へ外国人熱弁 徳島市、県在住者が弁論大会

(2)奇跡体験!アンビリバボー (06.7.6放送分) http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/p336_2.html

(3)http://www.nisira.com/2india.htm ブータンの米 ブータンの米レッドライス

(4)インターネット新聞日刊ベリタの記事 http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200607091819510    2006年07月09日掲載

  帰国求めるネパール系難民 ブータンの「民族浄化」 桃源郷のもうひとつの顔 ダルマ・アディカリ 関係日本語サイトにGNH研究所のサイトも紹介されています。

(5) 7月6日 根本かおるさんのネパール通信No.2(UNHCRネパール・ダマク事務所所長よりの現地レポート) <http://www.japanforunhcr.org/nepal2.pdf> です。

   6月15日 長期化するネパールのブータン難民(ニュースレターWith you No.9/P.6) <http://www.japanforunhcr.org/wy9p6.pdf> も添付します。

   いずれも以下のサイトからアクセスできます。 http://www.japanforunhcr.org/fund/fund_chad8.html

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 

おめでとう高田さん号(7/12)

「メンカン便り」の執筆者・高田さんの結婚式のもようです。300人という披露宴。 花嫁さん(ブータンの方だそうです)の情報はまだ伝わって来ていません。

画像と文は (1)(2) に    第1部は新郎宅でお祝いの儀式  第2部は新婦宅で正式な結婚式  第3部は広い会場で披露宴  第4部は新婦宅で2次会 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(7/10):新聞(?)旧聞

(1)伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』(ドルジというブータン人が登場)映画化  2006年秋・仙台で先行上映 2007年・全国ロードショー  映画情報が随時掲載

キャスト:瑛太、大塚寧々、関めぐみ、田村圭生、濱田岳、松田龍平ほか

監督  :中村義洋

製作  :アミューズソフトエンタテインメント、スカパー・ウェルシンク、読売広告社、ダブ、河北新報社

協力  :せんだい・宮城フィルムコミッション

 引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の美青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ち掛けてきた。彼の標的は――たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ! 四散した断片が描き出す物語の全体像は?

 

(2)大阪大学大学院工学研究科の福田知弘助教授のブータンの記事。  写真がきれいでした。

 

(3)旧聞ですが・・・・・渡航期間: 2003年7月21日〜9月19日, 派遣国:ブータン 

ブータンにおけるネイション形成 宮本万里 (東南アジア地域研究専攻) キーワード: 自画像,チベット(大乗)仏教,自然環境保護,小人口,労働徴集制度   研究報告

フィールドワーク報告: (1) 研究課題 (博士論文に予定しているタイトル) 、(2) 博士論文において目的としていること、=(3) そのうち,今回の現地調査で明らかにしたこと

宮本さんの博士論文について情報をお持ちの方はご一報ください。

 

(4)ライブハウス・アピア発行の月刊音楽情報誌「あたふた」2005年9月号Vol.102 (文・写真) REIKU「ブータン王国を行く」

  

(5)ティンプーの高田さん が、リンシへの出張中に撮影されたという素敵な「青いケシ」をお送りくださいましたので、皆様にもおすそ分け!(笑)

 

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(7/7):ブータン王国伝統織物展示即売会

ギャラリーいさら 『ブータン王国伝統織物展 』2006年7月17日(月)〜7月29日(土)  24.、25日(月、火)休廊 12:00〜19:00(最終日17:00)

〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-26-10 カラコル5 1F(恵比寿駅東口から徒歩6分)  電話: 03-3446-8878  詳細

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

(7/6):皇太子殿下

ニュース  ブータン皇太子の恋人?インターネットで画像流出

【タイ】  プミポン国王在位60周年慶祝行事のために訪タイし、一躍人気者になったブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク皇太子の画像がインターネットで出回り、新聞のトップ記事で取り上げられるほどの騒ぎとなった。画像は王子と女性が寄り添っているもので、6月23日に投稿されている。タイの情報通信技術省はこの画像を合成写真と見ており、親交の深い国の王室に対する不敬罪に当たるとして、投稿者の割り出しを急いでいる。  

 

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 

(6/29):タイ、チベット

(1)タイ在住日本人の何人かがブータン皇太子のことをBlogの記事にしていますが、これはそのひとつです。

http://ch.kitaguni.tv/u/7807/%a5%bf%a5%a4%ca%eb%a4%e9%a4%b7%a1%a3/0000368304.html

2006 年 06 月 28 日(水);タイ暮らし。 <http://ch.kitaguni.tv/u/7807/%a5%bf%a5%a4%ca%eb%a4%e9%a4%b7%a1%a3/>

ブータンから来たアイドル王子。 先日行なわれた王様の式典に出席した、ブータン王国の王子が、タイの女性達の間でものすごいフィーバーとなっているようです。

-------------

(2) 7月開通のチベット鉄道の延伸計画についての記事です。  青蔵鉄道を延伸、インド・ブータンの国境の街まで

2006/06/28(水) 11:57:54更新写真:大 / 小  青海省の西寧とチベット自治区のラサ(拉薩)を結ぶ青蔵鉄道に延長計画があることが明らかになった。青蔵鉄道の3本の支線として建設し、そのうちの1本はインド及びブータンの国境の街ドモ(亜東)を終点とする。中国新聞社が伝えた。

チベット自治区政府関係者の談話によると、青蔵鉄道の支線として建設されるのは、ラサ−ニャンティ(林芝)間、ラサ−シガツェ(日喀則)間、シガツェ−ドモ間の路線。

ラサ−ニャンティ線はラサを起点にニャンティまで東進。ラサ−シガツェ線はラサを起点にシガツェまで西進し、シガツェ−ドモ線はシガツェから南進してインド及びブータンの国境の街ドモに至る。3線の総延長は2000キロメートルに達する。今後10年以内の開通を目指し、建設のための投資総額は数百億元と見込まれている。

青蔵鉄道以外の中国内陸部の鉄道建設では、甘粛省と新疆ウイグルを結ぶ蘭新鉄道にある柳溝駅と敦煌駅を結ぶ169キロメートルの建設が完成し、3月2日に運行を開始している。この敦煌鉄道は青海省のゴルムド(格爾木)まで延長され、青蔵鉄道に接続する計画だ。

この敦煌鉄道の延長部分と支線部分を含めた青蔵鉄道が完成すれば、中国の内陸部を縦断し、南アジア諸国と接続することが可能な鉄道ネットワークが完成することになる。またドモ県には、中国西南地区最大の自由貿易区とする計画がある。

■関連ニュース

青蔵鉄道:北京−ラサは48時間、寝台で1262元(2006/06/27)、チベット・タンラ山脈:青蔵鉄路開通で携帯通話可能に(2006/06/26)、青蔵鉄路開通で観光客増、航空業界にも好影響(2006/06/22)、敦煌鉄路:警笛一声、1号列車が蘭州駅を出発(2006/03/03)

青蔵鉄道のニュースは、中国情報局ニュースの「経済ニュースの一覧へ」をクリックし、「青蔵鉄道を延伸、インド・ブータンの国境の街まで」へお進みください。

--------------------

私事ですが、最高標高が5000mを超える「青蔵鉄道」の映像を数ヶ月前に見たら、どうしても乗りたくなり、8月に行くことにしました。

日本から中国は広州へ飛び、西寧へ飛び、そこから車で2日間、計4日めに青海省のゴルムドへ入り、そこから青藏鉄道に乗り15年ぶりのラサへ入ります。

(15年前はラサに戒厳令が出ていて少々不自由でした)。

ほとんど映画「ココシリ」の舞台です。    しかし、どう考えても物好きとしか言いようのない旅ですね(笑)  山本けいこ

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

(6/26):: 毎日新聞2件

(1)6月23日朝刊 「縦並び社会:第4部・海外の現場から/8止 「国民総幸福」の国

(2)6月25日朝刊 書評「今週の本棚」 養老孟司・評 『ブータンにみる開発の概念−−若者たちにとっての近代化と伝統文化』 =上田晶子・著

  

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

(6/21):新刊本のお知らせ 

『地球の食卓 世界24か国の家族のごはん』 ピーター・メンツェル/著 フェイス・ダルージオ/著 みつじまちこ/訳 、TOTO出版  

あの国の人たちは、どんなものを食べているのだろう? 24か国を巡って集めた、30家族の1週間分の食材600食を大公開。

こちら や こちら で購入できます(送料無料)

 

 

「地球家族」シリーズ第3弾の同書写真は、2001年にNHKで放送された「あなたはいま幸せですか?」という同シリーズ第一弾で取材した家族を数年後に再訪した番組取材時に撮影されたモノのようです。ブータンの農家の良く見る懐かしい食事風景、唐辛子をなんとパラボラアンテナで干している写真、僧侶がペプシ・コーラをラッパ飲み(ブータンでは瓶に口はつけないので流し込み?)している写真、等々、10ページの本文に9枚のカラー写真が掲載されています。

    

 

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(6/24):「長期化するネパールのブータン難民」 日本UNHCR協会ニュースレター

日本UNHCR協会のニュースレター のダウンロードをクリックしてください。 6ページめに掲載されています。

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(6/14): 中日新聞の記事

名古屋の中日新聞の記事 http://www.chunichi.co.jp/kodomo/world/20060528.htm

2006年5月28日(日) 全国で先生感謝の日 ブータン・パロ(上)

 「ブータンでは毎年5月2日、全国の学校でティーチャーズデーが行われます」。元青年海外協力隊員で、パロという街のウチュ小中学校に派遣されていた青山友子さん(岐阜県多治見市在住)が、珍しい話を聞かせてくれました。

 これは子供たちが日ごろの感謝を込めて先生たちをもてなす催し。みんな踊りの練習をしたり教室を飾り付けたり、一生懸命準備をします。そして当日、子供たちは学校に来た先生たちに胸飾りを付け、お茶やお菓子の接待も。

 またダンスやお芝居も発表します。写真は女子が男子の制服を着て踊っているところ。先生もお礼に踊りを披露します。「先生たちも子供たちもいつもと違う表情を見せる楽しい一日です」と青山さんも懐かしんでいます。

先生への感謝の踊りを、神妙に披露する少女たち(青山友子さん提供) http://www.chunichi.co.jp/kodomo/world/20060604.htm

2006年6月4日(日) 授業が早く終わる!?

ブータン・パロ(下)窓が小さく狭い部屋。使い込まれた長い机で「社会」を勉強する子供たち。「教室は薄暗く、決して恵まれた環境とはいえません」とパロのウチュ小中学校で教えていた元青年海外協力隊員の青山友子さん(岐阜県多治見市在住)。

 それどころか停電もしばしば。教科書は学校のものでカバーをかけて大切に使います。むろん書きこみは禁止。1年が終わると学校に返します。座席は長いすに3、4人掛け。普通に座っても隣の友達にくっついてしまうほどです。

 そんな中でも勉強はみんな一生懸命。ただ面白いことも。授業が終わる合図のチャイムは校務員さんが鳴らしますが、早まったり遅くなったり。青山さんは「校務員さんの時計次第で授業時間が変わるんですよ」と愉快そうです。 暗くて寒い教室だけれど、熱心に勉強する子供たち(青山友子さん提供)

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(6/14):ちょっと旧聞ですが・・・・FW: 中日新聞記事

年末年始にブータンに来ていた青山友子元隊員の情報提供になる中日新聞記事です。 http://www.chunichi.co.jp/kodomo/world/20060115.htm

 

2006年1月15日(日) ドキドキ 初めての体力測定 ブータン・プナカ(下)

プナカの小中学校で行われた体力測定に、子供たちも真剣(青山友子さん提供)

 ブータンの小中学校で体育が正式な科目になったのは2000年。授業を指導するため、現地の学校に派遣された元青年海外協力隊員の青山友子さん(岐阜県多治見市在住)は「女子は男子の前で恥ずかしがるし、運動場もなかった」。

 初めはノリの悪かった子供たちが、やがて夢中になったのが綱引きや玉入れ。綱引きは工事現場で使うロープを活用し場所は道路。玉入れは新聞紙を丸めて粘着テープでくるんだ手製の玉だったけれど、どの子も大喜びでした。

 みんなが興味津々だったのがもう一つ。隊員仲間を中心に一昨年この国の小中学校で初めて取り組んだ体力測定。調べたのは身長や体重、腹筋や立ち幅跳び。先日、現地を訪れた青山さんは「今も続けてくれていた」と感激しきり。

http://www.chunichi.co.jp/kodomo/world/20060108.htm

 

2006年1月8日(日) 初雪の日は学校も休み ブータン・パロ(上)

雪だるまを作って、満足した様子の子供たち(青山友子さん提供)

 「ブータンでは、新年になって初めて雪が降った日は、学校も役所も休みになるんですよ」と教えてくれたのは、青年海外協力隊員として、パロという都市のウチュ小中学校に派遣されていた青山友子さん(岐阜県多治見市在住)。

 むろん雪が降れば、子供たちはうれしくて雪合戦をしたり雪だるまを作ったりして遊びます。「雪だるまの目は木の実、鼻はトウガラシを使っていました」と青山さん。ただし、早くに溶けてしまうのでそんな遊びも大忙しです。

 この国では春にウメやモモの花が咲き、夏は田んぼが青々と広がり、秋にはそれが黄金色に輝きます。まるで日本と同じ。「顔つきも日本人とよく似た子供たちが、そんな環境で伸び伸び暮らしています」と青山さんは愉快そう。

 

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

(5/26):朝日新聞(名古屋)、週刊朝日、月刊誌「BRUTUS」

(1)朝日新聞(名古屋)の本井記者から記事を頂戴しましたので、誌面でお送りします。

 

私はどうも誌面を見ないと読んだ気がしませんで・・・・・(笑)

なお、15日付けの記事中「2月〜4月にかけて」は「1月〜」の間違いだ、とのご本人のお手紙が同封されていました。

 

(2)週刊朝日の今週号のグラビアがブータンだそうです。

(3)月刊誌「BRUTUS」 6月1日号のブルータス国際空港でパロ国際空港が紹介されています。 出版社:マガジンハウス 発行年月:2006年05月 

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(5/24):王妃様の著書出版 クェンセル記事

(1)ドルジ・ウォンモ王妃の2冊目の著書が出版されました。

「雷龍の宝ーブタンの肖像」とでも訳せばよいのでしょうか。195ページの本の価格はNu.495です。出版社はPenguin Books Indiaです。

http://www.kuenselonline.com/modules.php?name=News&file=article&sid=6978 <http://www.kuenselonline.com/modules.php?name=News&amp;file=article&amp;sid=6978>

 

Treasures of the Thunder Dragon

Posted on Sunday, May 21, 2006, @ 08:00:57 EDT

Update: 21 May 2006- In a unique ceremony presided by Gyalsey Trulku Tenzing Rabgye and attended by a mixed gathering of government officials, the international community, and the Bhutanese academe, His Royal Highness the Crown Prince, Jigme Khesar Namgyel Wangchuck, launched “Treasures of the Thunder Dragon”, a book by Her Majesty the Queen Ashi Dorji Wangmo Wangchuck on May 17.

 

            

Her Majesty appreciates the ceremonial release of her book by His Royal Highness      HRH Trongsa Penlop releasing the book

 

Described as a “captivating blend of personal memoir, history, folklore and travelogue that provides intimate insights into Bhutanese culture and society, the CEO of Penguin Books in India, Mr. Thomas Abraham, described the first non-fiction narrative from Bhutan as a unique experience for Penguin which published it.

Her Royal Highness Ashi Sonam Dechan Wangchuck read an excerpt from the book, choosing the start of Her Majesty’s journey through life as she left for boarding school in India. The first copies of the book were sold out immediately after the launch.

Priced at Nu. 495, Treasures of the Thunder Dragon is Her Majesty’s second book. Her first book, Of Rainbows and Clouds, was published in 1999.

http://www.bbs.com.bt/A%20book%20by%20Ashi%20Dorji%20Wangmo%20Wangchuck.htm

“The treasures of the thunder dragon -A portrait of Bhutan”- a book by Ashi Dorji Wangmo Wangchuck released

2006, May 18: His Royal Highness the Trongsa Penlop released the new book authored by Her Majesty the Queen Ashi Dorji Wangmo Wangchuck last evening. The book is titled “The treasures of the thunder dragon -A portrait of Bhutan.”

It provides unique and intimate insights into Bhutanese culture and society with vivid glimpse of life in Bhutan’s villages and hamlets and monasteries and palaces.

The 195-page book has been described as a captivating blend of personal memoir, history, folklore and travelogue. The book is an account of Her Majesty’s childhood and the changes witnessed when the country decided to end its isolation. Being a one among few hundred Bhutanese students who went to boarding school in the northern hill stations of India the author recalls her experiences and dreams in the adventures of boarding school.

It also tells a larger story of Bhutan’s rapid transition from a medieval kingdom to a modern nation within the space of a decade.

According to the review by Kuensel the book also portrays on political intrigues of the past that affected the author’s family, like the assassination of the Zhabdrung Jigme Dorji in 1931, an incident that was not clear to many Bhutanese.

The book delves deeper into the traditional arts like people weaving cane baskets in Zhemgang, artisans making dapas in Yangtse and hats in Sakten, women weaving yathras in Bumthang and Kushitharas in Kurtoe.

“And, when an old man in Zhemgang will not leave his home, despite an extremely hard life, because of his identity, the reader is forced to wonder if young Bhutanese will ever find that pride?”

