『ブータン館 BHUTAN-KHANG』トップページへ      第17回ブータン旅行 

ふたつのツェチュを拝観し、トンサ古道を歩き、

青いケシを見て、そして連日ドツォを愉しんだ のろ亀の旅

 

2007年6月21日ー2007年6月30日

旅程

               

             2007年6月21日 : 成田 ---- バンコク                 グランド・イン・カム泊(バンコク)

                   22日 : バンコク ---- パロ ---- ティンプー         ホテル・ドゥルック泊(ティンプー)

                   23日 : ティンプー ---- ウォンディフォダン ---- トンサ   プンジ・ロッジ泊(トンサ)

                   24日 : トンサ ---- ニマルン・ツェチュ ---- ブムタン    レキ・ロッジ泊(ブムタン)

                   25日 : クジエ・ラカン・ツェチュ ---- ジャンベ・ラカン    レキ・ロッジ泊(ブムタン)

                   26日 : トンサ ---- トンサ古道 ---- プナカ         メリ・ペンズム・リゾート泊(プナカ) 

                   27日 : プナカ ---- ティンプー ---- パロ          サムデチョリン・ホテル泊(パロ)

                   28日 : チェレ・ラ                     サムデチョリン・ホテル泊(パロ) 

                   29日 : ジョモラリ遠望 ---- パロ空港 ---- バンコク     インドラ・リージェント泊(バンコク)

                   30日 : バンコク ---- 成田

 

 

 ニマルン・ツェチュ と クジェ・ラカン・ツェチュ  トンサ古道歩き  ブータンでであった植物

 

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6月21日(木)

バンコクの新空港は一昔前の博覧会パビリオンのようなデザインで、動線に対する配慮に欠け、無意味に広く、不便!(笑) 

グランド・イン・カム(バンコク)

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6月22日(金)

   

 ブータンにとっては三世代目の飛行機「エア・バス」初体験 

 

 

9:20 パロ空港着(ドゥルック・エアーが時間通り運行されるようになって、はや、何年?)

    キプチュさんにガイドして貰うのは5回目、かな?  お世話になります。キプチュさんの博学に期待しています。

    もうひとつの初体験・・・・何と旅行会社名入りのカダを貰う! やりますね、誰が考えたの(ワッハッハッハ) 

(註)カダ(儀礼に用いる両端に房のある細長い白布)

   

            (参考) 三世代目の空港 

新旧4機駐機、珍しい!(見づらいが、奥のほうに旧機2機 売却決定)           

        

             (参考)       

初代の飛行機(17人)と初代の空港ビル(といってもインド軍の通信塔)

 

             (参考)        

                 二世代目の飛行機(80人弱)と空港ビル(伝統的な板葺きに石の乗った屋根をもつ飛行機形の建物・・・風情があって好きでした、とても)

 
 

 

 パロ・ゾンや教員養成学校等を見ながら、帰りに宿泊予定のサムデ・チョリン・ホテルで早めの昼食。 

(註)ゾン(城 行政の場と宗教的な場が場内で住み分けている構造) 

 何年かぶりで見るサムデ・チョリンは色々変化(進化?)している。 これは「ツアコンあっちゃん」の指導とオーナーの努力の賜物? 

 

昼食後、ティンプーへ向かう

 

12:40 ブータンに鉄をもたらしたタントン・ギャルボ(ドゥプトプ)のタチョ・ゴンパ通過 

タントン・ギャルボは、通称「ジルカ尼僧院」と呼ばれるティンプー市街の僧院の長として転生している。 

                   (参考)ジルカ尼僧院 

                              尼僧院の長が男性、というのがちょっと理解し難いが・・・・・

       

     (参考1)(2)   (3) 

:タントン・ギャルボ像     

:タントン・ギャルボは、必ず、手に鎖を持った姿で表現される

:タントン・ギャルボが架けたといわれる8つの鉄橋で最後に残っている橋  

                       タシガンからタシヤンチーへ向かう途中のドクスン村にて1991年12月3日撮影  現在は橋の建物が危険な状態にあるという

 

     

  現在、2008年の慶事目白押し(成文憲法発布、総選挙、第五代国王陛下戴冠式とご結婚)に向かって

   道路大改修工事につき、通行時間制限あり。 結果として大渋滞。  通常1時間半ほどの行程に時には4時間も・・・・

 

