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第18回ブータン旅行
ドル爺、IT婆、のろ亀の「ナブジ・コルプ・トレッキング」
「ヤクランド通信」で、ドル爺はこのトリオを「これで鶴が揃えば高砂じゃ」と表現・・・・座ぶとん5枚!(笑)
2008年12月23日ー2009年1月4日
旅程
地図
2008年12月23日 : 成田 ----
バンコク グランド・イン・カム泊(バンコク)
24日 : バンコク
---- パロ ---- ティンプー ホテル・ドゥルック泊(ティンプー)
25日 :
ティンプー ホテル・ドゥルック泊(ティンプー)
26日 :
ティンプー ---- トンサ プンジ・ゲストハウス泊(トンサ)
27日 : トンサ
---- ニムション テント泊
28日 :
ニムション ---- ナブジ テント泊
29日 : ナブジ
テント泊
30日 : ナブジ
---- クブダラ テント泊
31日 : クブダラ
---- シャンビ テント泊
1日 : シャンビ
----トンサ プンジ・ゲストハウス泊(トンサ)
2日 : トンサ
---- パロ オラタン・ホテル泊(パロ)
3日 : パロ ----
バンコク 機中泊
4日 :
成田
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2008年12月23日(火) 成田 == バンコク
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12月24日(水)バンコク == パロ ==
ティンプー
パロ空港に立つ、初代から現国王(五代め)までの写真
午後タシチョ・ゾン見学・・・・ここ数年タシチョ・ゾンを見ることなく他へ出かけたために久々・・・・
しかし、戴冠式のために綺麗になった他はあまり変化なし
タシチョ・ゾン前の屋根付き橋
中庭
こんなところで「Bニュース」受信者に出会うとは、びっくり(笑)
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12月25日(木)ティンプー
野暮用片づけ日。
メンバーと離れ、展示の半分弱を任された千葉県立中央博物館「ブータン展」に必要な展示品入手のために買い出し。
「現代ブータンの民家再現」
伝統的な品々は今までの収集品で充分展示可能ですが、現在の、となると様々な必要品があります。
タシタゲ模様のポット、バングラデシュ製のプラスチック食器類、ティッシュペーパー、インド製のポテトチップス、ブータン製のミネラルウオーター、帚、弓、ザウ、
シップ、ゲザシップ、山椒、ヤクチーズ、牛チーズ、etc.
etc.
携帯電話も欲しかったが不要品を入手できず・・・・・買い出しを手伝ってくれたガイド君によれば「とてもミステリアスな買い物」
その後、知人宅での昼食会に合流し、気がつけばキラを2枚購入(笑)
再度メンバーと離れ、現在のブータンで唯一の西洋音楽(?)を教えている「キル音楽学校」を訪問。
キル音楽学校のはいっている建物
キル音楽学校看板
演奏会の様子
この個人行動に関しては、旅行会社ガングリのケサン社長のご好意で、甥御さんをガイドとして、さらに自分の車とドラーバーをつけて下さって・・・・・
とってもとってもカデンチェ・ラであります。
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12月26日(金)
ティンプー == トンサ
ガイド、ドライバー、コック、ヘルパーの4人が同行し、ローカルガイド、荷物運搬用の馬と馬子、などは現地で合流
向かって左から、実にデリケートな心遣いをする助手君、口数少なく地味な印象だがとっても美味しい料理を作るコックさん、
ガイド、プロの自信が強烈で腕の確かなドライバーさん
山を見ながら、さァー トレッキングに出発
道ばたの林檎とチーズ売り
関所(越境の許可書を提示する) 本来は国が管理している木材の不法な移動を取り締まるためにある
9:30 ドチュ・ラで休憩
ドチュ・ラ(ドチュ峠)の王様用レストハウスの壁画があまりにイラスト風でびっくり
向かって左:ドチュ・ラ・レストハウスのインド製窓ガラスが歪んでいるために、鏡状態となり、向い側にそびえるブータンヒマラヤが映っている
向かって右:ドチュ・ラ・レストハウスの犬はしっかり「カメラ目線」でポーズを決めて、観光客が一息撮り終わるのを見定めると悠然と移動