His Eminence Gaylsay Tenzin Rabgay, Their Royal Highnesses the Princes and the Princesses, the Prime Minister Lyonpo Sangay Nidup, cabinet ministers and other senior government officials attended the launch at the Royal banquet hall. Also present were diplomats and representatives from the international agencies.

The book was edited by Nandini Metha from India and published by Penguin Books India.

 

 

(2)KUENSELのWebsiteに落成式に出席された弓削史さんの寄稿記事が掲載されています。

http://www.kuenselonline.com/modules.php?name=News&file=article&sid=6983

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(4/28):人口世帯調査結果

4月27日、2005年5月30,31日に実施されたブータンの人口世帯調査の結果が公表されました。

人口は男性364,482人、女性307,943人  合計672,425人です。

有名な最後の設問「あなたは今幸せですか?」の結果は、非常に幸福45.2%、幸福51.6%、幸福でない3.3%、足すと100.1%になります。

詳しくは調査委員会のホームページをご覧ください。http://www.bhutancensus.gov.bt

KUENSELの記事

http://www.kuenselonline.com/modules.php?name=News&file=article&sid=6876 <http://www.kuenselonline.com/modules.php?name=News&amp;file=article&amp;sid=6876>

Census report released

Posted on Thursday, April 27, 2006, @ 09:31:16 EDT

27 April 2006- The country's first nationwide Population and Housing Census report which was conducted from May 30 to 31, 2005 was officially released today by Prime Minister Lyonpo Sangay Ngedup.

According to the report, Bhutan's official population is 634,982 with 333,595 males and 301,387 females.

Among a host of other important indicators, the report reveals that Thimphu is the most populated dzongkhag (98,786) in the country followed by Chukha (74,387) and Samtse (60,100).

Gasa is the least populated dzongkhag in the country with a population of only 3,116 followed by Haa with 11,648 people. During his inaugural address, the prime minister said that the data provided by the report would be 'very beneficial in preparing future developmental plans'.

“It will make it convenient for the planners as well as the donors,” he said.

Meanwhile, the Prime Minister also launched the website of the Office of the Census Commissioner where details of the report and fact sheets would be available.

Members of the council of ministers, senior government officials from various sectors and representatives from international bodies attended the event.

 

BBSの記事

http://www.bbs.com.bt/Population%20figure%20revealed.html

Bhutan's population stands at 672,425

2006, April 27: The first official and accurate population profile of Bhutan has been released today. Marked as an important event in the history of Bhutan the office of the census commissioner has launched its report on the first ever comprehensive population and housing census conducted in May 2005. The report revealed that Bhutan has a total population of 672,425. Thirty one percent live in urban areas and the rest sixty nine percent live in the rural areas.

The capital Thimphu has the highest number of population with a total of 98,676 (53,496 male, 45,180 female) and Gasa has the least with just 3,116.

According to the report about 60 percent of the Bhutanese are literate. The population growth rate stands at 1.3 percent. The unemployment rate for those above 18 years is 2.3 percent. The overall sex ratio stands at 111 males per 100 females and the population density at 16 persons per square kilometers.

There was also question on the state of happiness: 45 percent said they were very happy, 52 percent said happy and some 3 percent as not very happy. Going by the area of residence the report revealed that in rural areas 46.5 percent were very happy, whereas in the rural areas only 42.0 percent were very happy.

Launching the report the Prime Minister Lyonpo Sangay Ngedup said that the report would be very beneficial. It would form the basis for planning and provide a clearer picture to the donor countries, he added.

Prime Minister and the census commissioner at the launch

The Director of the National Statistical Bureau Kuenga Tshering said that Planning and decision making would be more accurate and credible. “Previously when we conduct any survey we need to draw a sampling frame which we did not have. Because of that we didn’t know the accuracy of the estimates. But now using the findings of the population and Housing census the accuracy can be scientifically proved,” he said.

Coinciding with the ceremony the official website of the Population and housing census of Bhutan 2005 was also launched. The address is www.bhutancensus.gov.bt <http://www.bhutancensus.gov.bt/> . The Prime Minister also gave away letters of appreciation to the ministries.

The ceremony was attended by cabinet ministers, the speaker and representatives from the international community.

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(4/28):山菜

 トヨタ財団の2005年度助成研究で以下のブータンに関連したテーマがあります。

http://inamai.com/news.php?c=norin&i=200604280938230000009677 <http://inamai.com/news.php?c=norin&amp;i=200604280938230000009677>

信大でブータンの農業と山菜などについて学ぶ公開ゼミ

訪れた研究員にブータン料理を振舞う学生(2006/4/28)

 南箕輪村の信州大学農学部で26日、ブータン農業省の研究員を招いた公開ゼミがあった。約30人の学生が集まり、ブータン人の生活と密接なかかわりを持つ食用野生植物の利用や伝統知識など学んだ。

 機能性食料開発学を専攻する松島憲一助教授のゼミは昨年から、長野県と似通った気候風土を持つブータンの食用野生植物利用に着目し、現地の研究機関と共同プロジェクトを進めている。鎖国が長かったブータンは、日本で一般的に食されている野菜類の普及が遅かった分、山菜などの利用が進み、それらに関する知識も蓄積されているが、現代に入り若い世代が継承しなくなってきていることから、食用野生植物の利用と伝統知識を保全するための研究・調査をしている。

 公開ゼミは、今月上旬に現地調査に出向いた学生2人と、ブータン農水省の研究員2人がそれぞれ発表した。

 ラクシュミ・タパさんは、日本でもなじみのアカザ、ゼンマイ、などがブータンでは一般的に食べられていることや、市場価値のあるいくつかの山菜を紹介。また、それらが持つといわれているさまざまな効能やブータンにおける文化的価値やなどを説明した。

 また、ゼミ生らがブータンの郷土料理「ダチ」を作り参加者に振舞った。

 同研究室は、研究調査を来年まで継続した後、結果をまとめた山菜図鑑のようなものを作成する予定。 

 

http://www.toyotafound.or.jp/houkokusho.html

助成番号 題目 代表者氏名 代表者所属 助成金額 D05-R-0656 ブータン王国における山菜等野生植物利用とそれに関する伝統知識の伝承について 松島 憲一 信州大学大学院農学研究科 4000000円

ブータン王国では1964年以降に日本の技術協力により野菜栽培が導入されるまでは、主に野菜は森林から野生植物を採取し山菜として利用するに限られていた。野菜栽培の普及は農家の現金収入や栄養改善といった点で評価される。しかし、その一方で、それまで利用されてきた山菜(野生植物)については利用が減少してきており、それに伴いそれら野生植物に関する伝統的知識(健康効果・加工利用法等)についても消失しつつあるのが現状である。そこで、本研究ではこれら利用可能な野生植物種を明らかにするとともに、これらに関する伝統的知識を保全・再評価することを目的に、同国農業省研究機関と共同で現地調査・図鑑作成・普及保全活動を行う。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(4/23):3件

杉本さんから戴きました情報3件、お送りいたします。

(1) 世界のトイレ情報 お知り合いのどなたかブータンの情報を提供できませんでしょうか。     

http://tsukuba.utari.net/03labo/toilet/toilet.cgi?country=BT#dai      http://tsukuba.utari.net/03labo/toilet/      

山本註:2001年「トイレはどこですか?」の著者のようですが、ブータンへはいらっしゃった様子がありません。

(2)国際交流基金の公開シンポジウム「インド・ブータンー素顔のまちづくり」の記事   

http://www.jpf.go.jp/j/culture_j/news/0602/02-07.html      http://www.jfsc.jp/webmember/topics_cont/to-0306-0037

(3)財団法人地球環境戦略研究機関の「2005年アジア環境重大ニュース」・・・ブータン編あり  

http://www.iges.or.jp/jp/pub/asia_2005.html   07_bhutan.pdf    05_12_21 (1).pdf

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(4/22)『まつり 67』

ブータンの宗教、祭、等がご専門の本林靖久先生(皆様ご存知の『ブータン・スタイル』著者)より戴きました『まつり 67』のご紹介です。

タシガンやパロのツェチュのプログラム、個々の演目の解説、祭の意味、等々、ブータンの祭にご関心のおありの方には大変有意義です。

市販されているモノではないようですので、ご入用の方は発行者(電話0567−37−0441)に直接お問い合わせください。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(4/20)神戸のHさんから「神戸空港一村一品マーケット見物記」を戴きましたので・・・・

昨日、早速神戸空港の<一村一品マーケット>へ行ってまいりました。

神戸空港は神戸の中心街三宮からポートアイランドまで車で15分、有料でなく、空港駐車場も搭乗者は24時間、無料で一般車も1日150円の駐車料金で割安、展望台も無料、レストランも低価格で、けっこう観光バスも来ておりました。

さて、お目当ては経済産業省と対日貿易投資交易促進協会(MIPRO)主催、神戸市協賛で3m平方未満の小さなブースでアジア・アフリカの開発途上国の地場特産品が売られておりました。

ブータンの品々ですが、ヤク?製のソファーカバーが294千円、ケバイ感じのポーチが1890円、その他2〜3千円程度のものが出ておりました。やはりブータン製品は割高でした。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(4/17)こども親善大使  人事異動

(1)福岡のこども親善大使のブータン訪問。毎年5名のブータン人生徒(中学生)が福岡市に招待されていますが、福岡市の生徒がブータンを訪問しています。

  

http://www.apcc.gr.jp/APCC/Japanese/mission/bhutan/index.html

 

 

(2)昨年の愛知万博のブータン館の館長だったブータン貿易産業省の内部監察官だったMr.Thinley Wangchukが新規に設置された選挙管理委員会(2008年の総選挙のために設置)の首席選挙登録官Chief Electoral Registration Officer of the election commission. に任命されました。Mr.hinley Wngchukはブータン野最初の文部省国費留学生として、和歌山大学で経済学修士を取得しています。 http://www.bbs.com.bt/tranfers and promotions.html

RCSC announces appointments and tranfers of senoir civil servants 2006, April 14: The Royal Cilvil Service Commission (RCSC) has announced the transfer and appointment of civil servants. Two of the officials have been appointed to senior position.

The Director General of the Ministry of Health, Dr. Gado Tshering has been appointed as the Secretary of Health.

While the Drangpon of Punakha District Court, Damcho Dorji is now the Director of the Office of the Legal Affairs.

The Research Coordinator of Agriculture Ministry, Dr. Phuntsho Namgyel is the Director of Election Commission Secretariat.

The Internal Auditor of the Ministry of Trade and Industries Thinley Wangchuk has been appointed as the Chief Electoral Registration Officer of the election commission.

A news release from the RCSC says that the appointments will come into immediate effect.

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(4/16):3件 

(1)神戸新聞 2006/04/16  http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/kz/0000019281.shtml

開発途上国の特産品販売店 神戸空港に開業

神戸空港の出発ロビーにオープンした「一村一品マーケット」=神戸空港ターミナルビル

 アジアやアフリカの開発途上国で作られた特産品を展示・販売する「一村一品マーケット」が十五日、神戸市中央区の神戸空港ターミナルビル内にオープンした。 各国の輸出増につなげるため経済産業省などが運営。地場産品を広めた大分県の取り組み「一村一品」にちなんでいる。

 二階出発ロビーの一角とみやげ店内の二カ所に売り場を設け、約二十カ国から輸入されたバッグや服、コーヒーなど七十点以上を扱っている。一番高額の商品はブータン産の手織り布地で二十九万円。子供たちにはマダガスカル特産で高さ約一メートルのキリンの人形が人気を集めていた。  同マーケットはすでに成田、関西、中部の各国際空港で開店しているが、国内線空港では初めて。九月三十日まで営業する予定。(原田大介)

----------

(2)2006年4月下旬発売予定 『近代化と伝統文化:ブータンの若者たちの視点から』(仮) 著者:上田 晶子 出版社:明石書店 本体価格:6000円(予価)

上田 晶子さん紹介(杉本さん筆) :北海道出身。ロンドン大学東洋アフリカ学院博士課程修了。開発学博士。ブータンを最初に訪れたのは1996年。以来、1997年から1998年にかけて1年間、ブータン政府教育省に所属し、博士論文のための調査の傍ら、進路指導マニュアル作りに携わるなど、同国をしばしば訪問している。在インド日本国大使館専門調査員を経て、現在、国連開発計画ブータン事務所勤務。

----------

(3)財団法人自治体国際化協会の「自治体国際化フォーラム」2006年1月号と2月号に掲載されていました。

ブータンの地方分権化支援の現状と課題(上)、(下) 幸田雅治 ブータン地方自治プロジェクト支援委員会委員(総務省消防庁総務課長)

山本より:(3)はA4用紙で7ページあります。ご希望の方にのみお送りいたしますのでご一報ください。その際、郵送、ファックス送信、添付ファイル、などご希望方法を明示願います。

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(4/16):日本の国会についにGNH登場!

国会にGNHが登場しました。 http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select00/164/16403220001009c.html

第164回国会 本会議 第9号 平成十八年三月二十二日(水曜日)

午後零時一分開議

○議事日程 第九号

    ─────────────

 平成十八年三月二十二日 正午 本会議

    ─────────────

 第一 国の補助金等の整理及び合理化等に伴う

  義務教育費国庫負担法等の一部を改正する等

  の法律案(趣旨説明)

    ━━━━━━━━━━━━━

○本日の会議に付した案件

 議事日程のとおり

     ─────・─────

○議長(扇千景君) これより会議を開きます。

 日程第一 国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する等の法律案(趣旨説明)

 本案について提出者の趣旨説明を求めます。小坂文部科学大臣。

   〔国務大臣小坂憲次君登壇、拍手〕

○国務大臣(小坂憲次君) 国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する等の法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。

(中略)

 

以上がこの法律案の趣旨でございます。(拍手)

    ─────────────

○議長(扇千景君) ただいまの趣旨説明に対し、質疑の通告がございます。発言を許します。那谷屋正義君。

   〔那谷屋正義君登壇、拍手〕

○那谷屋正義君 民主党の那谷屋正義です。

 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました義務教育費国庫負担法等の一部改正案に対し、小坂文部科学大臣並びに竹中総務大臣に質問をいたします。

 本題に入る前に、少し寄り道をお許しいただきたいと存じます。

 

(中略)

この問題意識において、私を触発してやまないのが、ヒマラヤ山ろくの人口七十万人弱のブータンという国が掲げる国民総幸福量、グロス・ナショナル・ハピネス、GNHの理念です。

 自然環境や伝統文化を守り、家族や地域で助け合いながら生きる。言わば、自然や人間との共生の哲理実現を目指す思想とも言えましょう。ブータンの実践が問い掛けるのは、所得の増大、GDPの成長が豊かさや幸福、満足度を測る尺度となっている我が国のありようです。

 ある気鋭のジャーナリストは、自然が保全され、川や泉から水を飲んでいてもGDPとは関係ないが、ボトルに入ったミネラルウオーターをいっぱい飲めばGDPは上がる、健康であればGDPは増えないが、病気になって薬を飲んだりすればGDPは上がる、命までもすり減らす会社人間になって働き続けなくてはGDPは上がらないなどなど、市場原理の宿業とも言えるゆがんだ因果関係を例示した上で、こうしたGDP信仰の虚構に気付かせてくれるのがブータンの試みだと読み解きます。

 多分、ブータンにはうつろな人間たちが巣くう土壌はないのでしょう。我が国の学びの場を覆う閉塞状況を打ち破るための多くの示唆がここにはあります。

 民主党は、これらの原点、教訓に学び、教育再生に向けた第一線に立ち続ける決意を明らかにして、質問を終わります。(拍手)

   〔国務大臣小坂憲次君登壇、拍手〕

 

 

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(4/10)タイの日本語フリーペーパー

   

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(4/10)写真家John Berthold 氏の写真集「Bhutan Land of the Thunder Dragon」 が出版されました。

新刊写真集のご案内は、薫さんの文章が最適でしたので、薫さんのご了解を得てシデ社HPの案内文をそのままお送りします。

私は Amazon( http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/086171282X/503-7081078-8128722 )で購入しましたが、少し割引の3099円(税込 送料無し)で、10 日ほどで届きました。山本けいこ

====================

シデが現地手配を担当しました写真家John Berthold 氏の写真集「Bhutan Land of the Thunder Dragon」 が出版されました。この撮影取材には、前内務大臣ロンポ・ティンレイ・ジャムツォから特別許可をいただき、通常、外国人は入域を禁止されている地方の風景や、現在では撮影を厳しく禁止されている寺院の内陣の写真も含まれております。加えて John のユニークで温かみのある視点は、これまでにないブータンの人々の表情や生活を生き生きと表現しています。p.157 のAcknowledgmentsには弊社代表のジュルミ・ツェワンとスタッフへの謝辞もいただき、「John ! ありがとう、我々もいい仕事ができました。」

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(4/6)毎日新聞 2006年4月6日 東京朝刊

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(3/23)JAPAN TIMESの「世界の英語教室」続き

■ 『世界の英語教室 (小学校)』 「ブータン・番外編」 By Mina Hisada/Illastaration by Puri

「イマージョンのプールに飛び込んでいる子供たち」

もう飛び込んでみたよ

「英語活動」が全国の小学校で導入されてからはや4年。日本の公立小学校では英語はまだ正規科目ではなく、あくまで英語に触れる「活動」としての時間が設けられています。これは子供たちにとって幸福なことなのか、不幸なことなのか―各国の小学校の英語教育の実態を探りながら、ずっと考えてきました。そうした中で、出合ったのが「イマージョン教育」です。

It's been four years since English has been introduced into Japanese elementary school curriculums under the eigo-katsudo (or English activity) initiative, although it still isn't an official subject. I've been thinking about this for a long - whether it's necessarily a good or bad move for the children - and during that time, I became familiar with the "immersion" method.