2:45  ティンプー着  

サブジ・バザールで早速、どう見ても実用にはならない素焼きの貯金壺購入

さらに、乾燥トウガラシ、粉末トウガラシ各3袋ずつ購入。 粉末トウガラシは某女子短大の食堂のオバサンが「キムチ用に」とのこと。

学食でブータントウガラシ・キムチがメニューに(笑) 

 

紙漉工房「ジュンシ」見学 久しぶり

 

弓の試合見学   試合をしているメンバーの中にジグミ・ドゥクパさん発見・・・政党まで作っての立候補だそうですね、選挙頑張ってください!

 

    ホテル着後、2人のK夫人来訪。頼まれモノやお土産を進呈し、帰国時までに集めておいて欲しいモノを依頼。  

    別の知人R夫人(と言ってもメル友で初対面)とご一家(夫君のK氏、お嬢さんのTちゃん)来訪、頼まれモノを渡す。

 

6:30 ホテル内で夕食

    アマン・コラ等の高級ホテル出現により、かつて「ブータンの帝国ホテル」と呼んでいた「ホテル・ドゥルック」が普通のホテルに見えるようになり、

    川向こうの丘に眩しく輝いていた「リバービュー」がかすんでいる。

    犬の声がうるさいのはティンプーでは当たり前だが、午前3時頃まで若者の騒ぎ声がするとは予想外。

    20年以上前のモティタン・ホテルの静寂が懐かしくなる。

 

ホテル・ドゥルック泊(ティンプー) 

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6月23日(土)

 時計広場もちょっと様変わり(ドゥルック・ホテル側から見る)

 

6:00 出発  この12人組の凄さは、連日の早朝出発にもかかわらず遅刻者なし

6:15 シムトカ・ゾン通過

  ご多分にもれず工事中

 

 

7:00 ドチュ・ラ    (註)ラ(峠)

      
                                     向かって右:ドゥルック・ワンゲル・チョルテン      (註)チョルテン(仏塔)
             2003年のゲリラ掃討作戦に勝利をおさめたことを土地神様に感謝して、アジ・ドルジ・ウォンモ・ウォンチュック王妃が建立    
 

8:00 レスト・ハウスで朝食を摂っていると、何と! ゲンボ師に出逢う。 タイの高僧方をツェチュに案内するためと。 行き先は同じ。

     師の衣の衿には、本来の衿の上に赤い布がつけられているが、これは王立諮問委員会の委員でもあった師の地位の高さを表して

     いるそうで、俗人のダショーに相当する。  ニマルン・ツェチュのページに写真を掲載してあるロポン・ペマラも同様。  

               (参考)タンゴ僧院 

 その節は、タンゴまで、わざわざご自身でご案内戴き有難うございました。        タンゴは潤沢なようで、建物が立派で、装飾も見事!

 

9:50 ウォンディ・フォダン・ゾン 

 現在(数年前から)は木製の擬宝珠ののった(いささか腑に落ちないデザインの)欧米の援助による橋が架かっているが、その前は長らく金属の橋だった.

 川幅が他のゾンに較べて広いので、以前から気になっていた橋の構造が帰国後判明。

「全体の3分の2(道側)が洪水で流されることを想定して屋根なしの跳ね橋、3分の1(ゾン側)が屋根つきであった、ということをプナカ・ゾンの棟梁

 から聞いた」という情報を得、昔のブータンを描いた画集と切手で確認。

            

  (参考)昔の姿は切手に 

 

 

11:50 ノブディン村(イラクサ織物と竹製品で有名な村)  勿論イラクサ布購入 

 

1:20 ペレ・ラ                       

        黄色染料のひとつ「メギ」を見る

 

2:00 ルクブジ通過・・・・・・老朽化した屋根つき橋があるので見たかったが、車の中から木々越しではちょっと無理 残念

        (参考)(写真・解説提供:保科徹雄氏)  

 

2:15 ニカチュの橋通過  いつの日かこのちょっと上流にあるセフ村へ行きたい!     (註)チュ(川、水)

                  (参考)橋に書かれた文字でよく判る 

                 

2:35 チェンデブジ・チョルテン  以前より周囲が賑やかに?・・・昔の悪霊話にはちょっと賑やかすぎる造作?   