10:55 ウォンディポダンのチェックポスト通過
ランチのために入ったレストランでTVゲームに夢中の少年発見
PM1:20 チュゾム・サで見事なポインセチアを見る
3:05 雪道 3500m程度を走行
3:55 ==
4:20 憧れのルクブジの橋 2600m・・・・いつまでも帰ってこないトリオに、「こんな橋の何が面白いのか」と言わんばかりの表情でガイド呆れる
過去に何度か通って、見たいと思っていたが自動車道路から崖下まで下る必要があるためなかなか実現しなかった。
5:10 トンサ・ビューポイント 2295m
5:55 トンサの宿着 2435m
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12月27日(土) トンサ ==
トレッキングスタート地点リオタラへ ニムションまで半日のトレッキング
7:00 車で出発(トレッキング中の6日間に必要のないものはスーツケースに入れて宿に預ける)
7:10 シェムガンへの道 2280m
7:30 トンサ・ゾンを横に見て一路シェムガンへ
8:05 ダルシンと滝 標高が下がりはじめる 1930m程度を走行
8:15 クンガラプテン通過 1925m
クンガラプテン 王様の離宮のひとつ 経文図書館として整備されるという話を聞いて事があるが・・・・
8:34 くねくね道始まる
8:45 黒いバター(木のバター)
1685m
油絞り
飛鳥村の「酒船石」に似ているので、勝手に「酒船板」と命名
この時には購入できず、後日新しい物を造ってそれと交換に古い物を譲ってもらう手配を依頼
19回めのブータン行きで「50年くらい使った」というのを譲り受ける事に
8:50 1560m
9:00 1380m
9:07 再び高度があがりはじめる
9:30 LAUGTHEL(ランケル)村で黒いバター(木のバター、森のバター)の話を聞く 1350m
木の実を絞って油を採り、バターとして使う 標高の低い地域で食されている、
木のバター(白)
木のバター(黒) 木の実の最初の段階での処理方法の違いとか
10:20 1660m
10:30 1710m
10:50 1460m
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ブータン観光局の解説
1日目:トンサ―リオタラ―ニムション
歩行距離:リオタ―ニムション、約6.5km、3−4時間
トンサ・ゾン、タ・ゾンの見学後、バスでシェムガン方向に向かいリオトラへ(1060m)。
トレッキングスタート、急な下り坂から始まり693mのマンディ川縁へ下る。
川から1時間半ほどでマトリン(804m)で休憩、
30分ほどニムションの入口である仏塔に着く。そこまでは川からの急な上り坂の路である。
ニムション村は58世帯465人ほどの小さな村で、夜には村人の歌と踊りで歓迎される。
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11:00 リオタラ着 1290m
11:07 トレッキング開始
ブータンでのトレッキングの荷運びは馬の専売だと思っていたら、ここでは人力であることを知りびっくり。
ガイド、コック、ヘルパーの他に、馬2頭に馬子2人、荷物はこび10数人、で出発
トレッキング荷物運びをして下さる皆さん
荷物の仕分け中
プレートのエコなんとかが、トレッキングを終わってからも「どこが?」と判らなかった
まずはこんな道から6日間のトレッキングが始まります
11:37 1100m
11:58 ランチ 920m
暖かい昼食(スタッフが保温機能付きランチボックスを運んでくれているおかげです)
12:30 出発
12:55 1100m
なかなか風情のある橋ですな・・・・
PM1:25 1120m
1:30 休み
1:40 1210m シェムガンの街遠望
2:00 1300m
我々よりずっと後から出発したはずの荷運び女の子達が我々を待ちくたびれて
2:25 1400m
2:45
村の入り口のチョルテン 1500m
3:00 キャンプ地着 1580m
こんにちわ!
今夜の我が家:二つ列んでいるのが「IT婆さん」と「のろ亀館長」、離れているのが「ドル爺さん」のテント
村内散歩、と言われて軽くクロックスで出かけたら、これがなんとれっきとしたトレッキング!