 

世の中に「もし」はないのですが、「もし英語を正規科目にする」としたら、理想の教育形態の一つとして「イマージョン教育」が挙げられると思います。(「イマージョン教育」については、昨年『飛び込んでみようか』の回で触れましたので、こちらをご覧ください 。)

If and when English does formally become a subject in Japanese elementary schools, I think the "immersion" method would be the ideal method of teaching.

ツェリン・ペムちゃんとカルマ君

 

さて、本コラムで1月にも取り上げたブータンですが、その「イマージョン教育」を国家方針として小学校から取り入れています。今回はブータンの小学生や現地に住む日本人にインタビューをし、よりその実態を探っていきたいと思います。 登場してくれるのは、現地在住7年の青木薫さんとツェリン・ペムちゃん(通称ペムちゃん、11歳)、そしてペムちゃんの弟のカルマ君(6歳)です。

Bhutan (featured in January on this site) has, however, already instituted an "immersion" program in elementary schools around the country. This week, we will be speaking to Ms. Kaoru Aoki, who has been living there for seven years, and two Bhutanese children (Tschering Pem, 11 years old, and her brother, Karma, six years old) about what they think about this policy.

------------------------------------------------------------------------

◆ まずは、青木さんに語ってもらいます。 (First, let's start with Aoki-san.)

青木さんと愛犬

■ブータンの子供と英語について (About Bhutanese Kids and English)

QUESTION :公立の小学校から「英語で」授業をするというのは、日本では考えられないことなのですが、実態はどのようなものでしょうか?

It's hard to imagine teaching subjects in English at public elementary school in Japan. Could you tell me more about what's going on in Bhutan?

Aoki-san: A:英語は土曜日を除いて毎日あります。自国語であるゾンカ語の教科書以外はすべて英語なので、毎日「英語」にどっぷりつかっています。達者になって当たり前ですね。本屋に並ぶ本は100:1くらいの割合で英語本の圧勝です。新聞発行部数も勝負にならないほど差があります。ケーブルテレビで配信される番組も英語とお隣インドの言葉での放送がほとんどです。実はゾンカ語能力の低下は、ブータン社会で今深刻な問題になっています。高学歴を望むには英語が必須なので、親も英語教育にしゃかりきになるため、国語であるゾンカ語が苦手な子供が増え、たいていの落第者の赤点はゾンカ語もしくは算数です。

(In Bhutan, the kids learn English at school, except on Saturdays and Sundays when there is no school. All the textbooks are in English except for their Dzongkha textbook. So it's clear why they are so quick to master English. In a bookstore, most of the books are in English. Let's say 100 English books to one Dzongkha book. It's the same thing for newspapers. In fact, this is a serious problem for Bhutan. If you want higher education, you have to know English. Parents here are obsessed with English and so Dzongkha often becomes secondary. Usually, Dzongkha and math are a kid's weakest subjects.)

 

青木薫さん ■ 抱えている問題について (Problems)

QUESTION : なるほど。母国語とのバランスをとるのは相当難しいようですね。 I see. It seems quite difficult to keep the right balance between English and one's mother tongue.

Aoki-san: そうですね。一般にゾンカ語専門コース以外の生徒・学生は、手紙もゾンカ語で書くことができません。だから、ラブレターも英語になってしまう。また、ほかの教科も英語で教えるというシステムのため、英語が苦手な子はすべての教科が苦手という結果になっています。

(Generally speaking, students who haven't majored in Dzongkha won't be able to write a basic letter in Dzongkha. This means their love letters are written in English. The Bhutanese education system, which is famous for teaching all subjects in English, causes some problems for students who are not good at English. If they are bad at English, it affects their other subjects.)

 特にブータンでは宿題の量も多く、要求される質も日本では想像できないほど高いので、両親が学校に通ったことのない人だと、英語の読み書きができないため、子どもの宿題も見てあげられないと悩んでいる人もいます。また、一般に授業は中の上くらいの生徒をターゲットに行なわれるため、授業を理解しないでいる子供たちは、どんどんおいていかれ、こういった子の救済システムがありません。数年前までは教師がバイトで家庭塾などを開いていましたが、政府が公務員教師のバイトを一切禁止したため、ますます落ちこぼれた子はそのまま…というのが現実です。ブータンで暮らしている外国人としては、ゾンカ語は話し言葉としては必要ですが、読めない、書けないからといって、特に困る場面はありません。でも、英語ができないと、いろいろ大変です。

( The kids have a lot of homework, much more than you can imagine -- in terms of quantity and difficulty. If their parents have never been to school, they are unable to read or write in English. How do they help their kids do their homework? It's a big problem for them. Also, the classes are pitched at students who have a greater than average academic skill. It's tough for kids who have problems keeping up. A few years ago, extra classes were provided for these kids by teachers. Now this is prohibited by the government. Teachers are not permitted to do any extra work. As a foreigner who lives in Bhutan, I find I need to understand spoken Dzongkha. That's all. You won't have any great problems if you can't read or write it. English, though, is absolutely necessary. )

 

算数も英語で勉強するよ ■ 先生との会話について (Talking to teachers)

QUESTION: 学校での教育は英語とのことですが、先生と話すときも常に英語なのでしょうか?それとも授業中のみ英語で、休み時間などはゾンカ語なのでしょうか?

If classes are held in English, do students speak to their teachers in English all the time? Or do they just speak English in class and use Dzongkha outside class?

Aoki-san: 学校では、校内では英語とゾンカ語を使いましょうと指導しています。ぺムちゃんの通っている学校も、先生と話すときは英語かゾンカ語だそうです。休憩時間などは、つい別の言葉を使ったりすることはあるようでが、学校の友だちとはゾンカ語で話すというのが普通です。子供たちにはそれが当たり前のようです。

(At school, they speak in both English and Dzongkha. It's the same situation at Pem's school. Sometimes they can't help speaking in other languages, but usually they speak in Dzongkha. It's second nature to them.)

 

■学校以外の「英語教育」について (English education outside school)

QUESTION: 日本には、英会話学校が街にあふれていますが、ブータンではどうなのでしょうか? ブータンにも塾はあるとのことですが、ブータンの子供たちも「英語の塾」に通うことがあるのでしょうか?

In Japan, there are a lot of eikaiwa gakko - private English conversation schools. What's the situation in Bhutan? I heard there are cram schools there, like in Japan. Do Bhutanese kids also go to cram school to learn English?

 

ブータンの教室風景

Aoki-san: 日本でいう大規模な「英会話学校」はないですね。ネイティブの外国人が個人的に開いている英語教室に通っている子供たちはいます。ブータン人教師による「英語の塾」もあります。経済的に余裕のある教育熱心な家庭では、英語の家庭教師を雇っていることもあるそうです。母国語のゾンカ語に関していえば、昨年私立の「ゾンカ語学校」がブータンで初めて開設され、結構生徒を集めていると聞いています。

(No, there aren't any big private English language schools like there are in Japan. There are some kids who study English with native English speakers. There are also cram schools where they can study English with Bhutanese teachers. In some cases, particularly in wealthy families, the children are taught English privately by a tutor. As for Dzongkha, a private Dzongkha language school just opened last year. It's the first in Bhutan and I've heard it has quite a good reputation.)

 

■ ブータンの言語教育について (Language education in Bhutan)

QUESTION: ブータンの言語教育について、いいところ・悪いところを教えてください。 What do you think are the pros and cons of language education in Bhutan?

Aoki-san: ブータンは実は多言語の国なので、子供たちが自分の母語でない言葉に対して自然体で臨んでいるというのが、まずこの国の言語教育の有利なところだと思います。一つの家庭でも3種類くらいの言葉が飛び交うのが当たり前ですから、英語に対しても日本人ほど抵抗がない。また英語に関していえば、学んだことが即、使える場があり、また使わなくてはならない場面もあるので、どんどん能力が伸びていきます。

(Bhutan is a multi-lingual country. So the children take it for granted that they have to learn other languages. I think it's one of the great merits of this country. Even at home, they speak about three different languages. It means they don't have that much difficulty learning English, like Japanese have. Besides, they can practice these other languages outside school.They have to use it on a day-to-day basis. So their English ability develops very quickly.)

 悪い点は、学校だけでなくすべての生活の中で、あまりにも英語の比重が大き過ぎるということです。英語以外の言語は、話し言葉としてしか存在していないような気さえします。英語以外の言葉に興味があっても、それを使える場面が少ないため、必然的にその言葉を学ばなくなるということでしょうか。これが地方の一言語ならまだしも、ブータンの国語ゾンカ語の現状なのですから、ことは深刻です。

( On the other hand, I think too much importance is placed on English at the expense of other languages. It seems languages other than English are only considered important in their spoken form. Even if you're interested in acquiring a deeper knowledge of languages other than English, there are no places that allow you study it. So you miss out. This is particularly the case with Dzongkha. You'll see how serious the problem is.)

 

------------------------------------------------------------------------

◆  次に現地の小学生、ペムちゃんと弟のカルマ君に登場してもらいましょう。 (And over to Pem and Karma.)

お姉ちゃんと一緒 ■英語について (About English)

QUESTION : まず、英語は何歳から勉強しているの?初めて英語を習ったのはどこで? First of all, where and when did you start learning English?

Pem-chan: 4歳の時。小学校の準備学年(PP)で。 (When I was four years old, at pre-school.)

Karma: 6歳から。PPクラスで去年から。 (Since last year, when I was six.)

お母さんは機織名人

■ 英語の授業について (About English lessons)

QUESTION : ペムちゃん、小学校から突然「英語で」授業を受けるのは大変じゃない? Isn't it hard to take courses in English all of a sudden at elementary school, Pem?

Pem-chan: 大変だったのかな?そうかな? ( Was it hard ?mmm?)

※お母さんの声:最初は授業についていけなくて、毎日お父さんに勉強をみてもらいながら泣いていました。特にこの子は4歳で入学したので。でももう、つらかったことは忘れてしまったみたいですね。

( Pem's mother: At first, she used to cry because she could not keep up with the class. Her father had to help her with her homework every day -- especially because she started preliminary school when she was four. But the hard times are behind us now. )

 

カルマ君

QUESTION : 弟さんはどう? How about you, Karma?

Karma: 小学校に入るまではお母さんの言葉※(ツァンラカ語)だけだったよ。英語の授業は面白いよ。英語のアニメも好き!

(Before I started going to school, I just spoke Tzuranka. It's my mum's language. I enjoy having English lessons at school. I love English cartoons, too!)

※青木さんのコメント:昨年の2月までは英語はさっぱり通じませんでしたが、昨年の秋くらいからめきめき上達。いまや私との会話はほぼ英語で、その進歩にびっくりします。ちなみに彼の大好きな「英語のアニメ」というのは、日本のアニメーションの英語版です。

( Aoki-san: Karma didn't know any English until February last year. But his English improved dramatically last autumn. Most of our conversation is now in English. I'm so pleasantly surprised with his progress. And by the way, his favorite English cartoons are Japanese anime dubbed into English.)

※ぺムちゃんの家庭で話されるのは、ご両親の母語である「ツァンラカ語」と呼ばれる東ブータンのタシガン県を中心にした地方の言葉です。※ In Pem's home, they speak Tzuranka, which is spoken in Western Bhutan.

 

■お友達とお話しするとき使う言葉について (Languages you speak with your friends)

QUESTION: じゃあ、「英語で」お勉強をしている教室内でのお友達との会話はやっぱり英語なの?それともゾンカ語なの? (So, Which language do you use at classroom when you speak with your friends? Do you speak in English or in Dzongkha?)

Pem-chan: 英語の授業中には英語しか使ってはいけない決まりなので英語です。おしゃべりは英語かゾンカ語。 ( I only speak in English during class, because it's the rule. When I chat with my friends, we use both English and Dzongkha. )

Karma: 学校では、友達とはゾンカと英語。先生に怒られるもん。 (I talk with my friends in Dzongkha and in English. Otherwise, my teacher will scold us. )

 

■学校以外で英語を使う機会について (Opportunities to speak English outside school)

QUESTION : 普段の生活で、例えば学校以外に英語を使う機会はあるの? (Do you have any chance to use your English outside school?)

普段着のペムちゃん Pem-chan: 町で先生に会ったときや、外国の人と話すとき。あと、お買い物のときの値段や、友達との電話で待ち合わせ時間を決めるときなんかは英語かな。長いお休みのときは、物語を読むのに夢中になって、それは全て英語です。

( Yes, when I see my teachers or talk with foreigners in town. And I do speak English when I go shopping - say, for prices. When I call my friends on the phone, we use English for arranging when we'll meet. All of the books I read during my holidays are in English.)

※ぺムちゃんの本棚には『不思議の国のアリス』『ジャングルブック』『トムソーヤの冒険』『親指姫』『黒馬物語』『ベニスの商人』『ガリバー旅行記』などが入った全集が並んでいます。また、『ハリー・ポッターと賢者の石』もあります。 (On Pem's bookshelf, there are many books, such as "Alice in Wonderland," "The Jungle Book," "The Adventures of Tom Sawyer," "The Little Princess" "The Merchant of Venice" "Gulliver's Travels," '"Harry Potter and the Chamber of Secrets".)

karma:

うーん。外国人に英語で話しかけられたら、英語を使うよ。 ( Well, I speak in English when foreigners talk to me in English.)

 

■ おうちで話す言葉について (The language you use at home)

QUESTION: おうちでは英語で話したりするの? Do you speak in English at home?

Pem-chan: うちでは使わないです。ときどき、お父さんや叔父さんに英語で質問されたりするけど、家族の間では使わないです。

( No, I don't use it at home. My father and uncle sometimes ask me questions in English, though. But no, normally we don't use it among family.)

Karma: 僕もお姉ちゃんと一緒。うちでは使わないよ。

(Same as my sister. I don't speak it at home.)

 

■ 夢について (Your dreams)

一番左がお父さん・リムドという法要で

QUESTION: 将来の夢は? What are your dreams?

Pem-chan: 医師になりたいです。(I want to be a doctor.)

Karma: 僕は、お父さんになりたい。(I want to be a father.)

※父親になりたいという意味でなく、彼のお父さんのような大人になりたいという意味です。 (It does not mean that he wants to be a father, but he wants to be a person like his father.)

------------------------------------------------------------------------

編集後記

英語とゾンカ語を話すよ 「小学校から英語で教育しているんだって」「わー、いいなぁ。じゃあ、英語が話せるんでしょう?」  おそらく、ブータンでの初等教育を知った人の多くは、こんな反応を示すのではないだろうか。聞けば日本人の保護者の7割が、小学校からの英語教育に賛成しているといわれる。 英語漬けのブータンの子供どもたち。そんな中にあって「英語が話せる」ようになる一方で、「母国語とのバランス」が問題になっているのも事実だ。また、「英語、英語」としゃかりきになる親の元で子供がどれだけプレッシャーを感じていることか。 ブータンの小学校には進級試験があり、また各学年では年に2回大きな試験がある。試験の季節の7月と12月になると、成績が悪かったのか、泣きながら通学路を歩く子供の姿がよく見られるという。子供はその小さな体に、大人が想像する以上の苦しみや繊細な心を持っているのではないだろうか。

"English education starts from elementary school?" "That's great. So they must be good English speakers then." Perhaps your reaction would be like this: I've heard that 70 percent of Japanese parents who have kids in elementary school are in favor of English education at an elementary school level. Bhutanese kids go through an English immersion program. So they will be good English speakers, but they have problems finding a balance between using their mother tongue - Dzongkha - and English. There's also a lot of pressure on them from their parents to learn English. In Bhutan, students have to pass an exam before they progress to the next grade. There are two big exams each year - in July and in December. At those times, you'll often see kids crying as they go home from school. They're sensitive to all the pressure.

子供によく聞く質問として、「将来の夢」があると思う。今回のインタビューでもペムちゃん、カルマ君に夢を語ってもらったが、なぜ大人は子供に夢を聞きたがるのだろう。

One of the questions that we most frequently ask kids is: What do you want to be when you grow up? I asked Pem and Karma this. So why do we always ask this question?

夢って・・・? 最近、「子供たちと将来の夢」について興味深いエピソードがあった。まずはNHKの「ようこそ先輩」から。番組の中で、作家の石田衣良さんが母校の小学校を訪ねて、「この中で夢がない人はいる?夢を聞かれるのが嫌な人はいる?」と聞くと、驚いたことにクラスの1/3ぐらいの生徒が手を挙げたのだ。「その理由は?」と聞かれて、ある生徒は「別に聞かれるのが嫌ってことはないけど、かなえなきゃいけないっていうのがプレッシャーになるし、頑張れって言われるのもプレッシャーになるから」と答えていた。

Recently, I saw a program on NHK called "Yokoso Senpai". The writer, Ira Ishida, visited his old elementary school where he asked the children: "Is there anyone here who doesn't know what he want to be when he grows up? Or who hates being asked that question?" To my surprise, about a third of the children raised their hands. Being asked why, one answered: "Well, I'm not saying I don't like that question, but when I get asked that question I feel a kind of pressure on me, and when people say "Do your best. Realize your dreams." it just adds to the pressure."