   (註)チェンデブジ(村の名前)  チョルテン(仏塔)

     昔、峠に悪霊が住みつき旅人を苦しめたため、街道でも難所とされていたが、インドの高僧がその悪霊を退治てくれたことを記念するチョルテン

     (参考) 昔の姿のほうが悪霊伝説に相応しい 

左:ブータンに多い四角いチョルテン  中:ネパール式の目玉のチョルテン    右:壁式のチョルテン

 

    この後、ひとしきり「宿り木」で盛り上がり、すっかり夢中になる(ポプラの木にローカルな茶の代用植物が大きな固まりになってくっついている)

 

2:40 レスト・ハウス

 

 

 サンショウクイ   

 メンバーのおひとりK夫人と、キプチュさんは鳥に詳しく、思いがけずバードウォッチングを経験することとなる。  毎早朝双眼鏡片手に、という方々も。

 

4:20 トンサ・ゾン遠望

    トンサ・ゾンというとこの方向の写真が多いですが・・・・・・
     (参考1) (参考2)

                         :シェムガンへ向かう道路からみた姿もなかなか結構です(2002年12月22日)    

                2:トンサ・ゾンダ(県知事)官舎からみたゾン(1997年4月29日)

 

4:30 

 この看板を見て、2002年に「トンサ古道を歩きたい」と希望したときに「橋がないので歩けない」と断られた道が、

  橋の復元で通れるようになっていたことを知る。 しかもオープンしたのは6月始め、ということ、は、2週間ほどしか経っていない。 

  「何としても歩きたい!!!!」・・・・この時、他の11人のことはすっかり頭から飛んでいました。 すみませんでした(ペコッ)

 

4:57 橋通過

 

5:10 プンジ・ロッジ着     オーナーは元トンサ・ゾンダ。

    ゾンダ時代にトンサで2度、ティンプーで1度お目にかかっています。 夫人はブムタンのレキさんの妹さん。 ご子息のひとりは只今日本の大学院に。

          

 

今夜はドツォ(石焼き風呂)だ!(⌒_⌒)  石焼き、ごくろうさまです。

プンジ・ロッジ泊(トンサ) 

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6月24日(日)

7:00 出発

7:45 ケイシー・シャクナゲ発見                            (参考) Rhododendron Keysii(ヒマラヤ固有のシャクナゲ)

                                                 1984年ペレ・ラにて撮影 

8:08 ヨトン・ラ

 

8:23 黄色染料の花

 

9:00 チュミ村

 

 

今や車で行けるようになった ニマルン・ツェチュ 拝観

    

「ニマルン・トゥルク」と「ロポン・ペマラ」にご挨拶し「カダ」を戴く。

「ロポン・ペマラにお目にかかれる・・・これでこの旅行が終わっても文句なし!」 というのろ亀の舞い上がり方は、

メンバー10人の方々にはご理解戴けなかったようで

 

(註)トゥルク(リンポチェ 化身)  ロポン(師)

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 念のためのおことわり

のろ亀のような一観光客が ロポン・ペマラ や トゥルク にお目にかかる、ということは、当たり前の状況ではまずあり得ない、と言ってもよいことで、

すべて「ツアコンあっちゃん」の力によるものです。

ニマルンの皆さんの東京の国立劇場と沖縄公演のコーデュネーター役が「あっちゃん」であり、

その役目を超えたお世話ぶりが、ニマルンの皆さんの心に残ったことから、このような幸運に恵まれたのです。

「あっちゃん」 カデンチェ・ラ! 

                 

     (参考)左:国立劇場公演の一行(写真提供:高橋洋氏)    中央:ロポン・ペマラ(写真提供:高橋洋氏)     右:ニマルン・トゥルク(ディンジュン・リンポチェ)

     

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帰国後、トゥルクから戴いた カダ、クジェ・ラカンで戴いたお守り紐、ドルジをセットにして、

グルの誕生日と同じ日に生まれた知人のご子息「タケノリ君」に進呈。

若者の未来に幸あれ!