しかし、クロックスの性能にはびっくり。
デザイン的に好まないが軽いトレッキングもこなせる性能には感服。キャンプの必需品。
村の小学校
何かの集会
この村は石造りの家に竹製のベランダが取り付けられている構造の家が多い
5:15 村内散歩終了
6:30 夕食
これは最初のひと皿で続きあり デザート付きのお茶も勿論 念のため
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12月28日(日) ニムション から ナブジ
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ブータン観光局の解説
2日目:ニムション―ナブジ
歩行距離:13km 4−6時間 1319m=>1300m
早朝、村の案内人が村の寺院へ案内してくれます。
広葉樹林の間を歩き、数多くの野鳥や動物を見ることができるでしょう。
ゴールデンラングールやサイチョウを見かけるチャンスもあります。
ナムジの標高はニムションとほぼ同じですが、深い森を抜ける道中、多くのアップダウンがあります。
ナムジは55戸、400人ほどの村です。
棚田の上に村があり、゛誓い“を意味するナブジ村にはブムタンとアッサムの王の誓いの石柱があります。
また村にはペマ・リンパの転生者の一人である鍛冶屋の石跡を見ることができます。
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8:40 出発
9:10 チョルテン
9:15 川 1350m
我々の荷物運びのお馬さん、御苦労様です
9:30 1400m
9:40 1420m
9:55 1480m
10:05 1500m
10:30 1480m
10:45 1450m
10:53 1420m
11:15 1400m
11:25 滝 1380m
11:50 紫の葉 1400m
11:52 バターの木 1380m
12:07 スタッフが野生のキンマの葉を見つけてさっそく採取 1320m
ブータン人が有用植物を発見する目敏さは抜群
12:18 村境の橋 1300m
スタッフの背負篭の中は我々のランチ
12:37 1320m
12:56 ランチ 1400m 野生レモン発見
ランチ
皮が分厚い野生のレモン
PM1:20 出発
必要最小限の機能を持った橋
1:40 ゴールデンラングール発見
1400m
2:00 石のベンチ 1300m
2:15 橋 1320m
なかなか芸術的な橋ですなぁ
2:25 赤いプレート 1380m
2:50 1480m
2:55 着 1510m
キャンプ地着
夕食

ちゃんと貰えることが判っているので行儀よく残飯整理を見つめる犬達 犬の後片付け(笑) それ行け、ご馳走だ!
我々は「茄子カレー」が好きなのでスタッフが作ってくれるのだが・・・・スタッフはなぜか食べない????
この時気づいた!
何でも綺麗に平らげる犬達も「茄子カレー」を食べない!
犬も食わぬ茄子カレーを、旨い旨い! と言っていた我々は(笑)
夕食後にスタッフの本領発揮
ブータンでのトレッキングスタッフ選定では、トレッキングに必要な技術や人柄は勿論重要であるが、忘れてならないのは歌舞音曲の才能(笑)
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12月29日(月) ナブジ 〜 コルプ 〜
ナブジと日帰り
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ブータン観光局の解説
3日目:ナブジ−コルプ−ナブジ
歩行距離:9.5−13km、4−5h
ナブジ1300m コルフランチスポット1636m
コルフ村へ日帰りハイキング。
コルプ村は1500mの山上にあり、76戸600人の村で、眺めがとてもよい。
コルプの密集した家の並びは息を呑むほど美しい。
コルプお寺院にはペマ・リンパの聖遺物が残されている。
地元のランチを食べて、午後、ナブジに戻ります。
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9:30 出発
9:35〜10:20 ナブジ・ラカンで「誓いの石柱」を見る
ナブジ・ラカン(ナブジ寺)
トルマ作り
「誓いの石柱」
写真不可、でも触るのはかまわないとのことで身体尺で簡便計測
(図と字が下手なのは目をつぶって下さい)
10:35 シカの声を聞く、が、声はすれど姿は見えず、ほんに・・・・・の感じ(笑)
10:55 1400m
11:05
こぶ牛(と勝手に命名)を見る 1480m
11:08 橋 1480m
11:30 1450m
11:35 1490m
11:45 1520m
11:55 1580m
12:08 BHU(保健所のような施設)
1650m
12:20 1690m
12:25〜PM1:00 1690m
ランチ
1:05 チョルテン 1710m
1:15〜2:07 1790m
コルプ村
ウサギのもちつき?(笑)
村の入り口のチョルテン(仏塔)で談笑中の関西のおばちゃん風女性
村人が皆で村内の寺の中庭の敷石修復をしていた
本堂軒さきにかかっているこれは?