 また、同じころ『週刊文春』で、義家弘介さんの「子どもたちこそ『夢そのもの』だ」と題されたコラムを読んだ。今の子供たちは大人たち同様、周りからのプレッシャーに疲れているのだという。そして自分の夢がない子供、答えられない子供が増えているというのだ。著者は、「子どもたちこそ『夢そのもの』であり、授かった生を最後まで全うすることこそが『夢をかなえる』ということなんだよ」と大人が言って、抱きしめてあげるべきだと結論づけている。 どこの国の子供たちも、今まさにこんな言葉が必要なのではないだろうか。ブータンでのイマージョン教育の実状を聞いたあと、ふとそんなことを思った。

Around the same time, I read an article by Hiroyuki Yoshiie in "Shukan Bunshun" called "Children should just grow up to be themselves." He wrote: "Children are tired of the pressure, like us. The number of children who don't know what they want to be or do when they grow up - or who hate being asked that question - is growing." He concluded that we should hug them, saying, "All you have to be is yourself. Realizing your dreams means being yourself until the end." After researching the Bhutanese immersion program, I think children need to hear these words, regardless of which country they're from.

 

全回のブータン英語教室は、当覧の1/30に掲載してあります。

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(3/20):「幸せってなに? ブータン紀行」

 産経新聞大阪本社社会部の皆川豪志(みながわたけし)さんのブータン取材記事「幸せってなに? ブータン紀行」が坂田記念ジャーナリズム賞を受賞し、再度全編電子データで読めるようになりました。 http://www.sankei.co.jp/news/060317/sha035.htm

本紙が5年連続受賞 坂田記念ジャーナリズム賞 : 関西を拠点にした優れた報道活動に贈られる第13回坂田記念ジャーナリズム賞の受賞結果が16日発表され、第2部門(国際交流・貢献報道)新聞の部に産経新聞大阪本社社会部、皆川豪志記者の連載企画「幸せってなに?〜ブータン紀行」が選ばれた。本紙の受賞は5年連続。皆川記者は2年連続の受賞。

【2006/03/17 産経新聞東京朝刊から】

「幸せってなに? ブータン紀行」は産経新聞大阪本社の夕刊に10回にわたり連載されましたが、以下のWebsiteで読めます。  http://www.sankei.co.jp/databox/bhutan/001.html

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(3/18):新刊本『ヒマラヤの青いケシ』

『ヒマラヤの青いケシ』大場季章 冨山稔(写真) 山と渓谷社 3400円+税 が出版されました。ブータンが章立てになっている本ではありませんが、青いケシの解説、発見の経緯、分類、などが記されています。

「撮影地ブータン」と記されている写真は5枚ですが、その内3枚は冨山氏ではなく吉田外司夫氏撮影です。掲載ページなどの詳細を、http://bhutan.fan-site.net/bunken2006.htmlに掲載しました。

冨山稔氏が代表取締役である会社(新和ツーリスト TEL.03-3503-2611 http://www.naturing-tour.com/semminer/index.html#lec)主催の「著者・大場秀章先生による出版記念講演会」が予定されているそうです。4月8日(土)15:00〜17:00 退職金機構ホール(東京都港区芝公園1-7-6 退職金機構ビル8階 TEL 03-3434-7709) 参加費1500円 150人(お申込み順)

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(3/13):ブータンの子供向けTV番組

norbu さんから情報を戴きましたのでちょっと調べてみましたら・・・・・ ドラマ:作品通じ、子供の心の成長を アジア太平洋放送連合が共同制作

 ドラマを通じて、アジアの子供たちの「心の成長」を考えようというプロジェクトが、アジア太平洋放送連合(ABU)に加盟する九つの放送機関の間で進んでいる。韓国のようなテレビ先進国から、テレビ放送が始まって間もないブータンまで、小学校低学年の子を主人公に友情や家族愛を描く。4月3日から5日まで、「ABU子どもドラマシリーズ」としてNHK教育テレビ(午前9時から。15分の作品を1日3本)で放送される。【荻野祥三】

 ◇せりふ少なく、心理や感情を描写−−低学年主人公に友情や家族愛描く

 ABUは、アジア太平洋地域のラジオ・テレビの発展を図るための放送機関の連合体で、53カ国・地域の113放送機関が加盟している。NHKは理事会の常任メンバーで、会長は橋本元一NHK会長。「ABUロボットコンテスト」を開催したり、一昨年のインド洋大津波では緊急ワークショップを開いている。

 「子ども向けテレビドラマの国際共同制作」プロジェクトは、04年に六つの放送機関でスタートして、今回が2回目。モンゴル、香港、ブータン、中国、インド、イラン、韓国、マレーシア、日本が参加している。昨年春と夏、東京とマレーシアのクアラルンプールで担当者全員で企画会議を開き、提案されたストーリーについて議論を重ねた。

 その結果、あまり教訓的な内容にはせず家族で楽しめるドラマを作ること、「言葉の壁」を越えるために、せりふを多用せずに子供たちの心理や感情を描く−−ことなどで合意した。各放送機関は自国の番組を提供し、見返りに他の8番組を無償で放送できる。

 すでに完成した4作品を見た。モンゴルの「小さな秘密」は、ゲルという草原の移動式の家に住む少女が主人公。都会から遊びに来るいとこのために母親が買ったチョコレートを、少女がこっそり食べてしまったことから起こる出来事を描く。香港の「父さんとぼくと妹と」は、ふだんはけんかばかりしている兄と妹が、港で忙しく働く父親の姿に触れて仲良くなる話。どちらも、子供たちの表情が生き生きとしていた。

 日本はNHK制作の「リコーダーをおいかけろ」。小学校3年の男の子が隣の席の女子が気になって、何かとちょっかいを出す。ある日、彼女のリコーダーを給食のパンケースに隠したところ、パン工場の運送車がケースを運び去り、2人は必死で車を追いかけて……という動きのある作品。「おしん」の子役としてアジア各国で知られる小林綾子が教師役で出演している。

 「マスク・ダンサー」は、仮面をつけて踊る伝統芸能に参加する少年2人が、対立から友情に至る物語。7年前にテレビ局が誕生したばかりのブータン初のドラマという、記念碑的番組だ。

 プロジェクトを統括したNHKドラマ番組部の金沢宏次エグゼクティブ・プロデューサーは、「心の成長というテーマをどう理解するか討論した。最初は食い違いもあったが、お互いの提案に対して自由に意見を言える雰囲気があり、良い作品が期待できた。発展途上の国では『テレビを通じて、よりよい国づくり』という高い志と責任感を持つ制作者が多く、こちらも良い刺激になった」と話す。

 金沢さんは昨年秋、ブータンを訪ねている。まだ、ニュースと情報番組の制作しか経験がないスタッフに、ドラマのカット割りやスケジュール進行のノウハウを伝えるためだ。「長い間、外国文化の流入を禁止していた国が、急に衛星放送時代に突入した。変化にとまどいながらも、成長するスタッフの姿に触れられた」と言う。

毎日新聞 2006年2月27日 東京朝刊

 

ブータンの放送局(BBS)にJICA専門家として赴任されている喜久村氏(NHKチーフ・エンジニア)に、出発前の任国事情講義の際の面識程度にもかかわらず、現場の方の情報が一番かと思いまして、図々しくもお訊ねしてみました(笑)。

以下のような追加情報を戴きました。 BBSからは、Ms. Kesang Chuki DorjeeK がプロデューサーとして参加。 NHKの支援のもと番組を制作しABU共同制作プロジェクトに参加。  話題となったNHKドラマ「ハルとナツ」の金澤統括プロデューサーが指導のため来ブータン。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(3/2):GNHって何?とお思いの方へ

ブータン関係の話題で近年よく耳にする「GNH」ですが、自分に都合の良い解釈、単なる勘違い、思いこみ(エッ?と首をひねるような、妙に自信ありげな)、等の情報も少なくありませんでした。

正確かつ初歩的、そして簡単な説明になかなか出会えませんでした。「昨今よく聞くけど、GNHってなによ?」とお思いの方々に朗報です(笑)

東京都国際交流委員会「れすぱす」というホームページにお薦め説明が掲載されています。http://www.tokyo-icc.jp/lespace/chikyu/cki_0603.html GNH研究所代表・平山修一氏へのインタビューという形式です。

Column 1 本当の豊かさとは? ”幸福”を国家目標に掲げたブータン  GNH代表幹事の平山修一さんにインタビュー

ヒマラヤ山脈の真っただ中に位置する人口70万人ほどの小さな国・ブータン。チベット仏教を国教とするこの王国が進めるユニークな国家目標「GNH」(Gross National Happiness=国民総幸福量)が今、国連始め、世界の開発学者や経済学者の関心を集めています。GNHはブータン国王が1976年に“GNH is more important than GNP”「GNHはGNP(Gross National Product=国民総生産)より重要である」と唱えたことが始まりでした。ブータンにとっては、昔ながらの生活文化や価値観を大切にすることを改めて確認したとも言える宣言でしたが、それが、開発一辺倒で経済成長を追及してきた先進国へのアンチテーゼとして、最近存在感を増してきたのです。ブータンの国情に詳しく、GNH研究所代表幹事であるJICA専門家の平山修一さんにお話を伺いました。

 

Q:GNHの考え方はどのように広まったのですか?

A:1976年に当時21歳だったブータン国王がGNP(国民総生産)とかけて“GNH is more important than GNP”と発言したのが始まりと言われています。世界的に注目されるようになったのは韓国で国連開発計画のアジア太平洋地域会議が開かれた1998年以降。国連がGNH指標化への協力や、資金提供を申し出たりしたのは、今年始めのことですから、まだ最近ですね。「国民総幸福量」という日本語訳が一般的ですが、僕は「国家総幸福量」とも解釈できると思います。個人の幸せと社会の幸せというのは、両立しなくてはならないものだと思うからです。

 

Q:具体的には、どんな内容なのでしょう。

A:GNHはブータン王国が目指す国家目標です。幸福を実現するために4つの柱が掲げられていて、@健全な経済発展と開発、A環境の保全と持続的な利用、B文化の保護と振興、C良い統治、となっています。これだけだと分かりにくいですけれど、仰々(ぎょうぎょう)しく言えば、近代経済主義にまどわされないということ。やさしく言えば、「幸せであること」を基準に開発を進めるということです。昔ながらの文化を大切にし、自然体でいることを重視する。日本の感覚で言うと、もっと論理的に説明できると思われがちですが、実は細かな定義はなく、まだ研究段階と言えるでしょう。ブータン王国の大臣がフィロソフィーと言うように、哲学に近いイメージでしょうか。私は、仏教を哲学と考えたときに出てきたエッセンスではないかと思っています。

 

Q:平山さんがGNHに興味を持たれたきっかけを教えてください。

A:青年海外協力隊で1993年からと2002年からの2回、ブータンに滞在してからですね。僕もブータンに行くまでは、良い服を着て、良い食事をする消費型の生活が幸せだと思っていました。お金を使うことは楽しいことですよね。服を買ったり、美味しいものを食べたり…。日本での生活は、とにかく忙しくて、休む暇がないほど働いて、その中でモノを持つことが幸せだとすり込まれているような気がします。でも、ブータンでは人々が穏やかで、ゆっくりと流れる時間を楽しんでいる。家族と何気ない話をする時間がどれだけ幸せなものか、自分自身そういうことを実感してから、GNHという思想があることを知りました。ブータンの良さを体で知ってから、頭で分かった感じでしたね。ブータンで生活していると、何もないことがどんなに自由かを感じます。

 

Q:確かに、モノに対する欲求というのはキリがないものですね。

A:ブータン王国財務省計画局発行のレポート(2000年)では、「物質的欲求には、ストレス関連の病気や自殺のような多くの社会問題の増加や、幸福の対照的とも言える現象の増加が伴(ともな)われるのである」と書かれています。つまり、GNHはモノへの欲求が、「感情的・精神的な成長によって非物質的欲求の満足で満たされた途端に、幸福への鍵が見いだされるはずであるという信念と共にある」のです。内務文化大臣のジグミ・ティンレイは、日本の新聞社のインタビューで「成長や開発について考え方を変えなければならないと世界の人々は感じている。ブータンに世界をリードする力はないが、開発一辺倒で成長を求めてきた多くの国に忘れていた何かを思い出させる役割が出来ればいい」と答えています。

 

Q:今の日本にとっては、特に示唆(しさ)に富んだ考え方かもしれません。

A:本当にそう思います。ブータンでは部下がよく上司とけんかをしています。日本では、会社で部下が上司に口ごたえする光景ってあまり見られないですよね。彼らは「首になったら、農業をやればいいじゃない」と言います。まだ、“食べていくための手段”としての農業が生きているんですね。日本では、農業を売るためのものと考えるから、原材料を供給する立場におちいり、どんどん値が下がってしまう。「供給はそれ自身の需要を作り出す」というのは経済の原則ですが、今の時代は明らかに供給過多で、農村社会はもともと供給重視の構造になっていません。日本は昔、竹の皮とか使っておにぎりを包んでいました。ブータンは今でも竹の入れ物を大事に使っています。竹は捨てても何年か経てば、土に返ります。土地の持つ生産力や自然回復力に即した生活を見直すことは、GNHを理解するキーだと思いますが、日本を含め、現代社会にとっては“次世代への羅針盤”になり得る重要な考え方だと思うんですよね。

平山修一(ひらやましゅういち): 1966年生まれ。神奈川県出身。長谷工コーポレーション入社後、ブータンでの青年海外協力隊を経て、JICA専門家(地方自治体間協力調整)。配属先はタイ王国内務省地方自治体振興局。(株)CSJ企画・調査部研究員。一級建築士。開発技術学会、環境福祉学会、環境社会学会会員、日本島嶼学会会員。著書に『現代ブータンを知るための60章』(明石書店)がある。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(2/25):朝日小学生新聞 皆既日食

「地球の歩き方」ブータン編の編著者・高橋洋さん(http://www.eclipseguide.net/)から、2件の情報を戴きましたのでお送りします。

1)朝日小学生新聞の「朝小ミニ図鑑/世界の民族衣(2)」に「ゴ、キラ」が取り上げられています。キラは「足が動かしやすい」ということはないと思うんだけどな。あのあたりの山地民は女性の場合も膝までのスカートが多いと思うし、ワンピース型、くるみ型の裾の長い衣装の場合は軽い素材が多いと思います。ゴならかけっこはできても、キラじゃできんでしょう。

2)『スタジオボイス別冊:皆既日食ハンターズガイド』にブータンも取り上げられていて、写真を提供しました。本は2006年3月29日の皆既日食に合わせて出版されましたが、ブータンの皆既日食は2009年7月22日 6時57分43秒 〜7時00分32秒(パロ)です。日食がブータン暦とブータンの天文博士(僧侶)にどのようによってどのように説明されているか興味ありますね。特別な法要やったりするのかな。

 

私は記事の内容よりも、大人でも新聞を読まない方が増えている時代に「小学生新聞」というものが未だ棲息(笑)していた事の方にビックリしています。

文化学園服飾博物館の吉村さんはブータンの衣装をよくご存じのはずの方ですのに、どうしてキラが「足が動かしやすい」になるのか疑問に思っていましたら、

同博物館のキラの着装がやや裾広がりになっていますので、あるいはブータンの風景写真などからそのように理解されているのかもしれません。今度お目にかかったら伺っておきます。

山本けいこ

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(2/21):一部地域のみだったTVの生放送が、全国で視聴可能に

BBSもCS回線によるTV全国ネットサービスの開始式典、情報大臣、インド大使の祝辞、式典の後、BBS・TV全国ネットサービスがスタート。

NHK連続ドラマ「おしん」が大変好調に放送され、プロジェクトX,NHK教育番組等も近いうちに放送される予定。

2月20日から地方ケーブルテレビ局を通じて、これまで、ティンプー、プンツォリン、パロだけで生放送が放映されていたテレビ番組が全国で視聴可能になりました(午後6時から11時、午前7時から正午)。

インドの衛星を利用しています。3年間、インド政府が衛星利用料金を負担します。 

http://www.bbs.com.bt/BBS%20Television%20goes%20nationwide.html

BBS Television goes nationwide

2006, February 20: Described as the most important event in the history of electronic media in Bhutan the Bhutan Broadcasting Service Corporation (BBSC) launched its nationwide television service on satellite today. With the nationwide expansion on satellite the Bhutan Broadcasting Service will be available not only in Bhutan but also in the region. The signal can be received in almost 40 other countries ミ from Turkey in the West to Indonesia in South East Asia.

Launching the service, the Minister of the Information and Communications, said the BBS had now assumed the role of a true national broadcaster. Lyonpo Leki Dorji added that the news and programs can now be made available in the homes of every Bhutanese.

メIt will play a vital role in the balanced socio-economic development of the country. With the major political reforms taking place under His Majestyユs leadership, BBS has an added responsibility,モ said the minister.

Lyonpo Leki Dorji added that adoption of the constitution in 2008 would mean that the BBS would have to play even more pivotal role in educating the public. The minister also pointed out the need for BBS to improve the quality of its news and programs. This he said had now become imperative.

The Indian Ambassador to Bhutan Sudhir Vyas said that India was privileged to be associated with the development of media in Bhutan. メOne of the main focus of Indiaユs assistance in the current plan is media. The government of India is providing about 280 million Ngultrums for the construction of the new Television center and the purchase of a 100 kilowatt shortwave transmitter,モ the ambassador said.

