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2017年5月24日(水)〜6月4日(日) 第23回 ブータン写真旅日記

23回トップ    1(ダミツェ、世界最大のグル像、コマ村)    2(コマ村、ドゥンカル)  

3(タシガン、メラ)    4(メラ)    5(ペマガッツェル、メラ・バザー

作業中

 

5月28日

朝、ふと見ると、寺の手摺にイラクサの土台に片面縫い取りで模様が施されている布が、いとも無造作に架けてあるではないか! 

     ガイドのプブさんを呼んで事情を聞こうとすると・・・・

     尼僧が「巡礼に行くために自分で作った『BETING ベティン』だが、もう体力が無いので ベティンを売って、それでバターランプを献じたい」との事

     のろ亀は初見の道具にかなり興奮して尼僧のお名前を伺うのを失念

     布団、着替え、食料等々を入れてくるくる巻取り、紐で背負って巡礼に行き、道中ではこの上に布団を敷いて寝むとか

       5000 Nu.でバターランプいくつになるのか判りませんが、大切にします!

 

丘の上にグルが6ヶ月修行した建物が見える        望遠で引っ張ると・・・                  足許にはハムラ王の馬の綱掛け(15世紀)

            

 

7:30 コマ村出発

   ほんの数年前まで2時間強かけて歩いた道も僅か15分で橋を渡って本道に出る

7:50 ルンツェ・ゾンが見える                  猿の群れ 残念ながら、コンパクトデジカメでは上手く捕まらない!

       

 

8:50 後ろ姿はドライバー・ケサンさん 熟練の腕の凄さは随所で発揮される     棚田を眺めながら皆で青空トイレ休憩

   

10:00 今回の旅最大の目的地ドゥンカルの初代国王生誕地とナクツァン(4階建て)が見える   雲のたなびくあたりはチベット

    

10:25 

       

           昨年のブムタンでも見かけたこの祈りの旗のあげ方は近年チベットから入ってきた方法とか

  木の棒と人手が少なくて済むと言う合理的な理由で広まっているそうな

 

小学校  日曜日なのに生徒達が大勢いて屋外で自習している!   

   

      

 

ドゥンカル・チョジェの末裔ソナム・トプゲイさんのお宅へ  ご本人がK3にそっくりでビックリ

       

 

   庭先から眼を転じると・・・・・中腹に見える建物の少し先、雲のあたりはチベットとの国境

    

 

第5代国王陛下戴冠式に招かれ親族としての処遇を受けた事を、慎ましく控えめに、しかし誇らしく(後列向かって左から3人目)

    

                    K5ドゥンカル訪問時記念写真(後列向かって左から2人目)

 

   WWF の LEDライトに替えましょう!カレンダー   国勢調査員来訪 

 

 立派!

         

 仏壇の両脇の細密に描かれた扉と、8つの形式全てのチョルテンが納まった棚           壁に架かっている仮面は時代が行き過ぎて何の動物か不明

 

天井には数多くのゥンガ(太鼓)が下がり        壁にはアツァラ面 ちょっと陰鬱

     

 

                                        もう一度記念撮影をお願いしたら快く応じて下さって・・・・

    

「埋蔵宝典」の納められたキャビネットには醤油皿ほどもあるインド製の鍵がかけられていた

キャビネット内部は撮影禁止、でもライト使用も許可して戴いて、じっくり拝見させて戴きました 

感謝

 

 現在の家は80年ほど前、父上の代に新築されたモノで、初代国王が生まれた旧宅は庭先に石塀の跡を残すのみ

家側から石塀の跡を(プブさんとケサンさんが指差している)               庭側から石塀の跡を

    

 

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ちょっと寄り道

初代国王生誕地とチョジェ

(高橋洋さんの p.212〜213、p.57 参照)

チョジェ

中央ブータンから東ブータン各地に、今も名家として存在する、

ペマ・リンパ(1450年〜1521年、ニンマ派、埋蔵宝典の発見者)の子孫たち

その館であるナクツァンは小規模ながら、まるでゾンのような建物

 

略年譜

1853年 初代国王の父 ジグメ・ナムゲル が29歳でトンサ・ペンロップになる

1870年 ジグメ・ナムゲル が「デシ(摂政)」を経て権力者となる

 ウゲン・ワンチュックは15歳でドゥンカルを出て父の許へ

1881年 ウゲン・ワンチュックは20歳で父の後継者(トンサ・ペンロップ)となる

1885年 チャンリミタンの戦いで勝利をおさめ

1904年 ウゲン・ワンチュックはチベット入りするイギリスの遠征隊(ヤング・ハズバンド)に協力

1907年 イギリスの後押しもあってウゲン・ワンチュックが初代国王となる

 

ドマ容器 チャカ

1800年代のモノであるこの チャカ は、第49代デシ Jigme Namgel から、初代国王 Ugyen Wangchuk が相続し、

その後、その次男 Dasho Naku が相続した

Dasho Naku が仏教を学ぶためにチベットへ行った時に供をした 前所有者の父親に下賜された

のを、事情があって、「絶対に転売しないのが判っている(と前所有者に認定された)」のろ亀が譲り受ける事となった

 

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ドゥンカル・チョジェのナクツアンへ向かう  

途中で、昨今、外国人をおもんばかって消えつつある「壁に立派なポー」を堂々と描いた「正しいブータン家屋」発見

                                                      更に進むと崖の下に趣きあるチョルテンが

   

    背後に見えるのが今見学させて戴いたソナム・トプゲィさんの家

 

12:00 ドゥンカル・ナクツァン見学 ルンツェの名家ドゥンカル・チョジェの館

      ラカンと一体になっている 

      K5時代になってルンツェ宗教界の範疇に入った為に、現在大幅な改修が行われている

      

 

     経典がぎっしり                ラム・ネテン(県で最高位の僧)の居室にするための工事中    ちょっと腰ひねりに見えるトイレ

     

 

窓からは先ほどの小学校が見える                                 向かって右端には戦いの神ゲサル王の像 壁には火縄銃

      

 

   ナクツァンの中のペマ・リンパ・イ・ラカン

   

三体の内、向かって左はK5が王子(ブータン人はK6と言う)の守護を願って安置     中央はK4が自ら安置       

     中央 

 

ナクツァン(写真中央の4階建て)をみながらのランチタイム

    

 

12・30 ランチ終了

      1990年代に、K4が「3日歩いて父祖の地を訪ねられた」というクェンセルの記事ではじめてドゥンカルの存在を知り(長く立ち入り禁止)今回やっと

      ブータン国内での心残りの地がひとつ消え、再訪したい地がひとつ増え・・・・

      山名さんに感謝!

      

2:10 ブータン恒例の悪路  おまけに季節は雨季の始まり  この後も雨と悪路がついてまわる  

     1983年から23回めにして一番の雨の日々を体験

     最終日にはこの雨が祟る!

   

 

3・30 ルンツェ・ゾン見える(ドゥンカルより40キロ)

4:50 丘の上にジェ・ケンポの寺

6:15 モンガルのワンチュク・ホテル帰着     

 

 

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