子犬達はなぜか団子状に
とにかく犬の多い村
2:35 1540m
2:43 1490m
3:07 1450m
3:12 1480m
このころから雨模様になり干して来た洗濯物が心配に
ナムチュワンデンの刻まれた石
3:40 ナブジ・ラカンへ戻ってきた
3:50 キャンプ帰着
洗濯物が取り込んであった・・・・やっぱりガングリのスタッフは優秀、感謝!
その後、順次ドツォを楽しむ 男性は屋外で女性用にはちゃんと室内ドツォ しかも蓬湯
ドツォ(石焼風呂)こちらは男性用
夕食
夕食になりそうな重量級デザート
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12月30日(火)ナブジ 〜 クブダ(百済大好き人間ののろ亀の耳には、何度聞いても「百済」に聞こえる・・笑)
ローカルスタッフの賃金計算書を見てしまった チップはここから換算すると適正な、納得できる額になる
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ブータン観光局の解説
4日目:ナブジ―コルプ―クブダ(1636m)
歩行距離:11−14km、約5−7時間
聖なる木のところからナブジ村を離れ、美し小道をたどり、深い森に入っていく。つたのからまる大木と蘭、小さな竹。
5−6時間のハイキングの後、ベンチを用意しますので、滝を眺めながらシェルユンという場所でランチをお楽しみ下さい。(1565m)。
数時間歩くと、クブダに住むモンパ族と出会うでしょう。
クブダは森の中にあり、ナブジからは約6時間。道中、グル・リンポチェのたどった道を見つけるでしょう。
虎やレオパードには会うことはあまりありませんが、糞などを見かけます。
クブダは3戸しか家がありませんが、数少ないモンパ族はあなたを歓迎します。
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8:20 出発
8:30 ナブジ・ラカン通過
8:35 竹屋根の村、聖なる木(ネー) 1480m
8:50 1500m
8:55 橋 1500m
9:15 マニ車小屋
9:20 1560m
9:25 田とキャンプ地 1580m
9:55 1650m
10:15 1700m
10:40 1800m
11:10 1820m
11:25 サル 1830m
11:40 1800m
12:00 谷底の橋 1700m
12:05 1720m
12:10 1710m
12:14 滝 1700m
甘い密の出る花
12:30〜50 ランチ 1700m
PM1:20 巨大なサボテン(カクタス) 1780m
1:45 第2屏風岩と勝手に命名 1800m
2:17 サル 1800m
お目にかかるのは
「冬季1700キロ移動行 ドル爺とのろ亀とゴムチェンの旅」 以来か?
3:10 聖水 1890m
3:35 キャンプ地着 1840m
キャンプ地着 とても疲れた!
今夜の我が家は暗闇で歩くと危険な位置にある
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12月31日(水) クブダ 〜 ジャンビ
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ブータン観光局の解説
5日目:クブダ―ジャンビ
歩行距離:13−14.5km 約6時間
1636m=>1368m
道中またグル・リンポチェの残した跡(足跡や帽子などの跡)が見られます。
小さなトゥムズル村(1400m)の寺院に立ち寄り、そこからの素晴らしい眺めを楽しめます。
ここでランチ。ドゥムズルから歩き続け、道からは手付かずの森や雄大な風景が楽しめます。
ジャンビの蘭の森で歓迎のお茶が振舞われます。 ここでもモンパの竹細工などを見学できます。
マンディ川を見下ろすジャンビ村でキャンプ。
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8:50 出発
ようこそ!