The managing director of the BBS described the launch as a true testimony and represented the priority and the support accorded by the government to the media. Mingbo Dukpa said that this symbolizes the governmentユs recognition of the role played by BBS in the development of the Bhutan. メThe broadcast media, especially the radio has become all the more important since majority of the Bhutanese are farmers. BBS Radio remains the easiest, the cheapest and the most effective way to educate the people,モ said the managing director

The satellite service was made possible with assistance from the Indian government and the International telecom Union.

The ITU provided equipment for the earth station, while the India provided a free satellite service for a period of three years. The service is available on INSAT 4A located at 83 degrees east.

Coinciding with the launch the BBS also released several brochures and DVDユs of BBS programs.

The Bhutan Broadcasting Service was started by a group of young radio enthusiasts in 1973 as Radio NYAB, the National Youth Association of Bhutan. Since then BBS has come a long way ミ with 16 hours of broadcast on radio and ten hours on Television.

The BBS TV was launched on the 2nd of June 1999, coinciding with the Silver Jubilee celebrations of His Majesty the King. It started with a daily one hour broadcast in Dzongkha and English in Thimphu.

Over the years Live TV service was made available for Phuntsholing and Paro in 2004 and 2005 respectively.

The launch was attended senior government officials including the Labour and Human resources Minster and the former employees of the BBS.

写真はデキ・ドルジ情報通信大臣とインド大使

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(2/16):愛知万博展示品移設

「愛・地球博」ブータン・パビリオン展示品の一部をお求めになり、ミュージアムを建設中の樋口氏を2月15日訪問されたH氏からご報告を戴きましたので、事実関係のみお知らせします。山本けいこ

======

移設先である樋口歯科医院は、三重県津市白塚町(近鉄線白塚駅近く)に。 愛知万博で展示されていた、ナムゲカンザン・釈迦坐像・ラプセ及び紙人形等が元館長のテインレイ・ワンチュク氏の他、ブータン人作業員5人の手で移設作業中。 作業員は昨年春の愛知万博以来のお馴染みの顔ぶれ。 建屋の大きさは万博と比較すると、奥行きは幾らか小さくなっているが、幅方向はラプセがそっくりそのまま収まる寸法  彼等は樋口歯科診療所2階で寄宿自炊して1km弱の現場に通っている。 仏像は敷地屋外のスチール製のコンテナに長らく収納され、一昨日に館内の所定架台上にセットされたよう。  ブータン館関係の移設はほぼ90%程度進捗状況で、ワンチュク氏はあと10日ぐらいで、引き上げると言っていたが、私の見たところでは、これから細部に仕上げで、ぎりぎりの状態だと思う。

ラオス館関係の仏像とそれを収める上屋設置はまったく手付かずの状態で、樋口氏の話では、開館は5月の連休頃になる、と。 館内のチケット売り・土産物コーナーはこれから、屋外の駐車場・フェンス等も未完成。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(2/6):読売新聞記事 「潮 3月号」

 

(1)本日の読売新聞朝刊に「温暖化嘆く 地球の涙 ヒマラヤ・ブータン氷河湖」という大きな記事が掲載されています。 一面の三分の二を使っての記事です。B5よりややや小さいサイズのチャーターヘリによる空撮カラー写真が見事です。

記事送付をご希望の方はメールでお知らせ下さい。スキャンしてお送りします。ただし4分割位になることをご容赦ください。

 

(2) 月刊誌「潮」の3月号、64,65ページに、「ロハスの時代」に先駆けるブータン憲法 と題する記事が掲載されています。

 

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(2/5):GNH2件

GNH関連の KUENSEL 報道 と雑誌の記事をお送りします。

蛇足ですが・・・・・先日、本(自伝)を読んでいて知りました。ジョン・レノン夫人オノヨーコの妹さんは、(1)の西水さんと世界銀行副総裁の座を争った仲だったのですね。世銀を辞め、現在は前衛彫刻家として活動されているそうですが。

----------------------------------------------

(1) 「人間会議」 2005年冬号 12月5日発売 価格:950円(税込) 特集 豊かさの新基準 豊かな時間を生きる

西水美恵子(元世界銀行副総裁)

ゆたかな時間を生きる "ブータン王国 国民総幸福量(GNH)"

弓削昭子(国連開発計画駐日代表)ゆたかさは人生の選択肢の多さ

しあわせを測るものさし

国民の豊かさの国際比較2005年 社会経済生産性本部

国連人間開発指数 国連開発計画(UNDP)

http://www.sendenkaigi.com/hanbai/magazine/ningenkaigi

----------------------------------------------

(2) UNDPの援助によるブータン研究センター(CBS)のGNH研究の進捗についての KUENSELの記事

CBSは2008年までにGNHの程度を測定する指標を決定する予定。GNHの指標として以下の9点が当座の指標として掲げられています。

1)生活水準  2)国民の健康  3)教育  4)環境体系の持続性と多様性  5)文化の活力と多様性  6)時間の利用と均衡  7)グッドガバナンス  8)共同体の活力  9)情緒の安定

http://www.kuenselonline.com/modules.php?name=News&file=article&sid=6522

Measuring GNH

Posted on Saturday, February 04, 2006, @ 04:14:23 EST

4 February 2006- The standard of living, health of the population, education, ecosystem vitality and diversity, cultural vitality and diversity, time use and balance, good governance, community vitality, and emotional well being are the nine provisional Gross National Happiness (GNH) indicators identified by the Centre for Bhutan Studies.

The Centre for Bhutan Studies has begun working “in earnest” to determine the indicators and indices to measure GNH to be implemented by 2008, according to the centre's officials, a responsibility mandated by the recently launched good governance plus document. This comes at a time when Bhutan is facing the greatest challenge on its GNH policy, which is its measurement.

The head of the centre, Karma Ura, told Kuensel that the GNH indicators would be made meaningful to drive, guide and evaluate the policies, decisions and performance of the government.

“If we can measure the changes within these indicators, we could approximate the movements or changes in the collective happiness of the Bhutanese population,” Karma Ura said.

Karma Ura said that the centre was researching and trying to assimilate lessons from “like-minded” organisations from as far as in Canada and the UK. The idea was to arrive at a theoretical construction of the GNH indicators and indices.

Surveys would then be carried out to test the theoretical construction which would go through the process of revision and refinement.

The head of the centre for well-being at new economics foundation in London, Nic Marks, with whom the centre for Bhutan studies will work closely in formulating the indicators, told Kuensel that GNH indicators should be able to support Bhutan in its pursuit of the GNH policy even as it became more democratic and more economically developed because the danger would be that economic indicators could take over, like they have in the west. “It's a challenging job.”

Nic Marks said that the UK government had also recently put up a tender to commission “robust and valid” indicators for well being. Marks is also a part of a research team that will soon attempt to measure personal and social well being across Europe.

The well being indicators in Bhutan and the UK will, however, be different because of the differences in social and economic development. In the UK, well being is concerned about people's experience in the quality of life and their feelings and their behaviours more than their quality of housing or how much money they have.

“When living in a materialistic society like in the west, advertisements always try to sell you what you should have and what a perfect life should look like,” Marks said. “And people look at this in an aspirational way and there is a huge gap from where they are and where civil society tells you where you should be. These gaps affect people's feelings about themselves a lot.”

Nic Marks said that with cable TV and Internet and open trade, Bhutan was going to have people aspiring for many more material goods than their parents had. And the feeling that they have not got those will create a sense of dissatisfaction, he said.

Nic Marks said that Bhutan's GNH indicators should be able to hold the tensions in its march towards progress. “Indicators can never measure things perfectly but what they can do is reveal where the conflicts of interest, tradeoffs, and complementary things are, and whether certain things are going in the right direction because of interventions.”

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(1/30):ブータンの小学生英語について

ジャパンタイムス「週刊ST ONLINE」にブータンの記事が掲載されましたのでお知らせします。

「世界の英語教室(小学生)」ブータンからこんにちは! http://www.japantimes.co.jp/shukan-st/special/lesson/la20051115a1.htm

上記で辿り着けない場合は http://www.japantimes.co.jp/shukan-st/ 向かって左にある「ST KIDS 」 の「世界の英語教室」をクリックしてください。

 

■ 『世界の英語教室 (小学校)』 [ブータン編] New!

Hello from Bhutan! (ブータンからこんにちは!) By Mina

Hisada/Illustration by Puri

ブータンは、GNP(国民総生産)より*GNH(グロース・ナショナル・ハッピネス) の充実を国家の方針として取り入れるなど、独自の路線を模索してい

る。英語教育も然り。ブータン王国で近代化教育が始まったのは30年ほど前から。そして小学校で全教科を英語で教えだしたのは1980年代に入ってからだ。世界の言語教育の分野で今まさに注目されている「イマージョン教育」を、20年以上も前から実践していたことになる。なぜそのやり方が取り入れられたのか、どのようなプロセスがあったのか、今、ブータンの小学生はどのような教育を受けているのか。今回は、首都ティンプーに住む2人の小学生を通して、じっくり探ってみたい。

 

(Bhutan is fairly unique. It has a GNH rather than a GNP - that's Gross National Happiness instead of Gross National Product. Its approach to English language education is also unusual. Educational reform in Bhutan began about 30 years ago, and by the 1980s they started teaching all subjects in English. In other words, 20 years ago they had already adopted the immersion program that is the focus of so much debate around the world at this moment. Why did they start to doing this? We will explore this question with the help of two Bhutanese kids who live in the capital city, Thimphu.)

photo by Taku EGUSA

第6回目の今回は、ブータンの小学生にスポットライトを当てます。

Photos by Toshiaki KEICHO

* グロース・ナショナル・ハッピネスとは、国の発展を「経済発展(GNP)」よりも、「国民がどれだけ精神的に満たされているか(GNH)」で計ろうというもの。このスローガンは今から遡ること約30年前、四代目ジクメ・シンゲ・ワンチュク現国王により唱えられた。それは、くしくも日本が経済成長を駆け上っていた1970年代のことであった。現在、この方針には、日本をはじめ多くの先進国が注目している。

(What is Gross National Happiness? This concept was first conceived by King Jigme Singye Wangchuck about 30 years ago when the Japanese economy was growing fast. GNH presupposes that you can analyze national growth not by GNP, but by how happy people feel. Many developed countries, such as Japan, are now paying heed.)

<ブータンひとくちメモ>

★ ブータンの正式名称は、ブータン王国(Kingdom of Bhutan)。面積は九州と同じぐらい。国民の70%が農業に関わっており、その国土の60-70%は森林です。人口約65-70万。言語はゾンカ語ですが、小学校から英語で教科を教えているため、英語も通じます。ブータンの人たちは、自分の国のことを"Druck Yuru" ドュルック・ユル(龍の国)と呼んでいます。

Druck は「竜」、Yuru は「国」を表します。例えば、ブータンの航空会社は Druck Air(ドュルック・エア)と呼ばれ、また英語の教科書の表紙には、必ず "Druck English Development Programme" と書いてあります。

(Bhutan's proper name is the Kingdom of Bhutan. It's about the same size as Kyushu. Sixty to seventy percent of the land is covered in forest. Seventy percent of the 65 to 75 million people living in Bhutan is involved in agriculture. Even though Dzongka is their mother tongue, English is spoken widely, because kids are educated in English. Bhutanese call their country as druck yuru, which means the country of the dragon. The word druck is also used in their English textbooks to mean dragon.)

★地方語ごとに言葉が違うといわれるブータンに国語(ゾンカ語)が定められたのは1980年代のこと。ゾンカの「ゾン」は「城」、「カ」は「言語」を表す。そのため、「ゾンカ語」ではなく、単に「ゾンカ」と表されることもある。ゾンカのほか、ブータンの地方言語、英語、ネパール語、ヒンディ語などが通じる。

(Dzongka has been the national language since 1980, although languages vary widely depending on where in Bhutan you're from. Let me explain a little bit about Dzongka. Dzong means castle, and ka means language. [NOTE: In Japanese, you might refer to the language as Dzongka-go, but that would end up meaning "Dzong language language" and sounds strange. Refer to it just as Dzonka.] Besides Dzongka, English, Nepalese and Hindi are commonly spoken in Bhutan.)

■PART 1 今日のお友達(1人目):ブータンのサンガイ・ラゾム・ティンレイちゃん(12歳) (Today's friend is Sangay Lhazom Thinley, 12 years old.)

サンガイ・ラゾム・ティンレイ。 -- Sangay Lhazom Thinley

ゾンカ語でサンガイは「啓もうする」ラゾムは「神様や女神達の会合」という意味です。

(My name is Sangay Lhazom Thinley. Sangay means enlightened, Lhazom means “meeting of all gods and goddesses”in dzongka.)

(ブータンの)王様です。 (My hero is my beloved king.)

行ったことはないけれど、行った人に会ったことはあります。話によると、日本はたくさん進んだ科学技術をもっている先進国で、とても親切な人たちがいるみたいね。

(I have never been to Japan but I have met people who have been to Japan and going on what I hear, Japan is a very developed country with lots of advanced technology and I think Japanese people are very nice.)

家族 (My treasure is my family.)

小児科医かパイロットになること。 (My dream is becoming a pediatrician or a pilot.)

なんでも好き。食べ物に関してとても冒険心があるから。 (I like everything. I am very adventurous when it comes to food.)

ゾンカ語と英語です。 (My favorite subject is dzongka and English.)

3才半の時から習い始めているの。 ( I started learning English at the age of three and a half.)

----------------------------------------------

Photos by Taku EGUSA (お祈りをする少年僧たち) (プナカ・ゾン) (タシチョ・ゾン) (パロの市場)

--------------------------------------------------------

■PART 1

今日のお友達(2人目): ブータンのツェリン・ペムちゃん(11歳) (Today's friend is Tshering Pem, 11 years old.)

ツェリン・ペム。ゾンカ語で、ツェリンは「長生き」、ペムは「蓮の花(仏教のお花)」という意味です。 (My name is Tshring Pem.Tshring means longlife and Pem means lotus flower in dzongka.)

インド人俳優のシャル−ク・カーンと女優のプリーティ・ジンカです。 (My hero is an Indian actor, “Sharukhan” and my heroine is an Indian actress “Preity Zinka”.)

肌が白くて、優しくてきれいな人たちだと思う (My impression of Japanese people is that they are white, kind and beautiful.)

両親 (My treasure is parents.)

お医者さんになること。 (My dream is to become a doctor.)

ピザ (My favorite food is pizza.)

科学 (My favorite subject is science.)

4歳の時から習い始めてるの。 (I started learning English when I was four years old.)

--------------------------------------------------------

Photos by Taku EGUSA (タクツァン僧院-その1) (タクツァン僧院-その2) (段々畑) (Paro Valley)

--------------------------------------------------------

■PART 2

公立の小学校に通うサンガイ・ラゾム・ティンレイちゃんとツェリン・ペムちゃん 。どんな学校生活を送っているのかな? A typical week for Sangay Lhazom Thinley & Tshring Pem (^o^)丿

←サンガイ・ラゾム・ティンレイちゃんの時間割り。 クリックすると大きくなります。 ENG=English DZO=Dzongka(National language)

←ツェリン・ペムちゃんの時間割り。 クリックすると大きくなります。

 

● 朝礼では、文殊菩薩にお祈りを捧げます。 それから、国旗を掲げ、国歌斉唱します。

(At morning assembly, we pray to Manjusri Bodhisattva. After that we fly the national flag and sing the national anthem.)

● ゾンカ語のクラス以外は、英語で授業を受けます。 (All subjects -- except for dzongka -- are taught in English.)

●学校によっては、EVSと呼ばれる「環境学」の授業があります。身の回りの汚染された川を調査したりして地域に貢献します。

(Some schools have a subject called EVS (Environmental Studies). We do research about things like rivers and forests near our village and contribute our findings to the local community.)

--------------------------------------------------------

■PART 3-- その1

ブータンの子どもはどうやって英語を勉強しているの? (How do Bhutanese kids master English?)

 これは、小学校の教科書です。ブータンの昔話や、日常生活に基づいた話が多く、詩もあります。中には日本の俳句も含まれています。ご協力下さった石田孝夫先生ありがとうございました。 (^o^)丿

(Here are some text books used by elementary school students, courtesy of Mr.Ishida Takao. There are a lot of Bhutanese folk stories and poems - and also several Japanese poems!)

(教科書のカバー)

(寮生活をしている男の子は、ホームシックになってしまいます・・) (ある晩、こっそり抜け出します。 )

(そこで、一人の男の子と出会います。) (起きてみたらあらびっくり。相手は自分にそっくりでした。)

(やっと会えたのに、お母さんはどちらが僕かわかりません )

※結末は次回の「ブータン教科書特集」でご紹介する予定です。お楽しみに!

--------------------------------------------------------

■PART3 -- その2

ブータン英語の特徴(Characteristic of Bhutanese English)

ブータン人が話す英語は、どのような特徴があるのでしょうか。 (What are the characteristics of Bhutanese English?)

(教科書のカバーその2)

(教科書のカバーその3)

(教科書の中身-"やけどの対処法”について)

★ 特徴1(Characteristic 1)

☆口をあまり開けず、発音がクリアーではない傾向がある。

(They tend not to open their mouths very much when they speak.)

※ブータンの言葉、ゾンカ語は濁音が多い。 (Example: There are a lot of voiced consonants in dzongka.)

 

Example (例) ガ デ ベ ド など。 (example, ga, de, be, do)

ga de (ガデ)= what

ga (ガ )= who

ga chi ガチ= what

ga de be (ガデべ) = how

dari (ダリ)= today

naba (ナバ)= tomorrow

 

★特徴2(Characteristic 2)

☆話し言葉の後に「Mo(モ)?」をつける。 (Putting mo at the end of a sentence.) Example: (例) Are you hungry, mo?