  

(註)ラカン(寺)  僧院はゴンパ  

 

  

ツェチュの会場でJさん、その他知り合い少々に出会い、さらに「my mixi のゆきざねさん」と初対面

 

1:45 出発

 

2:05 ヤタの店 ヤク布1枚、ヤタセーター1着購入      (註)ヤタ(本来の意味は、ヤクの毛で織った布。 現在は羊毛製も含んでいる)

                   

左:高機でヤタに片面縫取で模様を入れている  中央:色止め剤コマン(ボケの木)   右:トウダイグサと特殊な泥を使って黒染料を摂る方法を見せて貰う

                     
 

3:30 キキ・ラ

 

4:00 レキさんち着 

     

泊まり馴れた旧館(右端)に泊まったが、うっかり、新しいほう(3枚目奥)の室内写真を忘れた!

 

娘のリンジンさんが、あっちゃんからのメールで私が来ることを知らされていたのに母親のレキさんに伝えるのを忘れたため、

レキさんは「鳩が豆鉄砲」・・・・2002年12月末に避寒に来ていたプンツォリンで会って以来。「レキさん、リンジンさん、お久しぶり!」

お父さん(レキさん夫君・元ブムタン、ペマガツェル副県知事)は仏間にお籠もりとかで・・・・・

 

わーーーい 今夜もドツォだっ!(⌒_⌒)        (参考) 穴を掘って枠をはめるタイプ  

レキさんが初めて宿泊客用にドツォを設置した頃に較べて進化(笑)

 

ドツォは穴を掘って木枠をはめる方法と、このように移動可能な湯船とがある。

某漫画家が、青年海外協力隊機関誌『クロスロード』に、「水たまりで・・・」としていたので、写真資料とブータン在住者のコメント、という充分な材料を

揃えて訂正要求したにも係わらず、「漫画ですから・・」と無視された・・・・漫画だから、という問題ではないように思うのですが・・・・

 

レキ・ロッジ泊(ブムタン)

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6月25日(月)

6:45 出発(予定15分前に出発できるというメンバーの素晴らしさ!)

7:15 クジェ・ラカン着

      カムニを整えて・・・・

       (註)カムニ(地位、身分を表す儀礼用の大判スカーフ状の布)

 

 

7:35 麹、白木のミニミニ・アツァラ面、古いドルジ 発見 勿論購入        (註)アツァラ(道化) ドルジ(独鈷)

麹   ポー(PHO)というそうだが?  麹を使っての酒造法を聞く      

                          大きな素敵なマスク発見、欲しい! しかし、どう考えてもパロ空港でストップ物なのでパス

     (註)仏教関係の物品(特に時代を経たモノ)の国外持ち出しには厳しい制限あり

 

7:50 クジェ・ラカン・ツェチュ ・・・・ ゲンボ師発見するも、タイの高僧方のご案内中なのでご挨拶せず

 

10:30 レキさんちへ戻り 織りを見せて貰う 相変わらず斬新でしかも品のよいデザインに感心する

      レキさんと最愛の孫 & ご近所

 

12:20 昼食

 

1:15 午後の部出発

 

1:25 ジャンペ・ラカン

      

                        見事な壁画   年賀状に最適(⌒_⌒)

 

2:15 レキさんちへ戻り

   この後のブムタン散策、スイスファーム見学、ドライバーのサンゲさん宅訪問、etc. をパスし、 

ラヤのテントの中でさえも実行した、恒例の時間を持つ(⌒_⌒)

まず、ヨーヨーマの J.S.バッハ『無伴奏チェロ組曲』をやや押さえ気味の音量で流し、

湯を沸かして、ゆっくりレギュラーコーヒーを入れる(今日は虎屋の竹包みを開ける気分ではないので羊羹はパス。虎屋はK夫人に置いていこう!)。

香りが漂ってくると、チビチビと味わいながら、成田出発以降書き流しになっているメモ類の整理をする。

ヨーヨーマの後は、長谷川陽子さんの10代後半に録音されたチェロ曲を・・・・・極楽、極楽

 

リンジンさんが気にかけて、何度も「お茶要りませんか?」と聞きに来てくれるが、

「御親切を無にしてゴメンね、 基本的には雑食人間なんでこだわりはないんですが、この恒例行事だけはレギュラーコーヒーなの」

 

 

皆さんご帰還

 

夕食前に、長年の疑問であったブータンのぜんざい「デム」、そばがきと記されている「ディンゴ」の本当の姿と作り方を見せて貰う。

判ったことは、過去2回、たまたま出会った法事の方々からご馳走になった「デム」は代用品であった。

「デム」と「ディンゴ」、その他ブータンの料理に関しては こちら に詳細が記されているので参照されたい。

 

 

夕食は織りと料理の名人レキさんの「辛くないのにとても美味しいブータン料理」

 

しかし、レキさんのお母さんの織った、という見事なキシュタラ(白地のキラ)を他の方に購入されてしまったのは残念! 