9:10 1780m
9:15 1740m
9:30 ポーター、といってもお嬢ちゃん達、に追いつかれる 1700m
9:34 チョルテン 1680m
9:55 1640m
10:20 1620m
10:37 1580m
10:55 サル、馬 1520m
こんな道です
注意看板!
急勾配で、ツルツルの石の道(カメラはまっすぐです) 雨の後だったらとても登れません!!!!
11:25〜45 チョルテンで歓迎(?)プズル村 1560m
プズル村の人々が出迎えの宴を 電気のない村にも携帯電話が普及
充電は?
誰かが、電気のある所(自動車道路の場所)まで行く時に、皆から携帯を預かって行き、呑み屋、役所、銀行、etc.
コンセントを見たら差し込んで
帰り道に各家に置いてくる・・・・納得(笑)
12:00 1540m
12:15 1480m
12:20〜50 ランチ 1450m
PM1:25 川、橋 1200m
この橋はあまり人が通らないのか草だらけ
1:37 1220m
1:47 1280m
2:20 チョルテン 1380m
2:35 1430m
3:00 1560m
3:15 村 1580m
3:25 プレート 1600m
3:45 モンパ村のプレート キャンプ地着 1620m
モンパ(モンの人)の村である事を示す看板
夕食
デザート
モンパ
現在はゴーやキラを着て、ドゥルックパと同じ生活をしているが、本来の衣装や言語に異なる文化を持つ人々
身長が低いことも特徴のひとつとか
今回は諸般の事情により調査ができなかったが、のろ亀が持つブータンの4種類の衣装とは異なる事だけは分かったので、欲しい!!!(笑)
村
モンパの家の屋根は何で葺かれているのか?
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2009年1月1日(木) ジャンビ
〜トントンフェ
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ブータン観光局の解説
6日目: ジャンビ―トントンフェ―トンサ
歩行距離:7−9.5km、約3ー4時間
1368m=>1061m
950mまで急坂を下り、橋へ。
そこからトンサへ車で移動。
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8:35 プレート
8:55 1460m
9:10
のぼっているように勘違いする水路 1320m
9:30 1240m
9:45 1210m
10:00 橋 1150m
10:05 プレート、橋 1100m
10:25 1210m
6日間歩いて、自動車道路まであと少し、頑張って下さい「ドル爺」さん!
10:50 6日ぶりで自動車道路に
葉で作った手製のラッパを吹くモンの青年
葉がかなり大きく厚みがあるので美しい低音が出る
モンの村にもう一度こられるのはいつかなぁ・・・・? 荷運びをして下さった皆さんにカデンチェ・ラ
・・・トレッキング終了 以後車で移動・・・
11:00〜55 ランケル村でランチ
11:58 とてもローカルなお祭りを見る
写真向かって左上の山の頂上にあるラカンまで村びとがのぼるのが大変なので、祭りのほうが降りてきて村の広場で行われる、という説明であった
人々の後ろ、ブルーシートのテントが見える小高い狭い場所が祭りの場
膝を突き合わせるようにして祭りが行われている アツァラ(道化役)
12:50 往路に頼んでおいた黒バターの枝、葉、実を受け取る(100Nu)・・・・これは代金ではない、あくまでも御礼
PM1:10 クンガラプテン通過
2:00 トンサのGS
2:20〜3:20 トンサのメンカン(病院)へ
3:30 ホテル着
トンサの宿から見えるトンサ・ゾン
ホテルオーナー元トンサ・ゾンダ(県知事)によれば、「明日は雪になるので早朝に出発した方が良い」
我らがドライバー氏は自分の眼力のほうを信用していて、「7時出発で良い」
なかなか頑固(笑)
でも、彼の眼力は正しかった 雪にはなったが通過可能な降雪量
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1月2日(金)
7:00 出発 本日は約165km
9時間半のバス移動予定(昔のブムタン・モンガル間13時間に較べれば軽い軽い・・・・・笑)
日本の援助でかけられた橋
景観を損なわないような色の配慮がされている ウォンディフォダンの「しょもないデザイナー作品」に較べて、その心構えが良いなぁ・・・・
と思ったら、交通公社から出ている『コミュニティ・ベースド・ツーリズム研究』という本に正反対の意見が
どうやら、発言者は、日本が架けた橋が「鉄さび」色なのは、文化意識の低さなどではなく、ブータンの人々のメンテナンス意識や、
長い年月を経過した場合の景観などを考慮して、意識的に選んだ色である事をご存じないようです。
のろ亀には、「確かにウォンディの橋は木の欄干を持ったデザインだが、スイスのように早い時期からブータンへ入り込んでいる国ともあろうものが、
なんで、使う人々の意識や、後々のことをあまり考慮しない(と、素人には見える)あのような橋を架けたのか?」
と大いに疑問です。
さらに言えば、ウォンディの橋は架けたばかりの時期でも、周囲の景観から
浮・い・て・い・ま・すッ!!!!