1)「Mo(モ)?」=ゾンカ語で「でしょう?」「〜だよね?」という言葉。 (Mo means “Isn’t it?” in dzongka.)

2)「Mo(モ)?」=ゾンカ語で疑問を表す言葉ともなる。 (If you add mo to the end of a sentence, it turns it into a question.)

★特徴3(Characteristic 3)

☆ 言葉の最後に「La(ラ)」をつける。(Putting la at the end of a sentence.)

Laはゾンカ語で目上の人に対する尊敬の意を表す。 (Adding la is a sign of respect toward people who are older.)

--------------------------------------------------------

■PART 4

ブータンの公立の小学校についての基本データ (General Information on Public Elementary School in Bhutan)

★クラスの人数 (How many students are there in a class?)   約30人 (About thirty)

★英語は何歳からはじめるの? (When do you start learning English?)  6歳 (Six years old)

★政府は小学校での英語教育を奨励している? (Is English education encouraged from an early age?) している。(Yes.)

★それで、小学校での英語の授業は週何時間あるの? (On average, how many hours each week do elementary school students study English?) 5−7時間 (five-seven hours)

★ブータンでは、みんな英語教育に興味はあるの? (Are most people in Bhutan interested in English?) かなりある。 (Quite high. )

★英語の塾はあるの? (Are there many English cram schools in Bhutan?) ある。 (Yes.)

★英語の先生はネイティブ? (Are the English teachers native speakers?) ブータン人 (No, they are Bhutanese.)

★外国人の生徒や移民はいるの? (Are there foreign students? If so, where are they from?) いる。インド人やネパール人など。 (Yes, they are from India or Nepal.)

★日本の小学校でも英語が必須科目になるかもしれないの。どう思う? (‘English’ might be a compulsory subject at elementary school Japan. What do you think about it?) いいと思う。 (Good idea.)

母国語が重要視される必要はあるけれど、英語は教育の媒体としてとらえるべきだと思う。 (I think it’s a good idea. It’s true that importance should be given to our own language but English should be used as a medium of instruction.)

★識字率を教えて! (What is Bhutanese literacy rate?) 56% (It's 56%)

--------------------------------------------------------

■PART 5

人々の声 Vox populi 小学生の子供を持つブータン人の意見とは?

★ このサイトに登場してくれた、ペムちゃんのお父さん。ティンプーのサラリーマンです。(Tshering Pem’s father works at a company in Thimphu. Let’s hear his opinion.)

<ブータン人と語学について> (About Bhutanese and English)

現在、世界においてコミュニケーションの媒介は英語になったともいえると思います。なので、早いうちから、学校で英語を教えることはとても有意義なことだと思います。世界を見渡してみるに、ほかの国の存在なしに、一国だけでやっていける国はないでしょう。お互い助け合い、支えあうためにもコミュニケーションの媒体である英語は、平和や繁栄や調和を作り出すもとにもなると思います。

( In today's world, English has become the medium of communication. It is very convenient, if we introduce English in schools from an early age. Today, a country cannot stand on its won feet alone if it does not have the cooperation of other countries. English plays an important role in the development of relations with other countries - leading to peace, prosperity and harmony among nations. )

 

一方で、自国語も同じぐらい大切にする必要があると思います。自国語は、独立した国としての私たちのアイデンティティーの一部だからです。自分の国の言葉で意思表現ができないのは、本当に悲しいことだと思います。だから、英語と自国語は絶対に両方一緒に教えていくべきだと考えています。

(On other hand, we also have to give equal importance to our own national language - as it is part of our identity as an independent country. If people cannot express what they want to express in their own national language, that would be very sad. Therefore, I strongly encourage that English and the national language be taught side by side.)

--------------------------------------------------

ブータン在住の日本人の意見とは?

★ ブータン在住の青木薫さん。ブータン人と結婚し、現地で旅行会社をご主人と営んでいます。7年間のブータン暮らしからみえてきたこととは?      

(Ms.Kaoru Aoki lives in Bhutan. She married a Bhutanese man and is running a travel agency with her husband. What does she think of life in Bhutan, after living there for seven years? )

<英語で教育を受けているブータンの子供をみてどう思いますか?> (What do you think about Bhutanese kids who are educated in English?)

かわいそうだと思う。どうしてよその国の言葉で自分の国のおとぎ話を聞かなくてはいけないのか? どうして自分の国の歴史を英語で学ばなくてはいけないのか? そもそも教師が足りなかったから、教科書を作るだけの力が政府になかったから、今だに(特に中高等教育の理数系教師が)足りないからに他ならない。それは、国民にとって運の悪いことなのだ。ゾンカ語で「愛してます」とか「好きです」といったら、本気にしてもらえない、ふざけていると思われるとうちの甥たちは言う。彼らがガールフレンドに書く手紙はみんな英語。それは大変不幸なことだ。ゾンカ語でロックンロールやヒップポップができないなんて淋しいことだ。母語は人間のアイデンティティーの根幹になると私は信じている。この状況を自分達にとって不幸なことだと感じないブータン人のことも、心から気の毒に思う。

(I feel sorry for them. Why do they have to learn their own country's folk tales in a foreign language? Why do they have to learn about their own history in English even though they have their own language?

The reason could be a lack of teachers and the government doesn't seem to have the facilities to publish its own textbooks. Even now, they lack teachers, especially math and science teacher. It's a shame, really. My nephew tells me that if a guy said "I love you" in Bhutanese, then she wouldn't take him seriously. He should write to her in English. I think that's sad. Why can't they have rap or hip hop music in dzongka? Your own language should be part of you. It should be at the core of who you are. At least, I believe so. For those Bhutanese who don't feel any shame at the decline of their own language, I feel sorry for them as well. From the bottom of my heart.)

 

ブータンには英語では表現できない、この風土なり、この仏教国なりの美しい言葉がたくさんあるのに、それがどんどん忘れられていっている。いそいで何とかしなくては本当にこの国の国語は滅びてしまう。英語はブータン人の精神構造や感受性さえも変化させていると思う。この7年の変化しか知らないが、特に若者の動作・身体言語は、その精神構造とともに確実に変わってしまった。ブータン人らしいしぐさをする若者も少なくなった。ゴーやキラを着たハリウッド俳優みたいで美しくない。伝統衣装はそれなりの動作をするから美しいのだ。

(As a country where the majority of the population are Buddhist, the language has developed in many ways to reflect the beauty of the people's beliefs and the beauty of the landscape. Not all of this can be expressed in English. I think it's time that something was done to protect the language. Otherwise, the Bhutanese language will disappear forever.

English has already changed mind and behavior of the people here. Less people act like the Bhutanese of the previous generation. I look at the younger Bhutanese and I see Hollywood actors in national costume. Gho and kira are beautiful, when the Bhutanese act like they are Bhutanese. )

<日本の小学校で「英語」が必須科目になるかも。どう思いますか?> (English may become a compulsory subject in Japan. What do you think?)

教科書を使わない、点数をつけない授業なら賛成。ゲーム感覚で身体で学ぶ英語の時間にして欲しい。点数を競うのなら反対。うーん、現在の学校教育を見ていると、おそらくそうなるのだろうから、やはり導入しない方がいい。反対。英語ができなくても立派に生きていける。必要があればそのとき学べばいい。小学校ではなんであれ国語をしっかり身につけたほうがいい。若いブータン人をみていると、ブータンの国語の未来さえ危うく感じる。言葉が危ういということは、文化も形を変えることが避けられないということ。それは大変不幸なことだと思う。母国語で愛が語れないなんて、人間として悲しいことだ。

(If it's taught not through a textbook and not through test scores. I think they should learn English physically, by using their bodies, by having fun through games. If that's the case, then I'm for it. I'm against it if it's all exams and tests. Thinking of the current education system, it'll probably end up like this, so I'm against it. You can live without being able to understand English. You can always learn it when you feel it's necessary. To master your mother tongue should be the priority at elementary school. When I see young Bhutanese, I worry about the state of the Bhutanese language. If it's in danger of being supplanted by English, then their culture may change irrecoverably, which would be very sad. How sad is it to be unable to speak your own mother tongue!)

-------------------------------------------------

日本通のブータン人からみた意見は?

★インドと日本での留学経験があるウゲンさん。現在、ティンプーで働いています。彼からみた日本における早期英語教育とは? (Mr. Ugyen once studied in India and Japan. He currently works in Thimphu. )

<1980年代初頭のブータン英語教育> (The English education system in Bhutan in the early 1980s)

私が小学校に入ったのは1981年のことでした。その当時から比べると、今の教育システムは変わったかもしれません。当時は、英語の「アルファベット」や単語などをまず数年間かけて勉強した後、3年生からすべての科目を英語で勉強し始めました。今、家族とはゾンカ語で話しますが、オフィスではブータン人同士でも英語とゾンカ語の両方を使って話します。

(I started elementary school in 1981. The education system might have changed since then. When I first started my schooling, I learned only the English alphabet and a few English words for the first few years. Then from third grade, I started to study all subjects in English. I speak in dzongka with my family. But at the office we speak both in English and dzongka. )

 

<日本の小学校で「英語」が必須科目になるかも。どう思いますか?> (English may become a compulsory subject in Japan. What do you think?)

英語を勉強するのに興味がある日本人は多いのだから、早くからはじめるのはいいと思います。 (I think it's a good idea to learn English for the Japanese at an early age, since there are a lot of Japanese who are really interested in learning English.)

--------------------------------------------------

「青年海外協力隊」の一員としてブータンで暮らした日本人の意見とは?

★ ブータンでJICAの一員として現地に住んでいた石田孝夫さん。図書館司書としての日本での経験を生かし、現地の図書館に貢献しました。そんな石田さんからみたブータンの言語事情とは? (Mr. Takao Ishida once lived in Bhutan, where he worked for JICA in establishing a library there. What is his opinion?)

 

<ブータンの言語事情> (About communication in Bhutan)

ヒンディ語やネパール語、ベンガル語を話すブータン人は大勢います。ブータンではインド人、ネパール人、ベンガル人なども多く働いているので、そういう人たちと仕事をするにあたって、彼らの言語をマスターしていることは必須です。逆にいうとマスターしていないとコミュニケーションがとりにくく、よって仕事がはかどらないということになってしまうからです。ブータンの人たちにとって、外国語をマスターすることは趣味や息抜きというよりも「必要にせまられて」=「生きるために」やっているという特徴があると思います。

(Many Bhutanese speak Hindi, Nepalese and Bangali, because there are many workers from India, Nepal and Bengal. It is necessary to master these languages so that the Bhutanese can communicate with them. For the Bhutanese, learning foreign languages is not a hobby or a way of killing time. It’s a living.)

 

<なぜ英語が普及しているのでしょうか?> (Why is English education so advanced in Bhutan? What is your opinion?)

日本のように自国語に翻訳されたものがなく、英語の本を手に取ったほうが手っ取り早いから。現に、英語版とゾンカ語版があるブータン唯一の新聞 "Kuensel"(最近週1回が2回発 行になった)も、英語版のほうが中身も多く、大部分の人が英語版を読んでいます。

(The reason could be that there are not many books translated into dzongka. Kuensel, which is the only newspaper in Bhutan, used to be published once a week, but now it's twice a week. There are different versions, and the English version is the most widely read. Not a dzongka.)

<なぜ、80年代に入ってから、「英語で」教育する方針になったのかについて>

近代教育制度を導入するにあたって、自国語では教育ができないと考えたから。自国語はもともとお寺の中でお坊さんが使っていた言葉なので、ボキャブラリーが限定されます。たとえば科学(science)という言葉がなかったりして、教育には不十分と考えたから。

( I think the reason stems from a lack of having enough vocabulary in dzongka. dzongka is originally the language used by monks, and so its vocabulary is not as extensive as English. For instance, there is no word for science in dzongka.)

-------------------------------------------------

ブータンに仕事で訪れる国際公務員の意見とは?

★ワシントンDCに本部をおく 世界銀行に勤務する慶長寿彰さん。ブータンには仕事で何度も訪れています。  (Mr. Toshiaki Keicho works at the World Bank,

which is located in Washington DC. He has been to Bhutan many times on business. )

<日本の公立の小学校で「英語」が必須科目になるかもしれません。どう思いますか?> (English may become a compulsory subject at public elementary schools in Japan. What do you think about that?)

英語を始める時期については、特に意見はありません。大事なのは、いつから教えるかではなくて、いかに教えるかではないでしょうか。従来の日本の英語教育を続けていたのでは、小学生から教えたって、英語を駆使して世界で活躍できる日本人はあまり育たないような気がします。

(I don't have any particular views on when children should start learning English. I believe the most important issue isn't when but how you teach them. If you continue to teach children in the same way as before, you can't expect them to become proficient in the language, such that they can use it around the world. )

<英語で教育を受けているブータンの子供について> (About Bhutanese kids educated in English. )

「英語公用語論」の中味がどういうものか存じませんが、やはり自国語や自国の文化を学んでこそ、外国語や外国文化への興味や理解が深まるのではないかと思います。ブータンについて言えば、民族衣装や伝統建築など頑なに独自の文化を守る一方、積極的に国際語を学ばせています。これは一見矛盾しているようで、実はそうではないのです。自国のアイデンティティーの保護と国際化は両立できるはずですし、その両立を追及するのがグローバル化に対応する国家の理想像なのかもしれません。ブータンで英語を話す子供たちに触れて、そんなことを考えています。

(I don't know a great deal about the Japanese government's eigokogoron (English as the national language) initiative, but I think it's absolutely necessary to master one's mother tongue and culture first. I will help in understanding foreign languages and cultures. As for Bhutan, they have a solid policy of protecting their traditional dress and architecture, while at the same time encouraging children to learn foreign languages. At first glance, it looks like a contradiction. But it isn't as incompatible as you might think. Preserving your own identity while keeping up with the rest of the world could be the best balance. It might be the ideal nation that balances these. Talking with Bhutanese children who speak English made me think of these things.)

--------------------------------------------------------

■PART 6 ブータンの教育制度 (Bhutanese Educational System)

★ブータンには、義務教育はありません。 (There is no compulsory education in Bhutan.)

※ブータンの小学校教育は6歳からですが、4歳から入学する児童もいました。今はあまり見られない傾向ですが、特別に教育熱心な親御さんだったり、そのお子さんが優秀な場合、6歳になる前に入学することもかつてはありました。

(In Bhutan, children begin studying at the age of six. However, if their parents are eager to have their children start earlier or if the kids are very smart, then they can start going to school before they turn six. )

★ 小学校から(母国語以外は)英語で授業が行われます。 (All subjects are taught in English, except for Dzongka.)

★ 「進級テスト」があります。

※一学年あがるたびに進級テストがあり、落第をする児童もいます。そのため、「大きな(14歳や16歳の)小学生」もいます。飛び級はかつてありましたが、今はありません。

(To move up a grade, students must sit for an exam. Some kids don’t make it to the next grade. Sometimes you’ll come across a 14 or 16-year-old elementary school student. Kids used to sometimes skip a grade, but not any more.)

★大学以上はインドなど外国の教育を受ける人が多く、国の中枢を担うのは、外国で教育を受けた人が多いです。

(People who want to study in a university tend to go to foreign country, such as India. After returning to Bhutan, they become key personnel in a government or administrative institutions.)

--------------------------------------------------------

☆★ここでちょこっとブ−タンの一面を見てみましょう。☆★ (Now, let’s have a look at Bhutan itself.)

☆☆ 辛いものが大好き☆☆ (We love spicy food!)

料理にはトウガラシが必ずといったよいほど入ります。最も有名な料理は、チーズと赤唐辛子を使った「エマ・ダツィ」と呼ばれるものです。

(Red pepper is often used in Bhutanese cuisine. The most famous dish is called emadatsi. It’s a made of cheese and red pepper.)

☆☆ 「はい」のときは首を横に傾けます☆☆ (When you want to say, “yes,” just shake your head.)

日本では「いいえ」の仕草が、これがブータンでは「はい」の意味になります。市場での値段交渉の際、気をつけましょう! 相手が首を一回横に傾けたら、「いいえ」の意味ではなく「はい」になります。

(In Japan, shaking your head means “no” in Japan. But in Bhutan, it means “yes.” You should keep this in mind, especially when you go shopping and you start haggling with people at the market.)

☆☆子供たちのあこがれ☆☆ (Children's hero/heroin)

ブータンには、テレビが入る前にビデオが入ってきました。そしてその多くはインドからのものでした。今でもインド映画は人気があり、インド人俳優や女優は彼らのあこがれの的です。また、映画でヒンディ語を聞きなれているため、書けないけれど聞き取れるという人も多いです。

(Before having a television, videos were already there in Bhutan. Most of them were from India, in Hindi. Still now, Indian movie is popular among them and Indian actors and actresses are heroes/heroines for kids. By watching such movies, they are getting used to hear Hindi and eventually even mastering it (but not able to write/read).)

-------------------------------------------------------

■PART 7

ブータンの子供の一年間 A typical year for Bhutanese kids.

ブータンは、かつて存在した隣国のシッキムがインドに併合され、チベットが中国に軍事占領された今、世界で唯一のチベット仏教国家となりました。政教一致のブータンでは、さまざまな行事が仏教(チベット密教)と結びついています。

中でも、※「ツェチュ」と呼ばれるお祭りは一年のうちでも大きな国民的イベントの一つです。

(After the annexation of Sikkim by India and Tibet by China, Bhutan became the only remaining Tibetan Buddhist nation in the world. Most of their festivals are linked to the religion - especially the tsechu, which are the biggest festivals on the Bhutanese calendar.)