 欲しかった ------- 

 

今夜もドツォ!(⌒_⌒)

レキ・ロッジ泊(ブムタン)

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6月26日(火)

5:30 出発

7:15 ヨトン・ラ

7:20 ブラック・マウンテン遠望   雨季にしてはなかなかの眺め

 

8:40 トンサ・ゾン      数年前に行われた5代国王陛下の、立太子(トンサ・ペンロップ就任)に際しての増改築で随分綺麗に・・・

(註)ペンロップ(現在では実権のない地位)

          

のろ亀理想の来世である「トンサ・ゾンの前に寝ている犬」              入口には屋根つき橋ができていた

 

 

        ドアの前にブータン風のカーテン
 
                   中央:1984年以来、何度見てもこの角度が一番好き!
 
 
  
 
 
         

曼陀羅も描き変えられて・・・・・

 

 
 

9:05 憧れの トンサ古道歩き 出発   歩かない方2名とドライバー氏を残し、他のメンバー・キプチュさん・ツアコンあっちゃん出発

 

11:05 自動車道路にでる 

 

11:30 出発

     
あっちでもこっちでも工事中                          ついにブータンにも無粋なガードレールが・・・・

 

12:30 昼食

 

2:25 ペレ・ラ

 

4:50 ホテルから見たプナカのニュータウン      2004年ラヤ・トレッキングから戻ってきた時より更に町らしくなっていた

        移転が住民が望んでのことかは疑問?

 

5:10 ホテル着

    

 

メリ・ペンズム・リゾート泊(プナカ)  外観はちょっとリゾート? 中は普通にゲストハウス(笑)

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6月27日(水)

6:30 出発

7:00 プナカ・ゾン写真撮り(プナカ・ハイスクール前より)  

    プナカ・ゾン前の橋が取り壊されていた。ケザン・ダワ氏情報によればドイツの援助で屋根つき橋が復元されるとか。

      中州のルーは無事

 (註)ルー(蛇の形をした雨を司る神さま  お守りは女性の役目)

 

9:15 ドチュ・ラ

 

10:15 ティンプー入口通過

 

10:30 テキスタイル・ミュージアム  

    以前に較べて内容と展示方法が進化していたが、内容的にはもう少しレベルの高いモノを集めて欲しい!!!

   『愛・地球博』ブータンパビリオンと合宿所で数ヶ月一緒だったシンゲ館長とツェリンさんに再会

              インド資本の豪華ホテル

                相変わらずゴチャゴチャしているティンプーの町、と思う一方で「らしいな・・」とも    

 

11:05 伝統医療病院見学 伝統医療病院公式HP(日本語あり)  SVの土屋さんにご案内戴き、本を1冊購入し、シンポジウムの報告書をお預かりする

 (註)SV(日本の ODA でJICA から派遣される シニア・ボランティア)

   外国人が根を掘ったりしてはいけません。念のため。 

25日にレキさんに作ってもらった、高山に咲くはずの デム、が2400m のティンプーで栽培されていた!!!

 

 

12:05 エンポリウム、他で買い物    JさんにK夫人宅に「捨てさせて戴く荷物」を託す

 

1:00 JOCV・JICA 関係者お三方をお招きしての昼食   (註)JOCV(青年海外協力隊) JICA(独立行政法人国際協力機構)   

    パロへ出発(今回は時間がないので、JICA事務所長へのご挨拶は失礼させて戴きました)

 

 

ホテル着

           細やかに気を使い、よく働く3人

この構造の角部屋大好き!                         特に向かって左端の女性の、美声の上に音程がぶれないことに感心する 

                 中央:ブータンでは、水回りが上手くいかないときにはさっさと元栓を締めましょう(笑) 

                    また、洗面台の栓がないことが多いので、なるべく大きな吸盤持参がお薦め(古ゴルフボールより便利) 