7:50 トンサ・ビューポイント通過
大好きなトンサ・ゾンともしばしの別れ
8:45 チェンデブジ
9:00 雪の段々畑
雪だ!
11:43 ウォンディの新しい町
11:50 ランチ
この盛り付けはドル爺さんの皿です、念のため
PM2:35 ドチュ・ラでメラ・サクテンから来たブロックパの人々の聖地巡礼団に出会う
冬の厳しいメラ・サクテンの住人は避寒地のタシガンなどへでてくるが、その時を利用してブータン国内の聖地を巡るとか
皆さん快く写真のモデルになって下さって、感謝!!!!
バスが出るぞ!
衣装はかなり変化していて、残念ながら本来の姿の人を見かけなかった
3:18 シムトカ
3:21 ティンプーへ戻るコックさんとヘルパーさん、そしてテント、キッチン道具その他のトレッキング道具をおろす
我々はティンプーによらずパロへ直行するために、彼らとはここでお別れ・・・・お世話になりました! また宜しく!
タクシー待ち
3:30 ハイウエイの標識や立体交差にやや複雑な思い
パロへ向かう高速道路
標識が何となく不思議
4:40 膨張したパロの町をぶらぶら
久しぶりにオラタン・ホテルで夕食
湯たんぽ
トリオはツインをひと部屋ずつ使っていたので、各部屋片方のベッドに湯たんぽが入っていた
にも関わらず・・・・その事に気づかなかったドル爺さんは、寒いひと夜を・・・・・
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1月3日(土)
空港ビル内
ドゥルック・エアー
空港から見えるパロ・ゾンとタ・ゾン いつ見てもいい景色です
バンコクでは空港内時間を潰し深夜便で東京へ。
タイ航空は24時間荷物を引き受けてもらえるのでスーツケース、弓などを預ける。
その後、ドル爺、IT婆、のろ亀は思い思いの時間潰し開始・・・・
のろ亀が暇つぶしに持って来た仕事(発表会のプログラム編成)をテーブルに広げていると、通りがかった人が不思議そうに覗き込む。
だろうだろう!(笑)
その後は、読むのが面倒で後回しにしていた本を読む。
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1月4日(日)成田着
いつもは、文才豊かで、4000m弱のテントの中でも日記をつける筆まめな「ドル爺」さんの旅日記に、
写真と突込みを入れているだけの文才なき「のろ亀」が、今回は無謀にも自力で・・・・・(笑)
単なる時間経過と標高記録だけの旅日記におつきあい戴き有り難うございました。
しかし、一眼レフを卒業してしまったとたん、ろくな写真がない事に今さらながら。
カデンチェ・ラ!
追加
ご訪問くださった方から、「あまり聞いた事のないコースですが、皆さんが初めて歩いた日本人ですか?」というご質問がありました。
出発前にはそれらしき話を聞いていましたが、現地で確認したところ、我々が行った頃はブータンで一番新しいトレッキング・コースで
オープン間もなく、4代国王陛下の王妃様のおひとりのゲストとして、元世界銀行副総裁西水さんのグループが歩いていらっしゃいました。
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