※ ブータンに仏教を伝えた『パドマ・サンバヴァ』の偉業をたたえるお祭りです。

(“Tshechu” are held in honor of Rimpoche Padmasambhava, who brought Buddhism to Bhutan.)

------------------------------------------------------

☆★編集後記☆★

Photo by toshiaki KEICHO

先進国に住んでいると、物に苦労することは、まずない。 (Living in a developed country, you assume that you have to face less problems that you would in a developing country.

でも、心の中をのぞいてみると、満たされていない人はたくさんいる。たぶん、発展途上国と呼ばれている国の人たちよりも、多いかもしれない。街を歩いてみると、心療内科や心のクリニックと称する看板が増えてきた気がするのは気のせいだろうか。なぜだろう、物質的にはめぐまれているはずなのに。日本を含めた先進国に見られるこの共通の傾向に、いつも疑問を感じていた。

(Whereas there is often a great underlying unhappiness among the people of developed country, many of whom suffer from psychological problems - more so that in developing countries. When I walk down the street, I find it hard not to notice the number of advertisements for mental clinics, and the number just seems to be increasing. This is despite the comparative material comfort in which many of us live. This has always bothered me.)

Photo by Taku EGUSA

そんな、物があふれる中で精神的に行き詰る人の多い先進国を尻目に、独自の路線を行くブータン。最近では"GNP(国民総生産)"より"GNH(国民総幸福)" を国家の方針として取り入れているこ と、また小学校から「英語で」教育をしている国としても注目されている。なぜそのやり方が取り入れられたのか。それには、いろいろな要素が考えられる。

(Bhutan has always gone its own way. It's never really followed in the footsteps of other nations. It has a unique policy toward protecting its natural environment, as well as having a Growth National Happiness, which is, in theory, more important than Growth Domestic Product. They are also drawing much attention from around the world as a nation which has adopted the immersion program. Why did they start to doing this? )

 

*言語(language)

例えば、言語そのもの。もともとサンスクリット語からきているといわれるゾンカ語には、仏教用語はあるものの、「科学」「環境」などの言葉がない。教育の現場では、これらの言葉を容易に表現できる英語を「学びの手段」として取り入れる必要があったということだ。

(Dzongka's origins lie in Sanskrit. Much of it is comprised of Buddhist terminology and it lack vocabulary in other fields such as science or environmental studies. It is easier to speak about these topics in English, which is why English has become a medium of instruction.)

Photo by Kaoru AOKI

*国をまとめる言葉として (language as a govern the nation)

ブータンには沢山の地方言語が存在し、全国共通で使えるブータンの言語はなかった。現在国語となっているゾンカ語は、あくまで西の一部で使われていたにすぎない。しかも、そのゾンカ語が国語と定められたのは1980年代。単語やつづりの整備をするためのゾンカ語の開発委員会が設置されたのはそのころだった。そのような紆余曲折の時代、国をまとめて近代教育を進めるにあたっては、やはり英語が手っ取り早い手段であったということ、また同時に不可欠でもあったことがいえる。現在、英語で教育を受けた世代は、たとえゾンカ語で話しているときも、数字は英語で言ったり、ブータン人同士でも英語で話すなどしている。若い世代では、既に英語が日常語化しているのだ。

(Once there were many languages spoken in what is currently known as Bhutan. There was no common language. Dzongka was used only in the western part of Bhutan, and it is only 20 years ago that it became the national language, when a Committee for Dzongka Development was established. At around the same time, English came to be encouraged as an integral part of the educational system, partly because it was a simple way of governing the nation. It is now widely spoken among young people. Even when they speak Dzonghka, they often mix English words into their conversation - for example, for numbers. )

*農作業と英語!?(Agritulture and English!?)

ブータンは自給自足の国だ。その国民の実に70%は農業に関わっている。だが、農作業に必要な機械(輸入品)の説明書は、ほとんどが英語で書かれている。英語がわかれば、機械の操作方法もわかる。よって、生活に必要な機能的な言葉として、英語で教育を受けなかった親世代もその必要性を感じ、子供を学校に行かせることに積極的になっているともいわれている。

(Seventy percent of the population is involved in agriculture and are self-sufficient. Machines, however, are imported from foreign countries and the manuals are in English. Knowing English obviously helps in operating these machines, and people who could not speak English realized how necessary it was and have encouraged their children to study it at school.)

*隣国インドの影響 (Influence of India)

近代教育制度がはじまったのは先代の国王のころ、そして自国の教育制度が確立されはじめたのは1968年代からだといわれている。それまでは、ブータンは隣国インドの教科書を用いたり、教員の補充もインドから招いたりしていた。そしてそのインド人の共通言語である「英語」の影響を受けたのは言うまでもないだろう。

(It is said that the modern education system began with the third king of Bhutan around 1968. Until then, the Bhutanese used Indian textbooks and invited teachers from India.Needles to say, they are influenced by Indian's common language, English. )

Photo by Kaoru AOKI

*歴史的背景 (Historical background)

1970年代になるとブータン南部には多くのネパールからの移民が住み着き始めていた。そのころ隣国であった同じチベット仏教国家の小国、シッキムにもネパールからの移民が押し寄せ、その人口の過半数はネパール人と化したといわれている。その後、この小国シッキムはインドに併合され、チベット仏教国家がひとつ消滅した。同年、1975年に中国がチベットに軍事介入して以来、この世界からチベット仏教国家がまたひとつ消滅していったことになる。

(In 1970, many people emigrated from Nepal to the southern part of Bhutan. At the time, the nation of Sikkim also received a number of people from Nepal. It is said that half the population of Sikkim is Nepalese. The country eventually lost its power and its identity after it was annexed by India in 1975. In the same year, Tibet was occupied by China. Two Tibetan Buddhist nations disappeared in the space of one year. )

結果的に、チベット仏教国家と呼ばれるのは、残されたブータン王国のみとなった。このような時代背景の中、若き現国王は1988年に国勢調査を行う。そして、国内の事情を把握した翌年の1989年、国家統合政策を発表し、施行。民族衣装の着用義務を掲げたのものその一つだ。また、その中には言語政策もあった。ゾンカ語を国語に定め、南部の学校内でネパール語を使用することは禁止し、同時に国をまとめるためにも英語を教育言語とした(英語での授業は1980年代半ばから始まった。また、国王自身イギリス留学の経験があり、ブータンの英語の教科書にもイギリス人が多く寄与している)。

(Bhutan is the only country where Tibetan Buddhism is practiced on a nationwide basis. In 1988, the king decided to hold a national census. He encouraged the maintaining of a strong Bhutanese identity, part of which involved making the people were traditional dress. Dzongka became the national language, and Nepalese was prohibited in the south. And so English became the language of education in the mid-1980s. This king himself had studies in Britain and many British people are involved in making English textbooks in Bhutan.)

ブータンの小学校で「英語」を使って授業をする背景には、一言では語れないこのようなさまざまな事情があると思われる。 (Already, we've covered many reasons how and why English came to be the medium of instruction in Bhutan. )

 

現在、ブータンでは「教育と医療は無料に」をスローガンに改革を進めている。国王は2015年までにすべての国民が教育を受けることを望んでいる。国土には山岳地帯が多く、学校までたどり着くのに 2時間もかかる 道のりを歩く子供も少なくない。そのため、出席日数が足りずに落第したり、進級できずに落ちこぼれていく子供たちもいる。そうなると、英語での教育どころではなく、このような問題を解決するためにも国は「寮」を建設したりして、教育面に力を入れている。今回PART5 に登場してくれたウゲンさんも、物心ついてからというもの教育は寮に 入って受けていたと語ってくれた。小さいころから寮に入って学ぶ子供たちは多い(全寮制のため、家族が恋しくなって、ある夜、寮を抜け出す話がテーマとなる英語の教科書もあるほどだ)。

(The nation's slogan is "free education and medical services." Reforms are taking place. The king hopes that all children will be able to have access to educational facilities by 2015. There are many children who have to walk for more than two hours to get to schools in the mountains. It's not easy. Because of the difficulties of getting there, their grades are dropping. There are dormitories for those who live in remote areas. Mr. Ugyen (see Part 5) spent his entire school life living in a dormitory. (Incidentally, in one of the English textbooks, there is the story of a homesick boy who lived in a dormitory. He missed his family so much that he made his way home.)

 

われわれ日本人のように「英語を小学校で必須科目にするかどうするか」で議論をするまでもなく、ブータンでは「せざるを得ない状況」があったのは注目に値するだろう。結果的に、このグローバル化した世界の中、ブータンの人たちは、伝統文化を守りながら、つまりアイデンティティーを保ちながら「英語」という道具を身につけている。GNHを国家スローガンとして掲げ、家族の持つ価値の重要性や老人が尊敬される世界を作り、伝統をきちんと伝える教育を行い、その一方で、英語の普及による母国語の危機に悩み、そのバランスを保つという難事業に取り組む――この小国ブータンからは、英語教育のみならず、学ぶべき点、考えさせられる点が多々あると思われる。

(In Japan, the great questions is: should English be a compulsory subject at elementary schools. In Bhutan, they have no choice. And look at the difference. The Bhutanese are acquiring English quickly and efficiently in this age of globalization. At the same time, they are keeping their identity and traditional culture. The nation places importance on happiness and respect for the elderly. There is much that Japan can learn from this country.)

Photo by Taku EGUSA

最後に、GNHについて(About GNH)

GNHは主に3つの要素――1.経済的な豊かさ 2.環境保護 3.伝統文化の維持・発展――からなる、といわれている。要は、環境や文化・家族・地域共同体のきずなまで犠牲にするような経済成長は、人々を幸福にしないということだ。ブータンを特集することにより、取材を進めた中で「ブータンで驚いたことの一つは『物乞い』がいないことです」というコメントがあった。1990年代初頭、ブータンでJICAの一員として当地で過ごされた石田先生のコメントだ。もちろん、身寄りのない人も貧しい人もいるのだが、地域共同体がしっかりしており、 助け合いの文化が根付いているため、いわゆるホームレスや物乞いは生まれないのだそうだ。 逆に日本に来日するブータン人が

驚くことの一つに、都会の駅などで見られるホームレスの存在だといわれている。

(Gross National Happiness seems to comprise of three factors: (a) economic wealth, (b) protection of the environment, and (c) maintaining and developing its traditional culture. In short, economic growth that sacrifices environment, culture, and family does not make us happy. There was one comment from Mr. Ishida (see Part 5) that particularly surprised me. He said there are no homeless people in Bhutan. That said, there are people who are poor and people who live alone, but the community seems to take the trouble to support the. "It's there culture," he said. "They do not ignore people who are in trouble. On the contrary, one of the most shocking things for a Bhutanese person coming to Japan is the number of homeless people." acrifices environment, culture, and family does not make us happy.)

また、2.の環境保護については、科目として学校教育の中で取り入れたり、実際自分の住む地域の川を水質汚染検査をさせたりするなど、より身近な問題として教師が指導にあたっている(この環境保護の科目は1985年から始まっている。伝統を大切にしながらも既に先見の明を持っているのは国民性だろうか)。3.の伝統文化については、ブータンでは新築の建物にしろ、伝統様式に則ったものでなければならないという決まりがある。この伝統様式の建物についての図解が、なんと英語の教科書で載っており、ブータン人は英語の教科書で自分たちの伝統的な建物とは何かということを学ぶのである。英語教育はもとより、伝統とは?心の豊かさとは?などについて考えさせられた取材だった。

(Environment Protection is one of the most important subjects at elementary school. It was introduced into the curriculum in 1985, which shows a remarkable far-sightedness on the part of the Bhutanese government.

As for keeping and developing their own traditional culture, there is a rule that all architecture must be built in a traditional way. This is explained in the English textbooks, whereby children learn not only English but about tradition as well. Kids' English around the world is the theme of this site, yet after looking at Bhutan, there are some key questions that stick in my mind: what is tradition, what is wealth, and what is happiness? )

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(1/29):「月刊みんぱく」2005年12

http://www.minpaku.ac.jp/publication/gekkan/200512txt.html  地球を集める 千載一遇のチャンス 栗田 靖之

皇太后のお口添え

 民博の研究者となった一九七六年以来、フィールドとしているブータンでの資料収集は、私の課題であった。しかし当時もいまもブータンは、観光以外の目的で外国人が入国することに厳しい制限を設けており、収集を目的とした入国は、簡単に許可されるとは思えなかった。

 しかし思わぬチャンスがめぐってきた。一九八一年、桑原武夫先生が中心となって、日本ブータン友好協会が発足し、親善旅行がおこなわれることになったのである。メンバーは、桑原武夫、西堀栄三郎、中尾佐助、佐々木高明、玉野井芳郎先生などのそうそうたる方々であった。私もこの旅行に参加した。この旅行団は、到着と同時にケサン・ワンチュック皇太后から、国賓の待遇を受けることになったのである。ある日皇太后主催のパーティに招かれた。その席で佐々木高明先生は、民博はブータンで資料の収集をおこないたいと述べた。皇太后は、「あなた方の希望を、政府関係者に伝えておきましょう」と返事をされた。長年の懸案であったブータンにおける収集の扉が開いた思いがした。

 ことは慎重に運ばねばならない。当時アメリカの博物館がブータンで買い付けをおこない、それを首都ティンプーからトラックで六時間ほどかかるインドとの国境の町プンツォリンまで運んだところ、内務大臣がそのトラックをもう一度ティンプーに戻して、荷物を検査するということが起こった。私はそのような事態をさけるために、まず内務省に民具の収集を願い出た。

 やがて、ブータンから返事が届いた。それは内務大臣からの短い手紙で、「ブータンでは骨董品の収集は許可されていないので、認めることはできない」という内容であった。私は皇太后からの口添えもあり、許可が下りるものと考えていたので、この返事はショックだった。内務大臣は、博物館が収集するのは、骨董品に違いないと考えたのであろう。

 

交渉につぐ交渉

 私は、皇太后がわれわれの希望を政府関係者に伝えられたということだったのに、どうしたことだろうと思い、ブータン側の事情を調べてみると、皇太后が口添えされたのは、通産省の大臣であることがわかった。今度は、民博は日常品の収集を希望しており、決して骨董品に興味があるわけではないということを、くわしく説明した手紙を出した。今度は、通産大臣から、「民博の希望は、皇太后を通じて聞いています。カルカッタ(現コルカタ)のブータン通商代表部と連絡をとるように」という返事が来た。

 通商代表部を訪ねたのは、一九八三年二月のことだった。そこで具体的な収集についての話し合いをおこなった。収集のやり方として、私は直接農民から購入することを申し出た。しかしブータン側は、農民からの直接の購入は認めてくれなかった。もしそれを認めると、今後、農民が古い仏像や仏画などの文化財を、直接外国人に売りつけるようになるという心配からであった。いろいろと交渉を重ねた結果、次のような提案を受けた。まず民博が購入したい民具のリストを提出する。それを通商代表部が指名した人物がブータン国内で集める。そのなかから民博が必要とするものを購入してほしいというものであった。私は、「それでは民具が使われている生活の背景を知ることができない。生活の場を調査させてほしい」と頼みこんだ。それならばブータン側で、そのような機会をつくりましょう、ということになった。

 ブータンから、民具が集まったので来てほしい、という連絡があったのは、その年の一〇月であった。私は民博「友の会」主催の旅行に同行してブータンに行くことになっていたので、その後プンツォリンに行って、ブータン側が集めてくれた収集品を検品した。収集品は、希望した衣食住に関する生活用具を中心としたものであったが、通商代表部が指名した人物は、もと僧籍にあった人なので、僧侶の用いる衣装や生活用品も数多く集められていた。それらは、もし私が個人で収集活動をしていたら、とてもこれほどまで収集できなかっただろうと思われるものであった。

 

生活の場で情報収集

 それから一年がたった一九八四年一一月、通商代表部から、収集した民具に関する情報を得るために、東端の町タシガンまで旅行してよいという許可が出た。一カ月半にわたって、おんぼろのジープに運転手と案内役との三人で東ブータンまで旅行したが、この旅は、私にとって忘れられない体験であった。この調査旅行で、私はブータンの民具が実際に使われているさまをつぶさに観察することができたのである。

 資料の収集は終わったが、それらの民具に関する情報は収集し続けなければならない。二〇〇〇年、JICAがおこなった博物館協力セミナーに、ブータン国立博物館の女性学芸員デキ・ヤンツォーさんが参加した。民博での研修のとき、私はデキさんにブータンの資料を見てもらった。収集した衣装のなかには、僧侶の衣装がある。チベット仏教の僧は、えんじ色のスカート状の法衣を身につけている。高僧のスカートの内側には刺繍がほどこしてあり、この文様は決して女性が見てはならないという。デキさんは、生まれて初めて僧侶のスカートのなかの刺繍を見たと話してくれた。「でもその文様のことは、決して誰にも話しません」という彼女の言葉が、今でも耳に残っている。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(1/26): 内務文化大臣サンフランシスコでGNHを語る

 ジグミ・ティンレイ内務文化大臣が1月24日カルフォルニア大学バークレイ校でGNHのパネル・ディスカッションに参加したようです。

ブータンはGNHを開発の評価指標にしていると、インタビューで語っています。

生産優位の社会が精神病を病む者、犯罪、家庭崩壊、人間疎外を生み出し、利益優先の動機付けと、自己満足が人間社会の調和を掘り崩し、地球資源の略奪を促進している、とコメントしています。つまり、生産優先社会を否定しています。

彼にとっては、平等と持続可能性が良いものとの価値観があるようです。GNHを物質主義のアンチ・テーゼに据えようとしているようです。GNHを国家目標に掲げるブータンは、持続可能な社会、均衡の取れた発展、環境保全、文化保護、良い統治を信奉しているという次第です。

彼は、地政学的な脅威から身を守るため、アメリカや他の大国との外交関係を避けているとも、語っています。

http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?file=/c/a/2006/01/23/MNGAPGRIJB1.DTL

Finding happiness outside the GNP

Bhutan searching for a way to stop drift from harmony

Charles Burress, Chronicle Staff Writer

Monday, January 23, 2006

You don't have to live in a remote mountain kingdom to rise above the world's frantic pursuit of wealth and consumer goods.