                    排水が良くないことが多いので、濡れないため、滑らないために、ゴム草履も持参のこと

 

今夜もドツォ!(⌒_⌒)

サムデチョリン・ホテル泊(パロ)

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6月28日(木)

6:30 出発 

6:55 

8:00 トウダイグサを見る 

9:35 チェレ・ラ着

峠の頂上(3900m という標識のあるところ)から、ハ・ゾンカックに向かって左側の丘を 4000m 位まで上がって青いケシを見る(右側を登ると鉄塔と鳥葬場がある)

 (註)ゾンカック(地方行政単位 県に相当する 県知事をゾンダという)

 

 今まで、この標識の前で何度も高度を測ったが、3800m に達しない!

       
                     右端:タシタゲ・ポット  (註)タシタゲ(八吉祥文様)

 

  ホシガラス       タイトルは「生命力」                                   

                     葉陰になってしまった葉が数枚で纏まって、しかも丸くなって、上の葉を突き抜けて顔を出している

 
 

10:25 メコノプシス・グランディス発見

 

メコノプシス・シンプリキフォリア

 他のチェレ・ラの花々は ブータンでであった植物

 

 

11:10 下り

  チョコチョコひっかかっていて、なかなか帰れませんね・・・(笑)

 

1回の昼食のためだけに前夜からキッチンテント、トイレテント、食材、調理器具などを持ってスタッフはここに泊まったとのこと、カデンチェ・ラ!

                    (註)カデンチェ(有難う! ラがつくと丁寧に)                                 

        

   愉しいスタッフ                              右: 踊っていらっしゃる皆さん! 4000m弱であることをお忘れなく(笑) 

 

 

昼食

 

 ダショー・西岡のチョルテン   ブータンのチョルテンには比較的珍しい由来プレート 

 

3:45  奥のほうにパロ・ゾンが見える

  パロの町で「タシタゲ・ポット」を捜すも、卓上用ばかりで、いかにも大きすぎて断念

     道路には、ブータンでは当たり前の光景である「寝そべった犬」   

     しかし、いつの日にか、そう遠くない将来、ブータンの犬達も「道路は寝ていては危ないところ」と習得してしまうかもしれない・・・・

 

4:10 町発

        家族ですね(⌒_⌒)

この草、何でしたっけ? 名前を聞いたのに・・・・忘れました。憶えていらっしゃる方、ぜひお教え下さい。

 

 

この日のサムデチョリンには、我々のグループと「マイミクのゆきざねさん」のみであったので、夕食後にホテルと旅行スタッフを交えて全員で踊って歌う!

こういう場ではとんと芸無し猿と化すのろ亀であります(笑)

 神妙な面持ちなのは、国歌を歌っているため

 

ドツォ納め(⌒_⌒)

サムデチョリン・ホテル泊(パロ)

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6月29日(金)

6:30 出発

空港へ行く前にジョモラリ遠望  

雨季に山を見ようというのは土台無理な話であるが、頂上部には雲があり、諦めかけたらスッーと雲が流れ頂上が現れ、皆が写真をとり、見納めたところでまた雲が・・・・・・

 

出国前というあわただしい時でも、一刻でも無駄にせずに客を楽しませようというキプチュさんとあっちゃんの配慮で、「キチュ・ラカン」へ。

           タントン・ギャルポの鉄鎖

古いほうのお寺の内陣に日本人男女の写真あり。あっちゃんが「どなた?」と言っていたこの写真は、東郷文彦氏 と いせ夫人

キチュ・ラカン後ろの丘の上には3代国王の王妃アジ・ケサンが建立された東郷さんのチョルテンがある。  いつかお参りをと思いつつ・・・・

(註)アジ(女性王族に対する尊称)

 

 

空港着

 

10:00 パロ発

3:20 バンコク着(タイ時間)

 

インドラ・リージェント(バンコク)

建物は立派で、エレベーターに乗るのにも部屋のカードキーを入れる必要があるハイテク風だが、メンテナンスの悪い、ちょっとトンチンカンなホテル

 

 

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6月30日(土)

5:00 ホテル出発

7:30 バンコク発

3:40 成田着(日本時間)

 

面白かったッ(⌒_⌒)

 

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