Anyone can do it, says his Excellency Lyonpo Jigmi Thinley, minister for home and cultural affairs for the Himalayan nation of Bhutan. In Bay Area public appearances, he wants to encourage others to do as his country has done, which is to seek "Gross National Happiness" more than gross national product.

"What we need," Thinley said in a phone interview Friday, "is a more caring and compassionate society."

Happiness "is the end purpose of life for every individual, every society," he said. "What we're doing is moving further and further away from the possibility of finding happiness in life."

To forestall this unhappy trend, Bhutan has made Gross National Happiness -- which its officials also call GNH -- its official index for evaluating development.

Production-oriented societies suffer from high rates of mental illness, crime, alcoholism, family breakups and personal alienation; their devotion to the profit motive and self-satisfaction undermines human harmony and fosters the plundering of the Earth's resources, he said.

"How many governments are truly committed, how many communities are truly committed to equity, to sustainability?" he asked. He pointed to the frightening scenario forecast in a study by 1,300 scientists around the world that was released Thursday. They predicted famine, epidemics, environmental collapse and other disasters by 2050 if humankind doesn't halt the way it is depleting natural resources.

Thinley will explain his nation's alternative to materialism in a Commonwealth Club speech tonight in San Francisco, a secular realm with about the same number of residents as the Buddhist nation Thinley hails from.

His talk Tuesday at UC Berkeley's International House precedes a panel discussion with Robert Reich, labor secretary under President Bill Clinton; UCSF emeritus professor of psychology Paul Ekman; UC Davis mind and brain scientist Clifford Saron; and Alan Wallace, president of the Santa Barbara Institute for Consciousness Studies.

Thinley, twice Bhutan's prime minister, was foreign minister for five years until 2003 and has served as ambassador to the United Nations and to several European nations. He said Bhutan shelters itself from geopolitical rivalries by avoiding formal diplomatic relations with the United States and other major powers.

To achieve GNH, Thinley said, Bhutan has committed itself to sustainable and equitable development, environmental conservation, preservation of culture and good governance.

The nation has dedicated 26 percent of its land to wildlife sanctuaries while 72 percent already is covered by forest, making it the greenest it's been in living memory, Thinley said. To help preserve its culture, Bhutan limits tourism by requiring visitors to pay a minimum of $200 per day on tourism packages. Tourists totaled 13,000 last year, he said.

And how does Bhutan measure happiness? The government has commissioned researchers to develop a way to measure it by 2007.

--------------------------------------------------------------------------------

Lyonpo Jigmi Thinley will speak at the Commonwealth Club, 595 Market St., San Francisco, at 6 p.m. tonight. He will speak at UC Berkeley's International House, 2299 Piedmont Ave., at 5 p.m. Tuesday.

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(1/25):2005年版ODA白書

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/hakusyo/05_hakusho/ODA2005/html/column/index.htm

column II-7 地方の声を行政に反映させるために

 ヒマラヤ山脈東部の険しい山中に位置するブータン王国は、最初の国会が開催された1953年にはまだ自動車が通れるような道路もなく、インフラはほとんど整備されていませんでした。それから50年余りを経た現在、首都ティンプーの街は車で溢れ、携帯電話で会話する人々の姿が見られるまでに近代化が進んでいます。しかしながら、こうした首都の目覚ましい発展の裏で、地方から都市へ人々が大量に移動し、地方と都市の間で経済格差が拡がるという問題が生じています。そこでブータン政府は、均衡のとれた経済発展を目指すため、地方への権限移譲を通じて、地方政府の行政能力の向上を図り地方を活性化させる地方分権化を進めています。

 この地方分権化への取組は、1981年に地域開発の立案・実施の権限が中央政府から地方自治体に移譲されてスタートしました。1990年代後半からは、日本を含むドナー国や国際機関、欧州諸国の援助団体などが地方自治体の制度面を強化するための様々な協力を行ってきたこともあり、2002年には初の地方選挙が実施され、2005年3月に発表されたブータン憲法草案には、初めて地方自治に関連する条文が盛り込まれるまでに至っています。こうして制度的な枠組みは確立されたものの、ブータンの地方政府はまだ十分にその制度を運用するに至っていません。そこで、同国の国情に適応するように制度を改良するとともに、制度を効果的に運用できるように、受け皿となる地方自治体の能力を強化することが急務となっています。

 そこで、地方行政支援のために、ブータン政府が協力を要請するパートナーとして白羽の矢を立てたのが日本です。日本は、1964年のブータンに対するODAの開始以降、農村開発などに力を入れて着実に成果を上げてきました。ブータン政府のオーナーシップを尊重しつつ、きちんと結果を出してきた日本の援助が、ブータン政府より高い評価を得て、地方自治体の能力強化を進める際に、是非日本から支援を受けたいとの強い希望が同国政府から出されたのでした。

 日本は人材育成のための研修などを通じた地方自治体の能力強化を支援してきており、2004年には、ブータン地方自治のキーパーソンである内務省の関係者や県知事を日本に招へいして、新潟県長岡市や岐阜県白川村などを見学してもらいました。日本の地方自治体の人々と意気込みを語り合ったブータン側の参加者の一人は、「日本の地方政府は、地域住民に対してきめの細かな公共サービスを行っており、とても参考になった」と語っています。

 こうした日本の支援においては、農業における機械化の促進や道路・橋の整備などの経済基盤整備の援助とは一味違った、人と人とのつながりを活かしたソフト面での貢献が期待されています。

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(1/17):クロスロード2月号 学芸会

青年海外協力隊の「クロスロード 2月号」のブータン関係記事をお送りします。

音楽を職業とする者の個人的趣味から申し上げれば、せっかくの機会ですから、数ある振りのついた民謡の中から、もう少し品の良い曲をお選び戴ければ、と・・・・・・差し出がましいですが

   

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(1/16):みずほ「Fole 」

みずほ総合研究所発行の「Fole フォーレ」に、ブータンのGNHについて平山修一氏がインタビューを受けている(形になっている)部分がありますのでお送りします。

なお、同誌は、私の古狸生徒(20年もレッスンに通っている・・・笑)が、「みずほ」に勤務していたので入手できましたが、(詳細は判りませんが)どうも会員制のようです。

  

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(1/14):1月16日の講演会

【2006年 第1回 上村雄彦セミナー"Save The Earth"】  ●報告: 瀬畑陽介(前青年海外協力隊員)  ●テーマ: 「ブータンにて暮らしを通して感じた事」

●日時場所:2006年1月16日(月)17時30分〜   千葉大学総合校舎E号館420号室(市民活動連携室)<アクセス>JR西千葉駅 西千葉キャンパス内 徒歩10分

17時30分仮スタート(自己紹介など)、18時本スタート、21時までには終了しご飯を食べに行くというスケジュール  どなたでも参加可能のセミナー

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(1/13):お豆腐ランド

JICAブータン杉本所長よりサイトのお知らせがありましたので、転送します。 山本けいこ

--------------------------

「お豆腐ランド」というサイトの記事です。 http://www.toyoshinpo.co.jp/natto/n0601_1.html

照葉樹林文化圏と無塩発酵大豆 2006年1月10日

  西南日本、中国西南部から東南アジア北部を経てヒマラヤ南麓にかけての湿潤な温暖帯にカシやシイ、クス、ツバキなど照葉樹林がある。この照葉樹林帯には多くの民族が住んでいるが、その生活文化のなかには数多くの共通の文化要素が見受けられる、と原敏夫氏は著書『納豆は地球を救う』に記している。

  西南中国の雲南地方は稲の起源地とも言われる地域で、そこにはもち米で作る「もち」「ちまき」「おこわ」のように粘り気の強い食べ物もあり、特に水さらし法による野生のイモ類やドングリなどのアク抜き技法は照葉樹林文化のプレ農耕段階を特色づけるきわめて顕著な技術であるといわれている。このほか?茶の加工と飲用慣行の発明、麹を使う酒の醸造、みそや納豆のような豆類の発酵食品の存在などが照葉樹林文化を特徴づける共通の文化遺産といえる。そのいずれをとっても、日本の古い民俗慣行のなかに深くその痕跡を刻み込んでいるような伝統的な文化要素の多くが、この地域にルーツを持つことがわかってきて、今日では「照葉樹林文化論」がきわめて有力な日本文化起源論とみなされている。

  「照葉樹林文化圏」の中には固有の食文化を形成している伝統発酵食品である「無塩発酵大豆」が数多く見出される。日本の糸引き納豆以外にも中国の淡トウシ、タイのトゥアナオ、ミャンマーのペーボー、アッサム地方のスザチェ、ブータンのリビ・イッパ、ネパールのキネマといった納豆族が、照葉樹林地帯に沿って見事に連なっており、東アジア一帯に古くから無塩発酵大豆を常食する「納豆文化圏」が形成されている.

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(1/11):ボーダフォンがブータンでも

「地球の歩き方」編集者・高橋さんより下記のようなお知らせを戴きました。 山本けいこ

-----------------------------------------------

ボーダフォンが1月19日から、ブータンでのローミングサービスを開始するようです。

http://www.vodafone.jp/japanese/release/2006/20060110j_roaming.pdf

料金などはまだ公式サイトにも出てないようですが、アジア諸国の平均からい うとブータン国内が1分間75〜115円、ブータンから日本へが175〜265円になる と思われます。

ブータンの電話はボーダフォンと同じGMS方式で、本来なら端末内部のSI Mというパーツを入れ替えるだけでどちらの国でも使えるはずですが、実際に はそこにプロテクトをかけてそういうことができないようにしているはずなの で、日本の端末をブータンで使いたいという人には便利かも。

ちなみにDocomoはブータンは国際ローミングの対象になってません。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(1/8):新聞記事、過去のBニュース掲載のお知らせ

(1)杉本所長よりのニュースを下記に転送します。

(2)「過去のBニュース」2005年4月から7月までを http://bhutan.fan-site.net/news.b.2005.htm に掲載しました。8月以降は作業途中です。

「過去のBニュース」2006年分は、 http://bhutan.fan-site.net/news.b.2006.htm に順次掲載します。

なお、いずれも、ホームページからお入り戴けるようにはしてありません。

 
以下転送自由
============================

2006年1月1日 読売新聞北陸版記事 新たな北陸像を求めて

http://hokuriku.yomiuri.co.jp/hoksub4/kikaku/2006/ho_s4_06010102.htm

石川県出身 蟹瀬誠一さん ジャーナリスト(55歳。津幡町出身。上智大新聞学科卒。海外通信社記者など務めた後、ニュースキャスターに。2003年から文化放送「蟹瀬誠一、ネクスト!」メーンパソナリティー。明治大文学部教授。)

ユニークな物差し必要

 不思議なもので、年齢を重ねるほどふるさとの存在が自分の中で大きくなっていくのを実感します。「心のUターン」とでもいいますか、生まれ故郷があり、そこに知り合いがいることが非常にうれしいのです。

 気候も影響しているのかも知れませんが、北陸の人は我慢強いのですが、イエス・ノーがはっきり言えない、押しの弱い一面があるような気がします。行政も、地域の存在感を全国に向けてもう少し積極的にアピールしても良いのではないかと感じています。

 今後は確実に地方の時代を迎えます。私のような団塊の世代がリタイアした後、物価が安くて豊かな文化を持ち、食べ物もおいしい北陸は、その受け皿になる可能性を十分に秘めています。

 一番の課題は、伝統的な産業や文化と、ハイテクなコンテンポラリーなものをどう融合させるかでしょう。世界を見れば、例えばブータン王国は、国民の幸福感を測る独自の指標をもとに、両者をうまくコントロールして発展しています。中央に頼らずに本当の意味で自立するためにも、「県」ではなく「北陸」という枠組みで、大都市にはないユニークな物差しをもとに、地域づくりを考える必要があると思います。

============================ 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(1/5):高田さんの記事

掲載された記事をお送りします。  

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(1/4):: 高田さん記事

朝日新聞の本井記者から「高田忠典さんの記事、5日朝刊に掲載の予定です」とご連絡がありましたのでお知らせいたします。

朝日新聞購読者の皆様はお見逃しなく。高田さんは「ブータン館」の「メンカン便り」の著者です。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(1/2)

(1)ノルブさんよりのお知らせ

お茶を扱っているLUPICIAという会社のフリーペーパー(2006/1 vol.5)にブータンのバター茶の記事がありました。(添付画像参照)1/13日からブータンのバター茶をアレンジした特別メニューが千駄ヶ谷店で供されるそうです。

現物はお茶を買えば入手できるので、お店に突入されることをお勧めします.サイトトップページは http://www.lupicia.com  該当記事ページは http://www.lupicia.com/tayori/0601_03.shtml  (下段)です。

----------------------------------------------------

(3)JICAブータン所長杉本氏から戴いたお知らせ

国王に代わって、皇太子がルンチ県(12月24日)とタシヤンツェ県(12月28日)での住民向けの憲法案の説明を行っています。息子の皇太子も、12月17日の国王の演説を国民同様、悲しい思いで、聞いたと語っています。 http://www.bbs.com.bt/Consultation%20meeting%20with%20Trongsa%20Penlop.html

Trongsa Penlop conducts consultation on draft constitution in Lhuntse

2005, December 25: His Royal Highness the Trongsa Penlop conducted the first consultation on the draft constitution in Lhuntse on Saturday December 24.

The Penlop was received in by the people, officials and the Rabdey in a traditional Chipdrel ceremony. The people of Lhuntse then offered Ku-Sung-Thug Gi Mendrel and prayers to his Royal Highness.

The Trongsa Penlop paid tribute to His Majesty the King’s selfless devotion to his people and the country. The Penlop described His Majesty as the very essence and the spirit of Bhutan, solely responsible for its peace and prosperity. His Royal Highness said His Majesty is his own inspiration and teacher.

The Trongsa Penlop said after His Majesty’s address in Tashiyangtse, while he felt intolerable sadness it was also shared by all the Bhutanese.

His Royal Highness urged the people to take part in the discussion to make a stronger constitution that would benefit Bhutan.

The Penlop said that people should follow the strong foundations laid by His Majesty the King.

Our reporter Tenzin Wangda says that over 2500 people from the Dzongkha attended the consultation. Following the meeting the Penlop served a Tokha for the people.

 

http://www.bbs.com.bt/His%20Royal%20Highness%20holds%20consultation%20in%20TashiYangtse.html

His Royal Highness holds consultation in TashiYangtse

2005 December 28: His Royal Highness the Trongsa Penlop conducted the second consultation meeting on the draft constitution in Tashiyangtse. More than 3000 people from eight Gewogs attended the meeting at chorten kora.

His Royal Highness informed people of the unprecedented peace, stability and prosperity enjoyed by the people in the past 33 years. His Royal Highness said a strong foundation has been laid by His Majesty the King and it is for the Bhutanese to determine the future.

His Royal Highness said it is of paramount importance for the people understand the constitution and participate in the discussions. His Royal Highness said that this will result in a strong constitution best suited for the nation and the people.

Discussion began with people seeking clarification on article one, on the rights over natural resources. The Chief Justice said that that forest and water are precious resources of the country. He emphasized said that it is the responsibility of every Bhutanese to preserve the country’s resources.

People submitted that the article which requires the King to step down at the age of 65 be removed or extend the age limit. His Royal Highness said the provision has been commanded by His Majesty the King keeping in mind the long-term interest of the country. His Royal Highness said it is more important for people to reflect on His Majesty the King stepping down in 2008.

His Royal Highness also explained the implications of articles on parliament and political parties. His Royal Highness added that these are fundamental to the success of the constitution and the democracy. His Royal Highness emphasized that it is important for Bhutanese to elect capable people who will serve for the best interest of the country.

On article 9 people submitted that it would be beneficial if basic primary education could be increased to class twelve. His Royal Highness said that the Government has always accorded high priority to education. His Royal Highness said that as long as the country is successful, it would continue to provide free education.

Concluding the meeting His Royal Highness said that Bhutan had enjoyed decades of peace and prosperity under the leadership and guidance of the His Majesty the King. Following the meeting His Royal Highness served a tokha for the people.

----------------------------------------------------

(4)「国王退位宣言」を始めとするブータンの新聞「クェンセル」の日本語訳が下記に随時掲載されていますので、ご利用ください。 http://www.japan-bhutan.org/kuensel.html

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(1/1):年賀号

新年のご挨拶を申し上げます。 http://bhutan.fan-site.net/16.htm 今年の初詣は伊勢神宮でした。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

『ブータン館 BHUTAN-KHANG』 トップページへ